「親なんかなんもできない」ビューティフル・ボーイ チギタさんの映画レビュー(感想・評価)
親なんかなんもできない
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ドラックにはまる彼に、親が思うできる限りのことを一生懸命やるけど、息子が求めているものとはズレがあって、価値観のズレっていうのか、もうどうにもならなくて。
プチ反抗期の我が子に対峙する日常と重ねてしまって、泣けて泣けて。
少し心配性なパパは自分と重なる。
「お前を信じてるけど、証拠が欲しいんだ。」
「それって矛盾してない?」
ほんと矛盾してる。
わたしもこどもになにか「してあげられる」と思ってんの?おおきなお世話だよね と再確認させられた。
問題に対応しながらパパのあたまに浮かぶのは、舌ったらずでピュアな幼少期の息子の姿。
年の離れた弟の純真無垢との対比もキツイ。
わたしはずっと泣いていた。
音楽もよかった〜
90年代オルタナ
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