スマホを落としただけなのに(2018)のレビュー・感想・評価
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スマホは自分の分身。管理には細心の注意を。
犯人の予想をはぐらかす仕込みが巧みだった。まさか「あいつ」とは思わなかった。彼は、あんな怪演ができるということよりも、そういう役も込みでこれから売っていくのかと案外好感を持てた。まあ、この感想は映画の筋とは違うのだけど。
「おっさんずラブ」以来、田中圭が可愛く見えて仕方がないんだが、この映画でもその魅力が出てた。だけどラストの選択はどうなのだろうなあ。それを純愛とみればはいじらしいのだけど、そこが富田という人間の甘さだと言えば甘さなんだよね。麻美側に立って、いい男をつかまえたねと褒めてあげればいいか。
あとちなみに、もし太陽が爆発したとしても、その瞬間を瞬時に知ることはできないし、爆発の事実を知る前に地球は消滅してしまうのじゃないかな?どうかな?それって夢を壊すかな?
しかし、返す返す恐いなあ、フィッシング詐欺。誰だって被害に遭う可能性は潜んでいるよ。
ラストのシーンが良かった
ストーリーは途中までは結構良かったと思う。
しかし最後のほうの遊園地で彼氏が犯人に打ちのめされるシーンでかなり興覚めしたので評価-0.5。もし彼氏が犯人をフルボッコにしてたら評価3.5だったかな。
ラストのプラネタリウムのシーンはすごく良かった。
プラネタリウムと夏の大三角
ベガ、アルタイル、デネブという七夕の伝説にある織姫と彦星を含んだ大きな三角形。太陽が爆発しても8分間は熱は地球に届かないから、その8分間ずっと抱きしめていたい。ちょっと使いたくなるセリフが妙に印象に残る。その大三角がまた主人公稲葉麻美の秘密(黒子)にも繋がっている点がよくできていたと思う。
また、麻美と同じ家庭環境だったためにルームをシェアしていたみなよの関係や、母親に冷遇、虐待されたという同じ境遇の持ち主が連続猟奇犯と刑事になっていたということも巧く練られた設定だった。くんくん匂いを嗅ぐなんてのもミスリードというか、疑問点を終盤まで引っ張られた。モテ男の要潤なんてのは麻美をどう感じたのかなど、ちょっと心理描写が足りなかったり、猟奇殺人鬼とITスペシャリストが両立するか?などツッコミどころもあるけど、それを十分補っていた伏線だった。
スマホやSNSのセキュリティ面の怖さ。スマホを買い替えたときに、何度も他の端末からアクセスがありましたと知らされドキリとしたことを思い出しました。それ以外にも頻繁にくる怪しいメッセージや、アダルトサイトの料金支払い通知など、やっぱりドキリとしちゃうものです。友人の中には少額だったため支払ったという人もいましたが、とにかく無視するのが一番だともネットは教えてくれたりする諸刃の刃なんですね。
北川景子の怒った顔、成田凌の不気味さなんてのは演技賞ものでした。
★タクシードライバーとして言わせてもらえれば、とにかく携帯を忘れていく人は多い!「携帯忘れてますよ」と、すんでのところで大事に至らなかったケースがほとんですが、どこで誰が落としていったのかもわからないケースもあります。そんな場合は会社の忘れ物保管庫にずっと預かったまま・・・こんなにケータイ落ちてたんだとびっくりします(笑)。
慌てて降りる人、酔っ払い、後部座席に3人乗った場合、そしてレシートをもらう人が忘れがちです。
めちゃくちゃ恐かった…。
ホラーが苦手なので予想以上の恐さでした。でも演技派なキャストさんが多かったので余計にそう感じられました。BGMや刺すシーンの音や呻き声がリアルすぎて……。犯人は割と最初に分かりましたが逆に分かっていながら見るのが物凄く恐かったです。犯人の癖やセリフ一つ一つが気持ち悪くて今まで見た中で一番のサイコパスだと思いました。
おっと、そう来たか
スマホ落としたけど、あっという間に手元に戻ってきて、やや想像とは違った展開でスタート
実際のところ、IT系にメチャクチャ詳しい人間ならあんな事がホントに可能なのかな?
犯人役の俳優の怪演はすばらしかった
となりの席で演技を観て笑っていたアラサー女コンビのセンスを疑う
序盤からいろんな伏線を張っていたけれど、彼女の告白で一気にすべて回収しようとしたのは、ややムリがあったかも
「私の人生をあげる」ておかしいでしょ
借金作ったのは彼女であって、彼女の代わりに取り立て屋に追われるハメににならない?
せめて「いままで迷惑かけてごめんね」じゃない?
予告編が一番面白い
原作未読。予告編のワクワクハラハラ感が本編でずっと続いてくれていたらすごく好きな映画だったかも……!
と思いました。
スマホの恐ろしさは頷ける部分もあったものの、暗証番号が4桁(今は6桁が多いような……)であったりなど、一昔前ならばもっと刺さったかも? と思える点が多かったです。
犯人の動機に共感できず、後半になるにつれ、ドラマではなくあえて映画でやる意味とは? と少し考えてしまいました。
そしてポスターが割とネタバレなのですが、犯人にもっとモブ感があればさらに度肝を抜かれたかもしれません。
全体的にもっと攻めに行って欲しかった、と思う作品でした。
とはいえ、最後までどうなるんだろう!?と楽しめました。
変わりたかっただけなのに
『インシテミル』『MONSTERZ』の中田秀夫監督最新作。
いろんなジャンルを手掛ける中田監督だが、上記の2作も
含め、サスペンス映画では個人的にあまり良い印象がない。
さてどんな出来になるかしらと気になっていたが……
いやいや! 面白かったです、本作。
猟奇ミステリ要素もあるエンタメ性十分のサスペンスでした。
先日公開の『search/サーチ』はネット丸々の危険性を網羅した感じのスリラーだったが、
ネットを使う上で一番手軽な手段といえばスマホな訳で、本作はそこによりフォーカスした感じか。
...
劇中でも「スマホは自分の分身」というセリフがあったが、
スマホってプライバシーな情報がギッチリ詰まってるもの。
あれだけ小さく軽いのに、中身の情報の重さがハンパじゃないから、
悪意のある人間はあの手この手で中身をこじ開けようとしてくる。
スマホを盗られて妙なアプリとか仕込まれたらもう危ない訳で。
(とりあえず自分や知り合いの生年月日や名前をパスワードに使うのは絶対あかんよね)
クレカ情報抜き取り、ネット上でのなりすまし、
プライベート画像晒し、脅迫まがいの嫌がらせ……
聞いたこともないような真新しい描写はないのだけれど、それでも自分がやられたらと
ゾッとする描写のオンパレード。見知らぬURLをクリックさせる手口とかも怖いです。
顔の見えない相手は警戒するけれど、本作のように知り合いになりすましたり、
いかにも社会的信用がある雰囲気をまとっていると油断してしまうかも。
...
猟奇殺人ミステリとしてもなかなかに不気味だし巧みな点もある。
最初はものすごく明るいトーンで映画が始まるのだが、そこから
じわじわと薄気味悪い犯人の影が見え隠れしてくるペースが良い。
小さな違和感がどんどん膨らんでいき、気付いた時にはすっかり
メチャクチャな事態になっている感じがリアルで恐ろしい。
陽気なハワイアンが段々と不気味に聴こえてくるのも妙味(『第三の男』っぽい)。
で、もうひとつ巧いと思ったのは、
犯人フラグばりばりの浦野さんが登場した時点で、ミステリのトーンを
「犯人は誰だ?」じゃなくて「犯人はどっちだ?」に潔く切り替えた点。
浦野さんと新人刑事、フラグ十分な二人を用意してサスペンスを引っ張り、
最後は同じトラウマに苦しみながら異なる道を選んだ2人の対決に持ち込む。
生い立ちが不幸でも、それが直ちに人の善悪を決める訳じゃないね。
...
取扱いを誤ると恐ろしい目に合うかもしれないけど、それでもスマホを手放せないのは、
やっぱりそこに宝物が――大事な人との繋がりが――詰まっているからなんだろうか。
SNS上どころか戸籍も身体も他人になりすまして生きてきた主人公が、
唯一ウソっぱちではない気持ちを詰め込んでいたのがあの『分身』だった。
これまた『search/サーチ』と似た結論になってしまうけど、
優れた技術は使いようによっては人を破壊する恐ろしいもの
になるが、使い方を誤らなければ人と人を結ぶものに成り得る。
スマホはそういうピーキィな代物だと重々気を付けて使わないと。
...
不満点。
ええと、ファンには申し訳ないが、北川景子の演技です。
驚いた時は驚き、怒った時は怒り、叫ぶ時は叫んでと分かり易すぎる演技で
どうも繊細さが無く、頻繁に物語への集中力を削がれてしまうのでどうも。
不気味な犯人が、正体が割れてからはわかりやすい悪党になってしまった点も残念だったかな。それに、
物語の明るいトーンが暗くなっていくに従い、映像や雰囲気にも暗さ重さがほしかった気もする。
...
あと、『スマホやSNSの危険性』『虐待のトラウマ』『人生を入れ替えた女』
という各要素が今ひとつ噛み合ってない印象があるのも気になったのだが……
それでも共通項を探すなら……
生まれ変わりたかった、リセットしたかった、という点になる気がする。
元の自分が嫌で嫌で、戸籍を偽ったり、沢山の自分をでっち上げたり。
簡単に他人になれる世の中になってきてるのだろうか、今の世の中は。
だけど結局、どう足掻いたって内部データは自分のままなわけで、
本当の自分を受け入れてくれる人がいた主人公は本当に幸せ者だ。
はい、ええ、怖面白かったです。
猟奇殺人という部分を除けば身近でリアルな描写が多く、そこがずるずるとおかしくなる
流れに恐怖を感じられて非常に好みだし、最後のドラマの持って行き方も優しく素敵だった。
観て損ナシの3.5判定で。
<2018.11.03鑑賞>
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余談:
さておき、あの犯人はとにかく不気味で気持ち悪かったっすね
(誉め言葉として)。
自分は「長髪の似合う男性なんてこの世にカート・コバーンと
オーランド・ブルーム位しかおらんやん」と思ってるので尚更。
あとバカリズムがこれまた怖面白かった。
あの笑い方が絶妙に気持ち悪かったっすね。
(誉め言葉として)
(誉め言葉としてだってば)
スマホを落としてしまった時の危険性
スマホ落とすとこういうことが起こるというのを些細なことから大きなところまでしっかりやってくれたので、自分も気をつけようと思えた。笑
「リング」の監督?が関わっているので、
髪が長い女性が関わっていたり、なんかちょっと、リングの場面ぽいなーってところがあって、面白かった。成田凌が、遊園地で
「きっと来るとおもってたよー!!」って言ったのも笑えた。ストーリーとしては、とってもシンプルでわかりやすい。
俳優陣も、なかなかの演技で、
特に、成田凌はほんとにいそうなくらい
こわかった。
ちょっと無理な設定と
???なところがあった。
例えば、整形するのにお金どうしたの?とか、
麻美のせいで借金だらけになったのに麻美になって生きていってほしいってちょっと意味わからなかった…
もったいないなぁ
展開はなかなか面白いなぁと思ったけど、せっかく個々の登場人物のストーリーを過去の幼少期の頃から描いているだけに、その辺が雑過ぎてもったいなかった。
あと、麻美の過去の秘密の発見の仕方も雑でもったいない。スマホを落としたテーマならではの展開があっても良かったのに。
けど、犯人役の演技の狂気さは、半端なくて良い演技だったけど、犯行の動機となった過去の部分をもっとえぐってほしかったと思った。
全般的にはまぁまぁの感想だけど、ストーリーのなぞり方とかが、雑でもったいない映画だった。
酷すぎる
原作から映画を見てレビューしましたが、原作との内容が少し変わっていて、面白くありませんでした。
というか、キャストミスでしょう。
北川さんの演技が酷すぎますよ、
ネタバレ込になりますが、浦野に捕まった時の麻美なんて見てられませんでしたね。
最後に、これは原作をオススメします。
原作はちゃんと面白く仕上がっていますので…
千葉君と成田君がすごい!!
最後、よかったってさせてからのびっくり贅沢なキャストからの『??!』で、続編もある?って思わせる定番な感じ(いい意味)で、SNSやスマホの使い方でありそうなつくりで怖かったです。が、あさみんの過去の秘密についてはそんなに日本の警察はあほなの?そんな簡単に入れ替わることできるん?ってなったんですけど、それがあってからの富田とのシーンだから仕方ないのかあぁ…ファンタジーだしな!って思うことにしました。
正直田中圭くん目当てで言ったといって過言ではないのですが、かわいいだけじゃない千葉くんと、成田くんの狂気っぷりが見ごたえありました。特に千葉君演じる刑事は近いうち、成田くん演じる浦野の世界に行ってしまいそうで…そんなスピンオフも観たいです!
なかなか良いエンタメです!
役者陣が皆ハマり役で良作。
怖いのが苦手な人はトラウマになるかも知れませんので、やめた方がいいでしょう。
ただ相手をハメる技をこんなにおおっぴらに公開していいのか、ちょっと心配。
でもこういう手口を知っておけば、気をつけるようになるから、予防効果もあるかも。
まあ見て損は無い仕上がりです。
検察側の罪人で好演の酒向芳さんも味があって流石でしたね。成田君の振り切れ度は現時点で最高度ではないでしょうか。古いものを踏襲しつつ、新しい味もありファンは必見でしょう。
北川さんの恐怖感は適度で現実味があり、ナイスです。
「抱きしめたい」からのファンですが、作品に合わせたバランス感覚が絶妙だと思います。
最近はエンタメ物が多いので、また実話物というかドキュメンタリータッチなものを見てみたいです。
個人的に3.7という所ですが、現時点での評価が低いので、応援の意味を込めて4.0にしました
友達へのネタ話には使える
久々の邦画映画に期待を抱くも
残念な結果でした。
現代風潮を具現化した作品でありおもしろい
テーマでした。
原作は面白いのかなと思いましたが
いかんせん撮り方が良くないと、
私素人でも感じた。
急展開が来たと思いきやまた日常に戻る、
ずっとその繰り返し。
良かった点は
・千葉雄大.成田凌 若手俳優達の演技
・突っ込みどころ満載なので上映終了後に、
突っ込み大会が開催できる。
・北村匠海の無駄使いには笑いが止まらん
以上
☆☆☆★ おっぱいの大きい女が筧美和子だったのはワロタ(o^^o)...
☆☆☆★
おっぱいの大きい女が筧美和子だったのはワロタ(o^^o)
原作読了済み。簡単に。
原作は犯人側と2人の恋人側。それと事件を追う2人の刑事の3つが並行して描かれる。
ただ、スマホやフェイスブックを乗っ取られる前に。GPS機能のアプリをインストールした事で、刑事2人が出て来る意味が無くなってしまった、と言っても過言では無かった気が…
予告篇を観た瞬間に、バカリズムには完全にミスリードの匂いがプンプン漂って来る。
逆に言えば、出演者の名前を見て千葉雄大には犯人の匂いがプンプンと。
しかしこの千葉雄大の役が刑事だったのは読めなかった。
しかもどう見ても怪し過ぎる。でも刑事役ではミスリードにもならん気がしますけどね〜!
だからこその「あなたには同じ匂いがします。」の言葉をその場面で使ったのかも知れないが…。
元々、原作でこの《同じ匂い》とゆう表現は。麻美が富田には「好きだけど、結婚するには頼りなくて違う。だけど武井には同じ匂いかする。」との使い方だった。
ネットが複雑になればなるほど、人は他人になりすます様になる。
みんながみんな自分を良く見せたいとの思いがそうさせる。
犯人だけでなく、武井も、被害者もそうなら、麻美だって…。
だからこそか?麻美が富田に惹かれたのは。その純粋までのバカ正直振りからだった。
それにしても、最後に麻美が「私が(真実を)話す!」と言った瞬間。久し振りに椅子から転げ落ちるかと思ったわ(笑)
何この間の抜けた演出は?(^_^;)
昔《バブル世代》と言われた頃が有るが。その意味では、今は完全に《スマホ世代》と言える。
この映画自体が、《スマホ世代》をターゲットとしているだけに。映画オリジナルとしてプラネタリウムの場面を加えたのは、デートムービーとしての側面も有るだけに、良かったとは思う。
あ?そう言えば、麻美が過去を知られたく無かったのは。原作だと、元AV女優だったからだったのに、設定を変えたのは。イメージ的にまずいからと、忖度したからなんですかね〜?
2018年11月3日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン5
まさにスマホを落としただけなのに‼︎
映画3本ぐらいの
オチ混ぜたようなラストでした。
成田君頑張ってましたがイマイチ
千葉雄大が風俗嬢に母親ダブらせて
ピタっとくっつくシーンの方が怖かったです。
「ヒミツ」だったかな?
主題歌好き‼︎
歌いたい‼︎
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