劇場公開日 2019年5月17日

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「“写実”という幻想」アメリカン・アニマルズ いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5“写実”という幻想

2019年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

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いぱねま
浮遊きびなごさんのコメント
2019年6月1日

いぱねまさん、
コメント返信ありがとうございました!

そこまで褒めていただけると嬉しいやら小っ恥ずかしいやらですが、長いワンセンテンスなのに読み手を混乱させずにスルッと読ませるいぱねまさんの文章構成というか語彙の組合せも、こちらとしては勉強させていただきたいくらいです。

それにしても仰る通り、感情を表現するというのは本当難しいですよね……けれど、「これぞ!」という表現を見つけた時の愉しさというのも、これまた格別ですよね!
まあその後、いぱねまさんや他の方の玄人顔負けのレビューを読んで「わいは蛙や……小っちゃい井戸の底の蛙やったんや……」と肩を落とす所までがワンセットなんですが……。

またこっそりレビュー拝読させていただきますね。返信お気になさらず!
次回レビュー楽しみにさせていただきます。ではではで!

浮遊きびなご
浮遊きびなごさんのコメント
2019年5月30日

いぱねまさん、きびなごと申します。
コメントありがとうございました!

レビューお褒めいただいてありがとうございます!
とはいえ自分のレビューは長々とした文章で自分の感情を整理してるようなもんなので、僕のレビューよりもいぱねまさんのレビューの方が文章として成熟されていると感じるのですが……。

いぱねまさんの『アメリカン・アニマルズ』のレビューも拝読させていただきましたが、辛口かつ濃かったですね。
予告編でも『100%真実』という文言が使われていましたが、むかし僕が尊敬していた歴史学の先生が「“事実”はひとつだが、“真実”は当事者目線の“事実”であり、人の数だけ存在する」みたいなことを言っていたのを覚えています。
誰かが「これが true story や!」と言い張る物語を再現しても結局“写実”には成り得ない訳で、主人公達それぞれの真実がごちゃ混ぜになったのがあの再現ドラマと考えると、『100%真実』や『真実の物語』という文言も、作り手の皮肉めいた意図を感じて個人的には面白かった次第です。

長々と書くのは僕の悪い癖なので、
返信お気になさらず! 失礼致しました。

浮遊きびなご