「いっそのこと、タイトル変えた方が良かったと思う」蜘蛛の巣を払う女 bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
いっそのこと、タイトル変えた方が良かったと思う
ダイナミズムではM:Iに引けを取るものの、答えを引っ張らないスピード感がスカッとしてて、面白かった!
凍結路面を、DUCATIやマットブラックのランボルギーニでぶっ飛ばすだけでも痺れる。パスコードが因数とかハッカーなら直ぐに解けるでしょとか、一点からの電波・電磁波じゃ三次元のスキャンもモーキャプも無理だとか、見ながらツッコミまくってしまうけど、パスコードは息子だったのかと言う意外性や、狙撃で吹っ飛ばす様がカッコ良かったので許せる。
虐げられる女性の救世主と言う設定は、ラストにつなげるために必要なんでしょうが、この展開からは、むしろ萎えるかなぁ、って思いました。
因みに、原作の世界観から、ちょっとそれ過ぎって事は無いですか?
追記
舞台は凍ったストックホルムで、モノクロームの世界。暗いです。姉妹の確執も描かれています。心理劇もあります。しかし、本当に不思議なんですが、ダークさが希薄。「蜘蛛の巣感」が無い、なぜか。多分、リスベットが超人化されすぎたからだと思う。
ちなみに、「蜘蛛の巣を払う」のは、蜘蛛の巣に命を奪われることのない、蜘蛛よりも遥かに大型の生物の動作。in the spider's webは、蜘蛛の巣に捕らわれる立場の、小さな生物からの視点です。この邦題、根本的に間違ってますよ!
bloodさん、お元気ですか?そうですよね、あほの私でも感じることは、人口比とか計算で違うこともあるかもしれないけど、今の東京は1ヶ月前のイタリアじゃないのかと。危機感を持っています。それでも同僚に花見に行く人がいました。桜は来年も咲くよ!
bloodさんも耳タコだと思いますが、お気をつけください。また、映画館で楽しく映画を見たあと、語り合いたいです。bloodさんのミリヲタマシンガントークを🙄な顔で(失礼)聞きたいです。