「新しいリスベットの誕生」蜘蛛の巣を払う女 じゃんじゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
新しいリスベットの誕生
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やはりリスベットはルーニー・マーラ!という人は多いと思います。かく言う私もその一人です。
が、クレア・フォイは本作で新しいリスベットを演じきったと思います。パンフレットに書かれていましたが、「飾ることのないリスベットだからこそ自分も飾らずに=メイクをせずに作品に挑んだ」というのは、まだ若いクレアにとっては挑戦だったろうなと思います。
ストーリー自体はそこまで目新しくないのですが、今までとは異なり「人間らしさ」を捨てきれないリスベットが描かれているところが個人的に気に入ったとことでした。最後のリスベットとカミラの会話のシーンは今まで見えなかったリスベットの「弱さ」が垣間見られ、とても印象に残っています。
一方で予告で使われていた橋向こうのカミラがアップで映るシーンがカットされていたこと、カミラの顔の傷ももっとわかりやすく「傷」としてメイクしてほしかったので★マイナス1です。
もし続編が作られるのであれば何度もリスベットのイメージが変わるの嫌なので、クレア・フォイに続投してほしいです(笑)
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