「QUEENは好きだけど映画としては微妙」ボヘミアン・ラプソディ 恵さんの映画レビュー(感想・評価)
QUEENは好きだけど映画としては微妙
期待外れでした…!
大ファンではないけれど、ほぼ全曲知っている&Live Aidも何度か見ている、人間関係や恋人、エイズなど基本的な知識がある状態で観ました。
まるでバイオグラフィーをなぞる様に淡々と進む、受動的なストーリーテリング。
フレディの苦悩や葛藤、曲が完成するまでの過程、それに付随する物語が深く掘り下げられず軽すぎる。特になんの苦労もなく、モーツァルトのように曲がぽんぽんと浮かんでしまう見せ方は残念…。
ただ、ラストのLive Aidはテンションが上がる!QUEENの音楽はやっぱりかっこいい!!
が、しかし、ここに至るまでのストーリーが陳腐だったので、あれ、なんで違う人が演じてるバージョンのLive Aidを観てるんだ?となってしまった。むしろライブシーン長いよ、とすら思ってしまった…。
これはエンディングシーンで評価が高い映画なのではないかなぁと思っている。
あのLive AidのシーンはQUEENの音楽の効果であって、映画として印象に残る表現方法やストーリー展開などを感じなかったので残念。
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