「非常に丁寧な作りのサスペンス」THE GUILTY ギルティ(2018) ばぶさんの映画レビュー(感想・評価)
非常に丁寧な作りのサスペンス
場面は警察の緊急通報コールセンターから動かない。
登場人物は主人公明日アスガーほぼひとり。
ほかの人物は声のみか、姿が映っても端役。
たったそれだけの要素で、息つまる緊迫感と絶望が絶え間なく襲ってくる。
普段はしょうもないコールが入るだけの退屈な任務なのに、ある夜、「誘拐された。助けて」という通報が入る。
通報者は女性。泣きじゃくり、犯人に怯えきっている。
アスガーは細い糸を手繰りながらなんとか現在地を突き止め、助けようとあがく。
何が起こり、どこに行こうとしているのか。
なぜ誘拐は起きたのか。
わずか90分の間で紐解かれる事件は見応えがあった。
アマプラで無料なので、ぜひ見てみてほしい。
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