「人間の認知バイアス」THE GUILTY ギルティ(2018) サニーインティライミさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の認知バイアス
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警察の緊急通報司令室の中だけで完結する映画
オベレーダーが主人公で、聞こえる音は、全て主人公が聞いている音のみ
見ているシチュエーションは、殆ど変わらないのにずっと緊張感を保った構成は見事でした
主人公と我々が得る情報は統一化され、
大きな間違いへと導かれていく
女の人から、助けて!さらわれた!って言われて、遠くから男の人が電話をよこせ!って声聞いたらもう、感情移入して助けようと思ってしまいますよね
主人公のアスガンは、2つの大きな後悔をすることになるのですが、2つとも、音声しか手懸かりがない中では仕方のない流れだったように思います。
これが、電話じゃなくてテレビ電話で様子が見えたら分かったでしょうね。。。
マチルデちゃん、可哀想すぎる。お腹を切り裂かれた思うとのオリバーを守ったんでしょう。
夫のミケールも、社会的に切り捨てられ、誰も信じられずに、強引な方法を取った。
主人公は自分の過ちに気づき、以前に犯した自分の罪をもみ消さずにきちんと精算しようと決意する。
最後は良いエンディングなんでしょう。。。
とにかく、自分の誤認に気づいて鳥肌が立った経験は久しぶりだったので、満足です。
アスバンの性格が高圧的で、どうしても好きになりきらないのと、そんなに精神的に不安定な母に親権わたるわけないよね、というリアリティ欠如の分でマイナス0.5しました。
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