劇場公開日 2019年10月11日

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アップグレードのレビュー・感想・評価

全119件中、101~119件目を表示

3.5いつの間にかAIに支配される未来世界

2019年10月22日
iPhoneアプリから投稿

AIの暴走がテーマで、人間の主人公とAIが会話しながら身体をバトンタッチして戦う設定が面白かったです。過去のB級SFで観たようなネタもチラホラあるけど、AIに任せっきりで自分で判断出来なくなったり、つらい現実からVRに逃避してしまう等、AI社会への風刺もパンチが効いてよかったです。

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シネマディクト

3.0二極性のこだわり

2019年10月21日
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鑑賞方法:映画館

メインビジュアルのポスターがキカイダーのように赤と青くっきり別れてますが、まさしくこの映画の持つ人間と人工知能、現実と仮想現実、アナログとデジタル、正義の心と悪の心、などの二極性を物語っているように感じました。
主人公と人工知能との共依存、やり取りは「寄生獣」や「ヴェノム」とは一味違うドライ感があって面白かったです。バトルシーンもカンフーが基本でお約束的な所でもありますが、個性的な効果音とエフェクトを織り交ぜ独特な魅せ方がありました。バトル中いグロい描写もあり、SAWを手かげた方が関わっているだけあって一瞬ヒヤッとさせるのは秀逸。
予算と時間の兼ね合いか、登場人物のキャラの掘り下げの甘さ、終盤にかけての駆け足感は拭えず、世界観もいまいち掴みづらいのが少し気になりましたが物語自体のオチ、落とし所は私は好きです。
その後の行く末が気になりますね・・・

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キネマーカイギュウ

3.5面白かった

2019年10月18日
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ツッコミどころが随所にあるが、ストーリーは面白かったし、飽きさせないテンポの良い展開がよかった。二転三転する終わり方もよかった

近未来の表現や自動運転の車のデザインとか発想がよかった。この監督の次回作が楽しみ。

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yuyu

3.0教育してやる

2019年10月16日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

STEMって今流行の”Science, Technology, Engineering and Mathematicsの教育”のことだと思って観てると、笑えます。

内容としては、もう少しハードな内容を期待していたので、私には薄味でした。設定はありきたりの昭和のSF的なので、ストーリーの盛り上がりや、どんでん返しが期待されたのだけど、結構一本道でしたね。展開にもう一捻りあると良かったかな。
ハラハラ、ドキドキ感が薄かったので、あと一歩スリリングに仕上げてもらうか、アクションシーンに工夫があると良かったのだけど。
敵役の元軍人達も、せっかくサイボーグっぽい隠し武器なんかを持ってるので、その辺の見せ方も色々考えられたような。まあ、作り手が真面目なのかな。

首に埋め込まれたAIチップが体を動かすので、ぎこちない動きで出来をバタバタ倒す演技には拍手だった。

追記:
そういえば、作中に出てくる自動運転カー、ロゴマークに”mask”と見えたけど合ってます?(イーロン・マスクのmaskですよね?)

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AMaclean

4.0STEM、許可する。

2019年10月16日
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鑑賞方法:映画館

緻密で計算高く無情で残酷、目にも止まらぬ豪速のAI人間によるガンギマリアクションに狂喜乱舞していたら、いつの間にか突き落とされていた恐怖の世界。
オープニングがかっっっこよすぎる。
ブラックホールのように吸い込まれる描写はこの物語を暗示していたのかしら。

さりげなく洗練されているようで、しっかりコテコテのモダンフューチャーも感じられる近未来のモチーフが好き。
もう観てるだけでワクワクしちゃう。
油に塗れて車をいじるグレイと最先端の人工知能車を乗りこなすアシャの対比が面白い。
車庫からの住まいのギャップよ。

事件が起こるとわかっていても悲しくなるその境遇。
四肢麻痺になって光を失ったグレイの目、固定された手の形、何度も薬を投与する姿はショックそのもの。
STEMを埋め込まれてからのファーストムーブにえらく感動してしまい、鳥肌が立った。
身体が動くって、こんなに嬉しいことなんだな。

グレイ&STEMのバディの成り立ち方にワクワク。
ちゃんと頭の中で響いて聞こえる音響に感謝。
AIすげえ!私もチップ埋め込みたい!
などと思いつつ、常に監視されてるのはちょっと嫌だな。USBみたいに都合の良い時にだけぶっ刺せればいいのにね。

STEMに身体を任せたアクションのあまりのトンデモっぷりにはお口あんぐりである。
とにかく速く、システマチックで無駄の無い鮮やかな動き。
いちいちブォンッと操作音鳴るの好き。
気合の入ったゴア描写も大好き。

しかしこれは単なる復讐劇にあらず。
グレイに確固たる殺意は無い。
自らの身体が下した冷酷な仕打ちに戸惑い恐れる彼には、とてもじゃないけど「いけー!殺せ殺せ殺せー!」と激烈痛快な応援などできようもない。

物語が進むにつれて不安が深まってくる。
その頂点、未知なる狂気に身震いした。
自動運転、スマートスピーカー、介護ロボット、今現在の身近に溢れるAIやデジタル機器に微かに抱いていた不信感を引きづり出された気分。

便利さの反面、融通の効かないもどかしさ。
人間の脳みそより遥かに有能なコンピュータへの畏れ。作ったのは人間なのに。
自分より優れたモノを生み出すことができるって、人間はすごいな。使い方は人それぞれだけれども。

「人生のやり直し」というワードが出てくる。
自分にとって何が幸せなのか、何が大切なのか、何をしたいのか。見えなくなった時が一番危険。
どうしたって歩きやすい道を選びたいから、そこにつけ込まれる。
やり直しを選んだ先、目を覚ました先の美しさが虚しい。
見かけ倒しの逃げ場でも、本人が良いなら良いのかな。妄想癖でいくつも脳内現実持ち歩いて生きている私も人のこと言えないわ。

一つ一つの要素はありがちながら、その混ぜ込み方と設定の面白さでかなり美味しく味わえる楽しくて怖い映画だった。
殺人マシーンみたいなAI人間の仕組みが面白すぎて、彼らについてももっと掘り下げて欲しかった。

ああ〜それにしても、今この時、指先を動かしてスマホをいじれる幸福よ。

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KinA

4.5サイバービーイング

2019年10月15日
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楽しい

興奮

車が自動運転で目的地まで行ける近未来、自動運転プログラムが暴走し事故を起こしたところに現れた輩に襲撃されて、嫁は死亡、自身は四肢麻痺となった男がSTEMというAIチップを体に埋め込むことで動ける様になり犯人を追っていく話。

主人公の顧客であるハイテク企業オーナーで発明家のエロンが開発したSTEMを埋め込んだことによってコンピューターと同期すると共に動ける様になった主人公はアームの無いオクタビアスとか懐かしのCYBERブルーとかトーレス&K.A.A.R.といった感じ。

警察の捜査力のショボさとか、STEMの能力とかツッコミどころやご都合主義も多いけれど、主人公とSTEMのやりとりや操り人形状態のアクションとかはなかなかユニークだし、ストーリーも判り易いのに一捻りあって、テンポも良いし面白かった。

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Bacchus

3.5行きつく先は?

2019年10月15日
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192.スカイネットかマトリックスか。リー・ワネル監督の新しい描き方

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movie

4.0人造人間キカイダーの苦悩は永遠のテーマか。

2019年10月15日
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鑑賞方法:映画館

グレイのやらされてる感とスピーディなアクションの融合が笑える。
改造人間の悩みは次の世代の普遍的な問題になるんでしょうね。
エンディングはオートマタやエクスマキナのようなこの先への不安を抱かせる。グレイは幸せになれるのか。

映画のポスターのビジュアルはなんか損してますよ。

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HigeKobo

3.0アクションは面白い

2019年10月15日
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鑑賞方法:映画館

何者かに襲われ、頭以外が不随になってしまった主人公が、AIチップで運動神経を取り戻す。この設定が面白そうで、結構楽しみしていた。

アクションは、面白い。本人に代わって、最高スピードで運動神経を操るから、マトリックス的アクションが冴え渡る。脊髄損傷って、チップだけでなく、神経系統もupgradeが必要なんじゃないの?
攻殻機動隊ほど、技術的裏付けはないが、戦闘シーンが思いのほか楽しめたから、まあ、許せる。

残念なのは、黒幕がすぐわかってしまうところ。きちんとミスリードして、意外感を演出して欲しかった。

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bion

4.5近未来SFの傑作を見逃すな‼️…ビッグ・クエスチョンへの回答

2019年10月15日
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鑑賞方法:映画館

これだから、単館上映作品はやめられない。
昔からどこかで誰かが書いてるような陳腐な言い回しなのだが、本当にその通りなので仕方がない。

その上、見逃さずに済んだ、という歓びと安堵感が大きい分、ついついポイントも上乗せしちゃいます。
ただ、現在のところ上映は午後の一回とレイトショーのみなので、健全な生活パターンの人にはなかなか行くのがしんどいです。が、多少の無理を押してでも観る価値ありだと思います。

2018年3月に亡くなったスティーブン・ホーキング博士はこんな感じのことをおっしゃってます。
(『IT』の原作者ではなく、ブラックホールの研究で有名な宇宙物理学者のほうですよ)

NHK出版『ビッグ・クエスチョン』より一部を下記に要約…内容相違等あればすべて私の責任です。

『人工知能は性能が上がって、加速的に自ら再設計できるようになる。ゆっくりした生物学的進化の速度に制約された人類は、そんなAIに太刀打ちできない。

スーパーインテリジェントなAIは目標達成能力は素晴らしく高いけれど、AIの目標が私たちの目標と合わなければまずいことになる。』

そんな博士の抱く懸念をひとつの形に映像化した、私はこの映画をそう受け取りました。娯楽作品としての楽しませ方もかなりの腕前で素直に感服致しました。

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グレシャムの法則

4.5機械が人間を操る時代はすぐそこ

2019年10月14日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

細胞再生やナノマシンは現実となった現代。この作品もSFじゃなくなる日は近いのかも。

機械め❗️人の復讐心を利用するなんて卑怯な‼️そして、最悪な●落ちで締めくくるなんて😡

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レイ零号機

4.02019年ベストムービー!⭐️✨

2019年10月13日
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鑑賞方法:映画館

ここに、また新しいSF映画の名作が!(笑)

この秋、スルー出来ない新作映画でしょうね、これは!

背景の赤い色調と夜のイメージがとても印象的な作品でした。

派手になりすぎない、抑えた演出といい空気感といい、とても魅力的な映画でした。

オススメ!(笑)

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stoneage

2.5ありそうだけど

2019年10月13日
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鑑賞方法:映画館

146本目。
始まりは面白そうとは思ったけど、ドローンの映像を画像解析出来ない時点で、違和感。
メッチャハイテクなのに何故?
そっから色々矛盾を感じる。
ステムにコントロールされてる時のSEがね、分かり易くていいけど、何かね。
でもあんなのに支配されたら1人〇〇すらオチオチ出来ない。

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ひで

4.0後半ホラー。

2019年10月11日
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鑑賞方法:映画館

アナログが残った未来社会はいろんな画面でB 級感が。クルマもハイテクとアメリカンだし、空中を未来乗り物か飛び回ってると思ったらドローンだった。ピノキオみたいな動きもところどころ笑えるし悪役が安っぽい。が、ほぼサイボーグな闘いはスピーディーで面白く楽しい映画だった。

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peanuts

5.0難しい

2019年9月29日
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鑑賞方法:試写会

近未来の世界をとてもリアリティのあるCGで表現されており、とても感動しました。
ストーリもかなり複雑で、1度見ただけでは十分に理解できず、もう一度見る予定です。
CG満載の描写は圧巻でした。

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ふんわりご飯

4.0主演俳優が最大の見どころ!

2019年9月27日
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鑑賞方法:試写会

怖い

興奮

知的

試写会に行ってきました。

近未来、愛する妻を殺され、自身も全身麻痺となってしまった男がAIチップを体内に埋め込み、その力で超人的な身体能力を手に入れて謎の組織に復讐を誓う…

一歩間違えばB級作品になりかねないストーリー。

でも「アップグレード」は違ってた!!
近未来な映像と演出、スピーディーなストーリー展開で【高次元SFアクション】に仕上がっています。

初めて「マトリックス」や「ターミネーター」を観た時のインパクト!とまではいかないけれど、それに似た感覚がしました。

ド派手なアクションは結構ハードめで出血多め!😅

ストーリーも想定外の展開で見応えあります!!

でも、最大の見どころは主演のローガン・マーシャル=グリーン!!

とにかく演技が大変そう!!

AIチップを埋め込まれた男の動きを数ヶ月かけて体得したそう!!

お見事です!!👍🏻

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aiko

5.0溢れ出る80年代映画愛!

2019年9月23日
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AIによって身体を動かして繰り出すアクションの爽快感から人間とAIとの関係性まで描き出すSFテーマを落とし込む妙味な脚本。素晴らしい映画でした。
監督は2作目の手腕と思えないリー・ワネル。
『ターミネーター』、『ロボコップ』『ブレードランナー』などなど、80年代映画へのオマージュがそこかしこに見られてそこも楽しめる!
タイトルの意味もしっかり回収してうまい!と唸りました。

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BOWIE

4.0面白かった

2019年8月21日
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鑑賞方法:映画館

渋谷シネクイントにて、公開前の1日限定上映で、上映後にトークショーがあったので鑑賞。AIとかSF映画というより、夫婦愛とかが感じられる、わかりやすい映画だった。主役の俳優さんがAIと人間に切り替わる演技が上手だった。現実離れし過ぎた超AIとか、目が回るような超SFの世界ではない感じが、私には理解しやすい映画だった。AIになってる時の本人の意思というか、しゃべりがとても面白しろくて笑えた。

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よっしーな

3.5邪悪なミギー

2018年10月7日
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アメリカにて鑑賞。
なかなか面白かったです。設定に⁇という面が無いわけではありませんが、「ま、いっか」と割り切ってしまえれば楽しめます。
近未来の話ですが、ここ数年で実現しそうなテクノロジーの描写もあり考えさせらたりもしました。

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KoNak the Barbarian