「Queen」ボヘミアン・ラプソディ usako usaさんの映画レビュー(感想・評価)
Queen
Queenと言えば外国のすごい人、としか思っていないような本当にしらず、この映画を見ました。
レビューを少し拝見しましたが、Queenのファンの方はフレディ・マーキュリーをバカにしている、実話ではない、などの意見が多くありましたが、Queenを知らなかった私からするとこの映画を通してとてもQueenが好きになりました。
スター、という存在を感じるような、不思議な気持ちになりました。
途中、バンド仲間、特にロジャーとよく喧嘩をしていて、お酒やタバコなどに溺れ、ついにバンド仲間とも離れていき、メアリーは妊娠してしまい、孤独になり病気にもかかってしまった時はこの人は本当にスターなのか、実力は確かだけど非常識な人だったのではないか、後悔ばかりの人生だったのではないか、という印象を受けました。
しかし、バンド仲間とまた一緒にやる事を決め、練習終わりに病気の事を告白する時は感動以外の何者でもありません。
ただ、酒やタバコに溺れて、死んでしまうことに後悔があるなんて考えられなくなり、バンド仲間もフレディ・マーキュリーの思いどうりにされていて嫌っていたのではないかと思ったりもしなくなりました。
ただただフレディ・マーキュリーが愛おしくなりました。
そして、なにより最期のライブエイドでは世界がQueenと一体になったようなとても不思議な感覚でしたが、数十分前の(映画上)フレディ・マーキュリーの挫折もし、孤独でもう死も近くなった人生が認められたような、言葉では表せないような感覚でしたがバンド仲間がフレディ・マーキュリーを
見て笑っていたりしていてQueenが大好きになりました!
これからはQueenの事をただの凄い人なんて思わないです。
唯一無二の存在、フレディ・マーキュリーの人生、Queenの人生、心が惹かれました。