スマホを落としただけなのに(2018)のレビュー・感想・評価
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スマホを落としただけじゃ収まらないテーマがあった
映画の予告ってほんとに面白いと思う。約二時間の映像の最初っから最後までのあらゆるシーンを使って、ときには全く別のストーリーを観客に想像させる、「ダイジェスト」というわけでもない映画の紹介映像。あくまでも「騙されたぁ!」ではなく、観客自信が勝手にストーリーを作ってしまったということ。
予告で落とされた点と点を映画で線にするってこと(その後にパンフレットで線をさらに展開することを最近非常にはまっている)。
今回の場合、もはやタイトルから何か、そう、何か、違う気がする。
まぁ結局は「スマホを落としただけなのにね~ヤバいよね~」という感想ではあるけれど。
見ればわかりますよ~。慟哭サスペンスではないってことだけはお伝えします。
落とした?
157本目。
置き忘れじゃないかと思う。
その時点ですごーく違和感を感じる。
2週続けて、SNSと言うか、スマホと言うかIT?に関連する作品を観たけど、これはね疎い俺でも違和感を感じる。
タクシー降りる時って、ドライバーは忘れ物ないか確認するはずじゃない?
違ったけ?
そんなツッコミがずっーと続いてる訳で。
もうこれ以上はごめんなさい。
いっそのこと、コメディーにしてくれた方が良かった。
誰でも使うスマホの情報が盗まれるという等身大の怖さ!
本作を観て1番最初に思う事は、他人事ではないかも?自分の生活でもこう言う事が何時起きても不思議ではないと言う怖さ、その怖さが、怖いもの見たさと相まって、みんなの足を劇場に向かわせていると思った。
映画終了と共に、退場する若い人達が口々にスマホ持った?と確認していて何だか、それがとっても可笑しかったなぁ。ミステリー作品の後だけれどもちょっと笑えました。
映画自体は、「リング」や「女優霊」の中田秀夫監督作品と言う事で思いっきり、怖~い展開になるのかな?と期待値が高過ぎた分、あれ???こんな感じで良いの?もっともっと心理的に、北川さんが更に追い詰められていくシーンが盛り沢山だと、感情移入出来る人が倍増して怖さも、何倍にも増す気がした。
まぁ、良く考えてみたら、「スマホを落としただけなのに!」本当にそれだけの物語なのに私は一体何を期待してしまっていたのだろうか?
北川景子さんの芝居に期待していたのかな? 悪くはないけど正直本作ではむしろ彼女より、高橋メアリージュンさんの存在感の方が印象に残る感じで凄く良かったと思う。
映画のファーストシーンとラストシーンの難しさについても、観ていて気になる作品だったなぁ。
本作のスマホを落としてしまうシーンに始まり、段々と魔の手が音も無く、あっとスマホなので着信音は有りましたね、何だか正体不明な人間が自分のプライバシーに入り込んで来る恐怖が徐々に盛り上がってきて、作品として前半面白かった!しかし、後半がちょっと失速した感じだったのが、残念でした。前半が良かっただけに、後半の真犯人のサイコチックなキャラをもう少し巧くみせてくれたら最高に怖かったと思うんだけどね。
千葉雄大さんのキャラの描き方はとても面白かった!
成田凌さんは「ビブリア~」に続き、本人は熱演してくれているのは判るけれど、元々両作品共にキャラ設定と演出に今一つ面白みが欠けているから俳優として何だか損な役回りに思えて残念な感じだったと思うな。
映画のヒロインの相手役なのに、全体として周りのキャラに食われてしまって印象が薄く感じられたのが、田中圭さんでした。ラストももう少し、ヒロインの恋人としての強さを演じさせてあげたら更に良かったのに残念でした。
でも充分に邦画としては旬な感じで楽しめる作品だった。
恐ろしい
スマホを落としただけなのに観てきました。
スマホを落としたことから始まる日常が壊れてしまう恐怖を描いたお話です。
きっかけが実際に起こりうる話だけにリアリティのある恐怖と映画的な犯人のキモさを味わえる作品でした。
私自身旅行中、スマホをタクシーに忘れた経験があります。その時は数分後に運転手さんが降車場所まで探しに来てくれて助かりましたが運が悪ければ自分もこうなっていたのでは?とより映画に入り込むことができました(笑)
しかしながらリアリティが売り?な作品だけに麻美の過去は省いたほうがより身近な恐怖として味わえたような気がしました。
スマホが無い❣️
誰もが日常ツールとしているスマホの世界。現実と虚構の区別がつかなくなったデジタル社会における犯罪が、私達の身近にもヒタヒタと忍び寄る恐怖が描かれています。
自分も改めてLINEやfacebookに個人情報あげてるし、セキュリティを見直さなければ…。
しかしながら、題名ではないけど、スマホを落としただけで、ここまで悲惨な状況に陥る麻美に同情しながらも、麻美の真実が明らかになりオイオイ…って感じ。
それを含めて最後の最後の富田の優しさに救われたけど、そこは現実にはあり得ないだろうって、突っ込みたくなった(笑)
北川景子と田中圭は、なかなかよい配役だったと思いますが、まぁ、映画でなくても、2時間ドラマでも十分かな。
映画を見終わって、スマホを探したら無い。慌てて映画館の席に戻ったり、車やトイレを探したりしたけど無い。ちょっと真っ青!
結局、家で充電したままになっていたのですが、映画が現実になるオチまでついた(笑)
スマホの悪用の仕方教えます!
現代を生きる私たちにとって,スマホはまさに個人情報の塊。そこには公式なパーソナルデータ以外にも,趣味,嗜好,本音や人柄までもが透けて見えそうなくらい,多種多様な情報が詰め込まれています。本作は,そんなスマホを落としたら,そして悪用されたらどうなるかということを,改めて教えてくれる,いわば啓発的な作品だと言えます。
また,ミステリーとして見ても,要所要所に張った伏線が,終盤できちんと回収され,なかなかおもしろかったです。ただ,その明かし方が,「ここで?このタイミングで?」って感じで,テレビの2時間ドラマを見ているかのような感じで,ちょっと拍子抜けでした。犯人を含め,主要人物の背景は,ストーリーの根幹に関わるので,もう少し別の描き方をしてほしかったところです。そうすれば,もっと人物に感情移入して,感動も味わえたかもしれません。
とはいえ,どこにでもいる幸せそうなカップルを,イメージ通りの役どころの田中圭さんと北川景子さんで描き,そこに演技の幅を広げてきた,千葉雄大くん,成田凌くんが絡むキャスティングは悪くないです。とくに成田凌くんの演技は秀逸でした。このあたりの俳優さんのファンなら見ても損はないと思います。
高評価多いですねー!
その理由は見たらわかります。
ああいう風に伏線を立てて少しずつ謎が明らかになるストーリーは誰が見ても面白いと感じるものです。
上から目線ですが、よくできた構成だと思います。
しかしながら評価を3に落としたのは、終わらせ方ですかねー!日本のドラマにありがちな、何回も擦ったようなエンディングにちょっと勿体無さを感じました。
まー制作がテレビ局なので無理もないかもしれないですけど、それにしても古典的というか(笑)
犯人逮捕後からの流れは退屈でした。
ただスマホを落としただけで・・・
ただスマホを落としただけで、こんな凶悪犯罪に巻き込まれる。そんな時代なんですね。
頭のいい人にとっては、他人の個人情報を知ることなんて、意図も簡単に出来てしまう。
いつ自分に降りかかるか分からない、そんな恐怖感を抱きました。
帰りにスマホ持ってるか何回も確認しました
スマホには個人情報が詰め込まれているので
絶対に他人にはみられたくないモノ。
だけど今はネットで何かを買ったり登録したりするには
自分の情報を開示しなくてはならず。。
個人情報に対してまあ、大丈夫でしょ!と危機感が薄れていた私には怖すぎる作品でした。
普通のOLが事件に遭遇してしまう話かと思いきや、
彼女にもまた過去があり、そしてその事件を追いかける刑事の姿も描かれて、、
怖かったり、純愛に感動したりボリュームたっぷりの作品でした。
身近に起きてしまうような事件なのでホラー映画の恐怖とは異なりお腹なドシンとくる怖さでした。
似たような境遇で育っても善と悪の道があり、
どの道を行くかは自分が決めれることで境遇のせいには
出来ないと感じました。
最後の犯人の異常さの演技はとても素晴らしかったです。そして田中圭の少し弱さをみせてくれる感じはたまらないです。
見やすい
ストーリーが入り組んでいて視聴者側を飽きさせない作りになっており、面白かった。
一人目の殺害シーンはアルジェントリスペクトかな?と感じた。
DAIGO嫁(人妻)に普通にキスシーンがあって驚いた。
のほほんカップル
原作未読
スマホをタクシーに忘れてデータを読み取られスマホを乗っ取られた男と、そこから読み取られたデータを元に同じく被害にあいストーキングされていくその彼女の話。
安易なパスワードやSNSの拡散から個人情報が読み取られ、なかなかそれに気付けずどんどん個人情報を晒して行く危機管理意識の低い主人公カップルがなかなかリアルで恐い。
ストーリーとしてはありがちだし、犯人探しという意味では王道過ぎる程のタイミングやシチュエーションでの登場だったり、追う側追われる側問わず何が起きているのかどういう経緯や手段でそれが出来たのかをいちいち台詞や映像で説明してくれるので判り易いけどちょっとわざとらしい程。
ストーリーとしては面白かったけど、最後というか告白の部分のネタばらしが急にテキトーになってしまっていて冷めてしまって肩透かし。
サスペンスとしてはイマイチ締まらなかったかな。
スマホを落としただけなのに
2018年92本目の劇場鑑賞。
落としたスマホが運悪く悪意を持った人物の手に渡ってしまったことから、
やがて戦慄の恐怖に見舞われていくヒロインの運命をスリリングに描く。
原作は未読。
日常生活において必要不可欠なスマホを題材にすることで、
これが現代では誰の身にも起こり得る恐怖となり、
自分の情報をSNSにシェアしている者たちに対して、
その行為は安全かという警鐘を鳴らしている。
SNS犯罪に留まらず、
連続猟奇的殺人事件も相まって思わぬ方向へ進んでいく。
中田監督だけあって、
長い黒髪を垂らす犯人は「リング」の貞子を彷彿される。
驚いたのは、
暗証番号が誕生日だったってこと。
中田監督なのにホラー描写が弱かった。
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