ローライフ
劇場公開日 2018年7月25日
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確かにタランティーノ監督の作風に似た感じではありますが、会話に重点が置かれている事の多いタランティーノ監督の作品とはやっぱり違いますね。だからと言って面白くなかったわけでは決してなく、適度なグロさと奇抜なキャラクターに加え、大好きな群像劇だった事もあり結構楽しめました。期待し過ぎると拍子抜けしてしまうかもしれませんが、脚本も悪くなかったですし、タランティーノ監督の作風が好きな方なら楽しめると思いますよ。
最初モンストロはプロレスラーなんだろうなと思ったけど、バットマンみたいなスーパーヒーローなのかしら。全然説明なしにコロコロ場面が変わっていくのが、パルプ・フィクションみたいで、でもサルマネじゃなくて面白かったです。売春組織に囚われてる女の子がモンストロを見て助けに来てくれたと喜んだときに「俺はそのモンストロじゃない」っていうシーンすごい好き。
メキシコの元覆面レスラーが主人公、悪いボスの片腕となって金を稼いでいるが、もうすぐ子供が生まれることが生きがいとなっていた。ボスの悪事が度を過ぎはじめ、妊娠中の妻を守るために戦うことになる。時制のオーバーラップで興味をつないでいく展開は見事。
笑える
楽しい
興奮
そんなに争わなくても解決できる方法がある筈なのにそれぞれの目的がゴチャゴチャになる!?ネオナチと勘違いされる刺青からのマスクマンって変貌を遂げるアイツは刑務所で壮絶な経験をしたのでは?全体的にテンポ良く話が進んでくれればと何度か同じシーンが繰り返されて飽きる。直接的に見せられる残酷な映像に笑ってしまった。
怖い
父親は偉大な正義のヒーローであったが、自身は小柄で頭も弱いし嫁の養父がボスの犯罪組織の小間使いとなってしまった元ルチャドール「エル・モンストロ」の話。本来マジメで大人しいけどキレるとヤバイ主人公に、嫁は養父と不仲で旦那の仕事に文句を言ってとマジメかと思いきや妊婦にしてドラッグ中毒という共にギャップを持つ夫婦。ブラックコメディの様なつくりで失笑を含む笑いを少々織り交ぜつつも熱さもあり、なかなかなグロさや嫌悪感もあって面白かった。
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予告編