「ブライアン・メイがとにかく激似!」ボヘミアン・ラプソディ カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
ブライアン・メイがとにかく激似!
映画館で2度観たが、6月4日に日テレでやってたので、また観た。断然、映画館の方がいい。
とにかく、ブライアン・メイ役が激似なので、フレディ役のレミ・マレックには違和感あったが、すぐのめり込む。
クイーン自体はブルースロック好きの私にはとくに強い思い入れはない。当時はバンド名やデビュー曲のキラークイーンの曲調から日本の女子ファンを狙った色物バンドだと思っていた。実際に当時、我々は外タレの来日に飢えていたし、ウドーはかなり儲けていたと思う。映画の中でも会社と契約する場面で、まずは日本ツアーをやって・・・というセリフがある。実際、日本から火がついたバンドだったと記憶している。
フレディの生い立ちやバンド加入のきっかけ、ボヘミアンラプソディーのレコーディングあたりまでは観ていて、楽しくて仕方ない。EMIのプロデューサー(ピンクフロイドの狂気のゴールドディスクがかかっていた)とのやり取りもくすぐられる。
しかし、バンドというのは解散に至るゴタゴタが付き物で、その気配が感じれるようになると、ツラくて仕方がない。レミ・マレックが痛々しくて、悲しい。レミ・マレックは実に魅力的な役者だと思う。
フレディの死後、ポール・ロジャースをボーカルに据えてツアーをやったりしていた。FREE、Bad Company のボーカルのポール・ロジャースのコブシの利いたボーカルが好きなのだが、フレディ・マーキュリーとは全くタイプの違うボーカリスト。タイプがにている人は逆に引き受けられないとも思う。
ブライアン・メイ役のグウィリム・リーが激似だが、役の上でも、リーダーとして安定感があって、大変よろしい。実際、ブライアン・メイにギターの指導を受けたらしい。ドラムのロジャー・テイラーの指導を受けたベン・ハーディも羨ましくて仕方ない。
キラークイーン~ 頑張れ田渕~
と聞こえたが、バカがバレるのを恐れて黙っていたあの頃。
が、懐かしい。
カール三世さん、コメントありがとうございます。
レビュー数が多い作品のときは、「作品名_投稿者」で検索すれば大体ヒットしますよ~。
スマイルもなかなかのバンドでしたよね。ボーカリストは辞めて失敗。面白いエピソードです。
それにしてもキープ・ユアセルフ・アライブはギターリフが結構難しいんですよ。簡単そうに聞こえるけど2本の弦を同時にチョーキングするという大技。しかもスタジオ盤だとギターが何本も多重録音されているので、どこを弾けばいいのやら・・・と悩んだ思い出があります。