劇場公開日 2018年11月24日

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斬、のレビュー・感想・評価

全93件中、41~60件目を表示

4.0とても良い映画

2018年12月25日
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鑑賞方法:映画館

とにかく、殺陣のシーンに尽きる。以上!(笑)

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stoneage

0.5なにこれ❗

2018年12月23日
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久々に恐るべき映画にであった😵 全くみどころなし❗ ある意味ーーー凄いね。 0点にしたいんだけどな。

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としさん

4.080分でこんなに考えさせられるなんて…

2018年12月22日
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映画官

3.5暗喩の意味合いが解らず、小難しい印象の作品でした。

2018年12月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

難しい

時代劇好きな父親を誘って、ミニシアターの京都シネマで鑑賞。 映画を鑑賞後、作品の意図する意味合いがイマイチよく理解出来なかったので、映画秘宝などでの塚本晋也監督のインタビュー記事を拝読しますと、監督自身の初の時代劇映画という事で、あのレイテ島戦記を描く『野火』と地続きの、今作は「非暴力」を主題にした「人を斬れない武士」である幕末期の浪人・都築杢之進役に池松壮亮さんを主演に迎えての反戦を描いた時代劇作品との事でした。 一般的な、所謂、痛快時代劇とは全く異なる、ある種、時代劇の体裁を衣にした反戦映画なのでしょうが、なにぶんと事前情報を全く容れずに鑑賞に臨んだ事もあり、各配役や映画自体の暗喩の意味合いがイマイチ理解出来ぬまま鑑賞していましたので、途中までは、「暴力の連鎖の無意味さ」を説く主人公の言葉や、その「人を斬れない武士」という存在からも、暗喩の意味合いは、<自衛隊の存在意義>を主題にしているのかと思って鑑賞していましたが、それとは全く真逆な意味合いとして、右傾化しつつある現政権に対して警鐘を鳴らす意味合いを込めた反戦映画の様でした。 開国に揺れる幕府のために有能な武士を探して旅していた澤村次郎左衛門(塚本晋也さん)に、村の若者で、ゆうの弟・市助(前田隆成さん)との木刀を使った稽古中にその腕前を見込まれて、江戸に向かう組の一人として引き入れられた、主人公の浪人・都築杢之進(池松壮亮さん)でしたが、源田瀬左衛門(中村達也さん)率いる無頼派の浪人集団が巣食う洞窟へと仇討ちに向かうまでは格好良かったのですが、いざ戦う段になると真剣を使わずに傍にあった棒っ切れで戦い、徹底した「非暴力」で臨み、恋心を抱く村娘・ゆう(蒼井優さん)さえも彼らに陵辱され性的暴行を受けている状況でもなお、杢之進は何もする事が出来ないのでした。 一般的な時代劇の筋書きの定石では、こういった難しい状況・局面を打破し克服することでドラマチックな展開を生むのですが、時代劇を彩る仇討ちの場面ですら『斬、』では徹底的にこの「非暴力」という状況を貫き通す辺りは、それを克服することが容易であればヒーロー然とするのでしょうが、安易に、それが克服出来ないことを描く事でなお、絶望的にも近い右傾化に向かいつつある今の時代の危険性に警鐘を鳴らしているのかも知れないですね。 そして、また、映画自体は冒頭の刀鍛治のシーンから始まり、日本刀の真剣が鞘から抜かれる際に放つ音など、その重量感溢れる刀の音にこだわる塚本晋也監督だけあってダイナミックな音響や劇伴に呼応するかの様な演出は迫力があって凄かったのですし、剣豪の澤村次郎左衛門を演じるに辺り、あの北辰一刀流に長らく志願して稽古を積んだらしい塚本晋也監督の殺陣の演技も素晴らしかったです。 殺陣を美しく魅せるカメラワークは、全体像を撮さないだとかブレがあったりとイマイチ惜しまれる点もあった様な気もしましたが、初の時代劇映画としてはなかなか良かったとは思いました。 ただ、ストーリー展開の上で、あまりにも「非暴力」に対する暗喩にこだわるが故に、山奥への逃避行動という形でのラストへの着地点があまりにも不自然な締め方で尻切れトンボ的な感が否めず、主題たる「非暴力」との肝心の答えを残さぬまま、観客にその答えを委ねて丸投げしたままになっているのが、どうにも勿体なかったですね。 また、所謂、一般的なありきたりなヒーロー然とした勧善懲悪型の痛快時代劇とは一線を画す時代劇であり、主題の「非暴力」を暗喩とした反戦映画である点を知らずして観に行くと、完全に呆気にとられてしまう作品でしたので、全く白紙の状態で観るのではなく、事前に映画のチラシなどで簡単な事前情報を知っておいた方が良い部類の映画かも知れないですね。 私的な評価としましては、 塚本晋也監督による、徹底したメッセージ性の濃い「暴力の連鎖の無意味さ」や「非暴力」といった暗喩が込められた反戦映画であるが故に、一般的な痛快時代劇に観られるようなエンタメ性に乏しい点で、そもそも商業的な娯楽映画としては成り立たない作り。 その上に、肝心要の主題たる「非暴力」という訴求点が、ラストの着地点があまりにも不自然な締め方で尻切れトンボ的にぼやけてしまった感が否めず、確固たる答えを提示しないまま観客にその答えを丸投げしたままになっていた点も非常に勿体なかったでした。 理想としてはラストの着地点としては、やや説教臭くなるかも知れないですが、恋心を抱いていた村娘ゆう(蒼井優さん)と、再度、向き合って「非暴力」の在り方の帰結としての答えを語るシーンが欲しかったですね。 従いまして、私が当初この作品の持つ暗喩の意味合いを全く理解出来なかった事を以て低評価にするつもりは毛頭ありませんが、非常に勿体ない幕切れだったりした点や、あえてなのか訴求点が安易には理解し難い構造の時代劇映画になっていた点などを勘案しまして、五つ星評価的には★3つ半くらいの評価が相応しい作品かと思いました次第です。

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HALU

4.5刀って重いんだと感じさせる金属大音響

2018年12月21日
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難しい

刀を差し剣術にも秀でるが人を斬れない太平の世250年の若い浪人 悶々とした劣情を二度の自慰で表現 蒼井優に指をしゃぶられたら仕方ない 音のでかさが重要なので劇場で観て良かった 蒼井優が叫びすぎ 池松壮亮が人を斬れるようになりたい言い過ぎ 容赦なく人間が斬れる様はさすが野火の監督って感じ ロケは山形県鶴岡市でオープンセットを組んで20日で撮ったとか 金峯神社 出羽三山神社 思たほど中村達也の見せ場がなく役者塚本晋也の見せ場の方が多い 殺陣は池松、塚本共に魅せる 北辰一刀流玄武館のクレジット

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消されるので公開しない

2.5斬念・・・

2018年12月17日
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もう少し刀に重きをおいた映画かと思いきや。 蒼井優さんは案外よかったが、池松君は相変わらずの演技?でつまらない・・・・ 音が唐突に大きすぎてと言うか、カメラブレと音で迫力出して隠していたんですね

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シネパラ

2.5「私も人を切れる様になりたい」

2018年12月16日
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怖い

難しい

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いぱねま

5.0その慟哭を体感せよ! そして・・命の重みを知る。

2018年12月15日
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悲しい

怖い

興奮

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しゅんいち

5.0「悪い奴らにしか悪いことはしない」

2018年12月13日
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kossy

3.0人を斬れない侍の苦悩

2018年12月12日
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きねまねき

4.0平和維持のための武力は本当に必要か

2018年12月12日
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ズシリと重厚感のある映画だった 江戸時代末期 時代が変わろうとしている時 武士としてのあり方に葛藤する若い浪人と、その周りの人々の思いを描く この映画で問われるのは 「正義のために暴力は必要かどうか」である ちょっとした小競り合いで殴られた仕返しに人を斬り 「もう手出しはしてこないだろう」と思っていたら、相手は、さらに多くの人数を送り込み、さらに凶暴になっていく それは、近年の「テロで国民が犠牲になったから」と言って、その報復のために 「テロリストが潜伏しているであろう」と思われる国へ戦争を仕掛ける構図とよく似ている もう手出しをさせないために、強さを見せつけるように彼らはテロ支援国家に爆弾を落とす しかし、その結果、本当にテロが減るかと言えば、そうではないことを世界中の人たちが知っている その「武力が平和を生み出すのか」という問題の中で、この映画では、 池松壮亮演じる浪人 杢之進が「人を斬れない」ことで葛藤する 武士として人を斬れないなんて致命的だ しかし、本当に人を斬る必要なんてあるのだろうか そうして、映画は、 暴力か、非暴力かを観客に問いかける そこで私が思ったのは、 これまでの時代劇は たとえ武士という職業だったとしても「人を斬る」という行為をあまりにも軽く考えていたんじゃないかということ 杢之進のように、葛藤して、悩んで自分を見失ってしまうぐらいが リアルに人間らしい姿ではないのかということ そもそも、ならず者たちは斬るべき者たちだったのか 本当に愚かな人間とは、人の命よりもプライドや面目に重きを置く者ではないのか 報復に次ぐ報復を繰り返していては、世界に平和はやってこない それこそが、塚本晋也監督の思いではないかと思う

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とえ

1.5斬!念!

2018年12月11日
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U-TA

3.080分

2018年12月11日
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snowball

3.0キャスティングが良い

2018年12月10日
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知的

キャスティングが良い。塚本監督も風格があって格好いい。 ゆうをもっと若い女優の方がという人もいるけど、それでは森埜進と澤村の話になってしまわないか?蒼井優がやるから良かったと思うのだが。 森埜進が苦悩するのは思想がないからだと思う。まあ、それが今の日本ということなのだろけど、あるのは囃し立てる世間だけ。 最後は本能的に斬ることを選ぶが、それはもっとも危険な選択だと思う。

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w g

2.0つまらなくはない

2018年12月10日
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ストーリーはシンプル。 ただ、よくわからなかった。 殺陣の見せ方ももうひとつ。 設定も、どこの話?なぜ池松さんと塚本さんは焦ってる?血が出過ぎ… オナニーの意味… 蒼井優の年齢の設定は(若い男の子のお姉ちゃん役だが、実際お母さんでは若いし、兄弟としては離れすぎてる) でも池松さんはかっこよかった。 追記)現在の社会、政治に対する思いが出発点だそう。そう言われてみると…

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邦画好き

3.5モヤるもパワーある逸品

2018年12月9日
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興奮

難しい

萌える

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kkmx

2.080分の作品なのに寝落ちしそう。

2018年12月9日
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途中何度か寝落ちしそうになる度に、蒼井優の絶叫演技でびっくりして目が覚めました。(ファンの人、すいません…) 監督自身が演じる古強者の浪人の佇まいや、刀を抜く時の効果音なんかはリアルでいいんだけど、時代劇の魅力である殺陣は手ブレ映像で何が映ってるかよく分からず、主人公たちも何がしたいのか不明瞭。何かのメタファーなら時代劇じゃなくてもよくない?

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シネマディクト

2.0一度好きになった監督を嫌いになるのは難しい

2018年12月9日
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監督の「鉄男」からファンになった身としては、年々パワーダウンしていく作品群に (あくまで自分の主観です)少々寂しさを感じてしまう。 自身の思想や主題も人間生きてりゃ本人も気付かぬうちに変わって行くものだろうが、やはり「TOKYO FIST」迄がピークだったように思う。 本作も音響や音楽に塚本晋也監督らしいこだわりは感じられ、それがまた格好よく「海獣シアター作品観てるぜえ」と云う感じにさせてくれるが、満足感はそこ迄だった。 前作「野火」も流石に市川崑監督のオリジナルには及ばない感じだったし、何故あの作品を塚本監督がリメイクしたのか謎だった。 やはり、監督の中に色々な変化が有ったのだろう。「鉄男Ⅱ」を観たらこの監督が将来反戦映画を撮るとは思えないもんなあ。 それでも、塚本監督が時代劇を撮るとなれば観に行かないわけにいかないのは、一度ファンなってしまった性か。そしていい加減監督出演止めた方がいいんじゃね?と思うのも毎作品の事か。 もう塚本晋也作品から初期の頃のようなパワーやスピードを感じる事は無いのかねえ。 しっかし公開館数が少ない。これがジャニタレ使わない時代劇の実情か。

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MAKO

5.0矛盾だらけの時代劇

2018年12月8日
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悲しい

怖い

知的

何と恐ろしい映画だろうか。冒頭の木刀での激しい稽古と勇ましいまでの音楽に一抹の高揚感を覚えてしまったのであれば最後。映画が終わる頃には切られた腕から流れ出る血のように、その高揚感はドボドボと音を立てて流れ落ちるに違いない。何故ならこの作品、時代劇の最大の見せ場であろうチャンバラシーンさえもいとも容易く斬りつけるからである。 矛盾しているように聞こえるだろうか。いや、事実本作は矛盾だらけだ。人を斬るために稽古をする。しかし人を斬ることはできない。人を守るために剣を抜く。しかし人を守ることなどできない。では何のために稽古をするのか?何のために刀を持つのか? 尽きぬ恨み、晴らせぬ思い、やがてそれらが報復の連鎖となって身に降りかかる。自分にだけではない、家族、愛する人、村の人々、果てには己の精神さえもその刃は斬りつけていく。その怖さ、その恐ろしさは何たるものか。ラストシーンは決して後味の良いものではない。しかし、血に染まってしまったその手を洗うことなどできない。たとえそれが自分が斬った相手の血であろうと、斬られて流れた己の血であろうと…。 深い森の中を彷徨う主人公のように、私もこの作品に溢れる矛盾だらけの疑問の答をまだ見つけられていない。

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Ao-aO

4.5斬って終わりのチャンバラではないからタイトルに読点がある

2018年12月6日
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なるほど。斬って終わりのチャンバラではなく、人を斬るという暴力行為の意味、その行く末をも描く作品だからタイトルが読点で終わるのか(ってことで合ってます?)。変則的ではあるけど、和製『シェーン』『マッドマックス 』『許されざる者』とでも称されるべき暴力映画の新たな傑作 オープニングの鉄を打つ音から音への拘りをビンビンに感じる、この拘りは終始貫かれている。「斬」という時の一画目の刀身を想起させるタイポグラフィにも感心した。死を描くなら、生も然り。池松壮亮のオナニー、蒼井優との戯れも抜かりなく描く。やけにエロい。やっぱり映画はエロくないとな 和製『シェーン』と言ったが、本作のラストで彼もまた去っていく。しかし、彼女は『シェーン』のように「カムバック」と言うことはなく(日本映画だから当然だ)、声にならない声を絞り出すのみ。暴力が全てを変えてしまった。彼は彼岸に行ってしまった(常人ではなくなってしまった)。此岸から「カムバック」と言ったところで届かない 俺が愛して止まないNWRの『ドライヴ』のようでもあって『斬、』マジで素晴らしいよ

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ヒートこけし