劇場公開日 2019年6月21日

「脚本が今一でも演者に救われた作品」ザ・ファブル 月子さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5脚本が今一でも演者に救われた作品

2019年6月26日
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鑑賞方法:映画館

単純

興奮

豪華なキャストの凝った演技(特に柳楽優弥さん流石)や、冒頭と後半の救出劇で魅せる岡田准一さんの華麗なるアクションは圧巻、見事と言う他ない。
潜入シーンはゾクゾクとした高揚感を味わい、ハリウッドのような爆破シーンが無くとも敵をなぎ倒していく大立ち回りに喝采を浴びれる程の出来映えだった。

ただ、ストーリーはあって無いような展開が残念。コメディでも私にはしっくり来なかったので笑う所が殆ど見当たらない。
木村文乃さんの演技も素晴らしかったので、バディであればもっと出番を増やして欲しかった。
正義と悪の境目も曖昧で、続編を作るならそれも課題になるのでは?原作未読・既読者関係なく様々な捉え方で終わる作品の一つになってしまった。

月子