「クイーンはリアル世代だが」ボヘミアン・ラプソディ asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
クイーンはリアル世代だが
フレディ・マーキュリーがエイズで死亡し、その原因が同性愛者だったというのは当時から知られていた事実で、彼のカバみたいな口元は髪が長い頃は特に異様に見えていた。
短くなってからは、今度は曲の方向性が変わってしまいすっかり離れてしまった。
ファーストアルバムは擦り切れるほど聴いたがその後は二枚目がギリ。
そういう自分がいてこの作品を見るとなんか複雑。
この映画の中に出て来る悪役の側( キラークイーンから先の曲に興味を失ってる一般大衆たち)の一人がまさに自分なんだから。
私もクィーンリアル世代ですが、asicaさんと違って楽曲の方向性が変わってからの「オペラ座の夜」「華麗なるレース」の二枚のみ擦り切れるほど聴いてました。(ファーストはグラムロックかぶれの親戚がメチャ聴いてました)
その頃、クィーンの存在忘れるぐらい、他に聴きたいもの山の様にあり、今の様に配信等々で簡単に聴ける時代でなく、レコード買うか借りるかだけでした。
MTVの頃、落ちぶれていたクィーンの起死回生が、本作のメインになるライブエイド…フジテレビの生中継を録画したVHSは今も保管してますが…
そのライブエイド会場に、タイムスリップして観客の中に投げ込まれた様な臨場感は感涙ものでした。
ただ、個人的にはブライアンが激似なのに対し、肝心のフレディの顔が最後迄違和感ありすぎ、話が余り入って来ないままでした。
↑ほとんどレビューと同じ😅