「知性と、いかつさと、クールさと。」蜘蛛の巣を払う女 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
知性と、いかつさと、クールさと。
ストックホルムが舞台。作風を感じる時につい確認してしまうのは制作国。誰が作ってもいいものはいいのだが、やはり国民性って随所に現れるもの。「イギリス・ドイツ・スウェーデン・カナダ・アメリカ合作」とある。なるほど。イギリスの知性、ドイツのいかつさ、スウェーデンのクールさ。見事に反映されているなあ。
「ドラゴンタトゥーの女」のテイストは失わず。息をのみながら見届けて、最後にふぅーと溜めていた息を吐きだした、そんなすっきりした気分。
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