「ヒットしてる意味に納得」ボヘミアン・ラプソディ スティーブン・スピルバンジョンさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒットしてる意味に納得
クリックして本文を読む
正直この映画がヒットしていることを聞いた時、なにがそんなに面白くて話題になっているのか分からなかった。世代的にクイーンについてヒットソングをいくつか知っているだけで詳しいわけでもなく、あまり興味もなく、なんとなく誘われて見に行っただけだったが、映画を見てヒットしていることに納得した。主人公は庶民的な暮らしからバンド仲間を見つけ、その歌声で観客を魅了し続け大スターになっていく。ステージで自分の持っている力を全て出し尽くし、自由にダイナミックに表現している。その自由さから仲間やクライアントとトラブルに陥ったり、変わった性癖から婚約者も離れていき、病気にもかかってしまう。しかし最後は仲間の大切さと身近にいてくれる人のありがたみに気づくこととなる。20分間の実際の音源を使ったライブがある。クイーンについてあまり知らなくても楽しめ、見たあとクイーンの曲を聴きたくなるような映画だった。
コメントする