ブラッド・インフェルノのレビュー・感想・評価
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キャッチコピーは伊達ではない
あまりの内容に耐えられず、鑑賞を止めても仕方ない。 それくらいつまらない。 これが15分くらいの短編であったなら、無駄な演出や最悪のテンポの数々も、もしかしたら巧く配合出来た可能性すらある。 それは素材の良さを生かした人気の予告編で証明済みである。 唯一良かった点は、殺人集団に対抗できるであろう謎のオッサンの顛末だけ。 他はもうすべてにおいて最悪で、これがB級ホラーであることを差し引きまくっても、とてもじゃないがオススメできる映画ではない。 友達とわいわいツッコミながら見る類の盛り上がりもなく、どうしようもない。
アルゼンチン版、悪魔のいけにえ
セクシーな男女がバンに乗って寂れた街に向かって行くだけでキュンキュンする。 非常にベタだけど、一つ一つの展開は痛くて汚くて好き。 あの汚すぎるトイレが夢に出てきてだいぶ辛かった。 ちょくちょく挟まれる謎演出とテンポの悪さに萎えそうになりつつ、すぐに持ち直すパワーはあったと思う。 ばあさんの絶叫が好き。スキンヘッド男のむしゃぶりつき方が好き。パンツ男の色っぽい眼が好き。ティトが意外と結構なおじさんな所が好き。 せっかくR-18なんだからもう少しサービスしてくれてもいいんじゃない?という気持ちにはなるけど、普通に楽しめたのでオールオッケー。
エペクエン
かつて湖畔のリゾート地であったが気候変動により1985年から2009年まで水没していた実在する廃墟で巻き起こる話。 ホラーというよりサイコスリラー。 廃棄での撮影に訪れたメンバー達が得たいの知れない何者かに襲われていくというストーリーで、目新しさはないもののストーリーそのものは面白いし、バカなクルー達と怪しいババアとかベタだけど悪くない。 しかしながら、スタイリッシュにみせたいのかチグハグだったりブツ切りだったりな流れでテンポが悪いし、襲う方も襲われる方もテンションやリアクションがヘンテコで盛り上がらないしオチも中途半端。 一見面白そうなんだけど全てが勿体なく感じた。
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