「☆☆☆★★ 原作読了済み。簡単に。 子供が受ける【死】に対する自分...」駅までの道をおしえて 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★ 原作読了済み。簡単に。 子供が受ける【死】に対する自分...
☆☆☆★★
原作読了済み。簡単に。
子供が受ける【死】に対する自分の無力感。
映画はほぼ原作短編の通りに描かれる。
少女にワンコ。おじいさんに死に別れた息子。更には、不治の病にタイムスリップと。併せて6段重ねの豪華版。
映画本編は、少女が初めて味わう【死】に関しての悲しい思い。それと同時に、《友達》となったおじいさんとの出会いと、再び訪れる別れが描かれる。
観ていて思ったのは。原作が短編だけあり、じっくりと描いているのは良いのだが。正直言って、中盤辺りでは。少々間延びしていた様な印象を持ち。クライマックスでの(ある意味で)感動的と言える場面では、ちょっとしたやり過ぎ感も感じてしまった。
出来る事ならば。もう少し、ワンシーン辺りを短めにしたならば。もっと映画全体にテンポが出来て観やすくなったのでは?…と(汗💦)
とは言え…。映画オリジナルとして、有村架純のモノローグを入れた事で。少女の成長譚としての側面は、ある程度は表現出来ていたのではないだろうか。
いずれにしても、日本映画らしい佳作では有るとは思いますが(他力本願💧)
2019年10月26日 シネスイッチ銀座1
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