「傑作ワンシチュエーション映画」THE GUILTY ギルティ(2018) たろうさんの映画レビュー(感想・評価)
傑作ワンシチュエーション映画
アマゾンプライムで観賞。
BGMがなく登場人物の多くが声だけの登場で視覚的な情報が殆どないので地味に見えてしまうのは仕方ない。なのでこの映画をつまらないと言う人は一定数いるのもわかる。だがミルテリーとしてはかなり面白い。なにより脚本が秀逸だったように思う。音や声だけの情報でこちらも推理するわけだが、被害者の恐怖、加害者の焦り、子供の悲しみが声で伝わってくるが、最後まで見るとこれらは所詮声という一つの情報でしかなかったことが突き付けられる。ワンシチュエーション映画としてはかなりの傑作なのではないだろうか。
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