ボヘミアン・ラプソディのレビュー・感想・評価
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これは泣く
前半のボヘミアンラプソディーは、コンプレックスを抱えたファルーク・バルサラからフレディ・マーキュリーに変身してゆくストーリー.
殺してしまったのはファルークバルサラ自身.
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後半のボヘミアンラプソディーは、ゲイ、HIV感染、殺してしまったのはフレディマーキュリー自身。しかし、死を知って生を知る。ファルークバルサラ自身を認め、ファルークとフレディは1つに、真のフレディマーキュリーとして、伝説のライブエイドへと向かう。。
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ウェンブリースタジアム15万人を前に、ピアノ、ボヘミアンラプソディー。。こんな構成されたら泣くだろ!?
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コンプレックスを抱えた全ての人たちへ。
ウィーアーザチャンピオン。。泣くだろ!?
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エンドロール、ドントストップミーナウ!.
めちゃくちゃ楽しさが込み上げてくるんですけど!?なんか幸せなんですけど!!
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めちゃくちゃ普遍的なテーマ!!
エイズで死を悟ったけど、誰しもが寿命に向かって常に時計が進んでいるんだけどな。
誰しもがもっと早く自分自身と向き合えるはずなんだけどな!!.
自分を幸せにするのは他の誰かじゃないよ。自分自身で幸せにするんだよ!人はいつだって変われる。
ストーリーはチープかも知れない
音楽がいいから、それで全てOKなの。
Queenって凄いね。存在は知ってたけど、どんな曲やってたかは知らなかったの。でも映画で流れたらさ「え、あれも、これも、それもQueenなの!」って驚いたもん。どこかで耳にしたことあるんだよね。
ストーリーは、まあ、あってないようなものだから、いいかな。
魂が震える
ちょうどこのライブエイドが行われた年に生まれた。Queenの曲はテレビCMでもよく流れていたのでわりと好きだったがハマっているというほどでもなかった。2014年にモントリオールでのライブ映像が映画館で公開されて、何気なく足を運んでから、そのパフォーマンスに圧倒されてそれから大好きなバンドになった。この映画はライブではなかったけれど、フレディが思ったよりフレディだったしブライアンもロジャーもジョンもそうだった。Queen好きなら観るべき映画だと思う。
神格化がなくなって1人の人間と感じた
名曲はフレディー1人の力でなく、メンバーとの感情のぶつかり合いから生まれてる、というシーンが特に良かった。レコーディングに遅刻しまくるフレディーにメンバーが痺れを切らしている時にブライアンメイがウィーアーザチャンピオンの前奏のどんどんパッどんどんパッのリズムを思いついて、遅れてきたフレディーとケンカになるもの、曲のアイデアがどんどん膨らんでいき、ケンカも収まり一体となる、音楽、創作を中心とした家族的繋がり、という彼らの関係性が感じられて良かった。
全然世代でもないですが
クイーンはCMやドラマなどで聞いたことある程度。フレディはゲイだった、エイズで死んだ。くらいの感じでしか認識してなかったですが、すごく泣きました。なぜかわかりません。後半も後半。最後の方はずっと泣いてました。とてもいい映画だったとおもいます。
Love of My Life
クイーンというロックバンドのフロントマン・フレディと、彼の恋人であり妻であり友人であるメアリー・オースティンとの関係を描いた本作『Love of My Life』は、短い尺の小品ながらも切ない余韻を残す佳作でした。
フレディにとって、メアリーは本当に唯一無二な存在なのでしょう。彼がストレートなヘテロセクシャルならば、2人は肉体的・精神的にも同じニーズを持つため、スムーズな関係を維持できたのでは、と感じます。
フレディの難しさは、バイセクシャルと言うかなんと言うか、精神的にはメアリーを求めているけれど、肉体的には求められない苦しさですよね。メアリーに「あなたはゲイよ」と言われるシーンから、メアリーとの肉体関係は不可能だったのだと思います。でも、メアリーは肉体的・精神的に愛し合いたいのですよね。2人はLove of My Life なんて曲ができちゃうぐらい精神的につながっているのに、誰が悪い訳でもないのにこの苦しみは切ない!
より相手を強く求めていたのはフレディで、別離後、互いの家でライトを点け合うシーンは胸に迫りました。乾杯するのはフレディだけで、メアリーはしない。でも、それはメアリーの健康さの表れにも思えて、悲しいけどポジティヴなイメージを受けました。メアリーはフレディとの関係に自分なりにケリをつけて、自分の人生を歩み始めたのだな、と感じさせるシーンでした。
で、フレディも反動的にポールとの関係に溺れますが、あくまでもポールはフレディにとってセフレなんですよね。精神的なつながりはない。でも、ポールにはフレディを精神的にも求めているようなフシも見えました。リムジンの中でポールは自らのセクシャリティの苦しさを吐露します。でも、フレディは受け止めない。これってけっこう残酷な関係だな、と感じました。
本作の問題点は、ジム・ハットンですかね。パーソナリティーも何も描かれてないのに、自然とフレディのステディみたいなポジションに収まっていて、何なんだ?って感じです。こういった雑な演出は映画を台無しにするのでやめてほしいです。もっと描き方があったのでは、と感じました。
プチネタバレですが、ラストにフレディのバンドが大舞台で演奏するのですが、頻繁に舞台袖にいるメアリーをカメラが抜くので、その度に胸が切なくなりました。でも、その脇には謎のジム・ハットンが…ホント、丁寧な演出をお願いします。
つーか!
つーか、男同士のラブラブキスシーン
おおすぎやろう^_^!
最後のライブに向けて盛り上げ
ライブエイドで、爆烈!昇天。
なかなかよかったですよー。
映画館満員。
けど、これでいけるんなら
ピンクフロイド、レッドツェッペリン
キングクリムゾンとか
無数にできますよね。
きそうやわね。
クイーンを知らなくても、歴史を歩める
伝説のロック・グループが生み出した数々の名作がどんなインスピレーションによって着想を得たのか、メンバーの誰が書いたメロディなのか、そういう1つ1つのエピソードがきちんと描かれているから、クイーンの当時を知らない世代でも彼らの歴史の歩みをタイトルの誕生と共に追ってゆける、バイブルのような映画。
フレディ・マーキュリーの偉大さを感じた!と言う人がたくさんいたけれど、私はフレディ本人よりも彼を取り巻く人達の心の広さをひしひし感じたんですが。
その奔放さと身勝手さでイギリスメディアからフルボッコ喰らっていた頃、フレディが日本を訪れその歓迎とヒットにより自信を取り戻した経緯から日本ラブになり、果てはクイーンの曲は日本では無料で使用出来るようにしてくれたらしい。私達がクイーンの曲の殆どをどこかで耳にしたことがあるのはそのせいだろうけど、結構凄い事だからワンチャン作中でその辺のエピソード出てくるかなと思ったら一切なかった!そらそうですかね!w
苦悩
映画館がライブ会場のようだった。
当時の、熱気溢れる観客の1人になっているのかと錯覚した。家で鑑賞するのはもったいない。
フレディは実に多くのものを背負って生きていたと思う。その苦悩が楽曲として昇華されているようだったので、私が当初抱いていた、「現代に生きていれば楽だったのかも…」という安易な考えは無意味なのかもしれない。
QUEENの楽曲はそれほど詳しくなく、全盛期を知っている世代ではないが、ちゃっかりサウンドトラックも購入して余韻に浸っている。
世界を魅了した男の光と影
第76回ゴールデングローブ賞最優秀作品賞(ドラマ部門)受賞作。
IMAX(12.1ch)で鑑賞(字幕)。
クイーンの熱狂的なファンと云うわけではありませんが、時折CMなどで曲が流れる度、つい聴き入ってしまう大きな魅力を感じていました。フレディ・マーキュリーのボーカルと、今聴いても斬新でキャッチーなメロディーが渾然一体となって、体の芯から痺れて来るような高鳴りを覚えるのです。
公開前から観たくて観たくて堪らなくて、そう云う時に限ってなかなか予定が空かず、ようやくの鑑賞でした。
もちろんサウンドトラックは購入済み。もうすでに何度も聴きました。それだけで期待と興奮が高まっていく。
フレディの半生に圧倒され、色褪せない名曲たちの素晴らしさに痺れまくりな至福の時間を過ごしました!
今尚世界を魅了し続けるフレディの物語は、既存の価値観を打ち破るだけでは無く、圧倒的且つ鮮烈で、魂の底から湧き上がるような輝きを放っていると思いました。
「ボヘミアン・ラプソディ」などの絶大な人気を誇っている楽曲の数々の誕生秘話が描かれていました。独特のセンスに導かれ、紡がれていく歌詞とメロディー。
個性的なメンバーの才能も融合し、唯一無二の楽曲がつくられていく様はまるで革命のような高揚感に満ちていました。
瞬く間にスターダムを駆け上がっていくクイーン。フレディ自身も運命の人―メアリーとの結婚を経て、全ては順風満帆で前途洋々と進んで行くかに見えました。
しかし、光あるところには影がある。栄光の裏側には、己のルーツへのコンプレックス、セクシャリティーの興味本位の追求、ソロ・デビューを巡るメンバーとの確執がありました。
酒とドラッグと一時の快楽に溺れ、何かに追われるようにアルバム製作を続ける日々。やがて病に蝕まれていく体。…
孤立し、ズタボロになっていく彼の姿は痛々しく、そこにはひとりの人間の苦しみがあり、胸が締めつけられました。
おおよその展開は(痛ましいものの)伝記映画の常だなと思ったのも束の間、クライマックスに訪れた強烈な一撃!
一旦は崩壊しかけたクイーンが復活を懸けて挑む空前の大舞台。かけがえの無い「家族」と共に、秘められた想いを昇華させるかの如くのパフォーマンス。…
「ライヴ・エイド」のシーンはまさに興奮の坩堝。圧巻と感動の21分間でした。声援を許して欲しいくらい。さながら時を超えたライブ・ビューイングでした。
劇場がライブの熱狂に包まれ、一体となっていくように感じました。振付では無く、フレディの動きを完全トレースしたラミ・マレックに心からの称賛を贈りたい!
世界中をひとつにしたその瞬間、彼は圧倒的な伝説になったのだと思いました。光の部分だけで無く、影の部分もあったからこそ、人間的な輪郭が立ち現れる。
世間に迎合せず、自分自身を貫こうとしたその生き様はまさにボヘミアンだし、その生涯はラプソディのように奔放。彼の想いが反映された楽曲は人々の心を揺さぶって止まない。
だからこそ、史上最高のエンターテイナーとして君臨することが出来たのかも。なるべくしてなった伝説。言うまでも無く、その存在は永遠に語り継がれることでしょう!
[追記(2019/02/25)]
アカデミー賞4冠、おめでとうございます。
作品賞はさすがに無理かなぁ、とは思いましたが、ノミネートされていた5つの内4つを手にしてもはや感無量。大好きな映画がこのような栄誉に輝いたことが心の底から嬉しい。
[追記(2019/04/21)]
UHDブルーレイ収録の特典映像「ライブ・エイド完全版」を楽しみにしていました。やはり、圧巻のパフォーマンスでした。21分間に凝縮された熱量はハンパじゃないです。
編集時に2曲分をカットしたのは正解だなと思いました。そのままならテンポの良さが損なわれ、感動が削がれていたかも。本編と切り離して単体で観る分にはぴったりでした。
[以降の鑑賞記録]
2019/04/21:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2019/12/07:Ultra HD Blu-ray(字幕)
2021/06/04:金曜ロードショー35周年記念(地上波初放送)
2022/03/27:NHK(字幕)
2023/04/21:金曜ロードショー
※修正(2024/04/01)
伝説
やっっとIMAXで鑑賞!予告から気になってしかなかったのに見る前に世間で流行ってしまって、はよみたかったー。
IMAX大正解で、完全にライブ。
いちいち涙してしまう自分にびっくりしながら鑑賞。
苦悩、作品が作られていく過程、後悔、葛藤、病気。
描かれてるもの全てが興味深く、伝わってきてつらかった。
Queenをこれから聞くときは今までと違った気持ちになりそうだ。
Queen知らなくてもQueenが好きになる
Queenは代表的な曲しか知りません。
人もフレディマーキュリーしか知りません。
彼らが生きてるのか死んでるかも分からない平成生まれでしたが、どうしても観たくてようやく観れました。
結論から言うと、この映画観る前と後ではQueenの印象が180度変わりました。
こんなにステキなバンドでステキな曲達で言葉通り心に響きました。
『Queenなんて。』って思ってる人、食わず嫌いしてる人、世代じゃないとか思ってる人、そんなの良いから一度見てほしいな。
絶対Queen好きになる。
絶対。
見れば見るほど味が出る
QUEEN世代の母と1度見てから合計3度見に行きました。
1度目は、フレディー・マーキュリーという1人の人間の生き様の美しさ、QUEENメンバーやメアリー、ジムというフレディーを信じて支える人達の愛に感銘を受けました。
2度目は、1度目の鑑賞を経て何度も聴き調べたQUEENの名曲の数々をその背景と圧巻のステージパフォーマンスと共に、応援上映でロックコンサートさながらに楽しめました。
そして3度目、QUEENに関する様々な過去の記事を読み、QUEENメンバーの人間性や関係性を想像しながら、フレディー・マーキュリーだけではない、4人いてこその「QUEEN」というバンドの魅力を味わう事が出来ました。
いずれも最高の余韻に浸ることが出来る最高の経験でした。
素晴らしい映画をありがとうございます。
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