「心地良い音楽体験」ボヘミアン・ラプソディ ひかりさんの映画レビュー(感想・評価)
心地良い音楽体験
クリックして本文を読む
遅ればせながら見てまいりました。
伝記物としても音楽物としても一見凡作なのですが、鑑賞後にとてつもなく満たされた気持ちになります。
当然の事ながらクイーンの楽曲が素晴らしく、全編に渡ってシーンを盛り上げていますし、何よりも最後のライブシーンが音響を含めて圧巻です。少し音の良いシアターで観たので、あのライブ・エイドの会場にいるかの様な臨場感。
物語の中で最後の最後に演奏されるウィーアーザチャンピオンが、このドラマを全て収束する構造が素晴らしく胸が熱くなりました。
常にお互いあーでもないこーでもないと楽曲を作るシーンは、フレディ・マーキュリーというカリスマが他の3人無しでは成立しない様子をよく表しています。
そう言う意味ではアナザワンバイツァダスト制作のエピソードが面白かったです。
上映館があるうちに是非劇場で観る事をお勧めします。
自宅でこのライブ感は味わえない!
ああ、クイーンってこういうバンドだったのか、と再認識しました。
コメントする