劇場公開日 2018年11月9日

「クイーンのネームバリューに頼り切った映画」ボヘミアン・ラプソディ こさんの映画レビュー(感想・評価)

1.5クイーンのネームバリューに頼り切った映画

2018年12月31日
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流す曲数を減らしてでも物語として掘り下げるべきところがあったんじゃないのか。
こんなことがありました、誰かがこんなことを言いましたってのをシーンとして挟んでいるだけ、って思ってしまうくらい構成が悪い。
金がかかっているからそれなりのモノが出来ているけれど、それなりでしかない。

だからライブシーン当然も “それなり”。俳優の演技は素晴らしいのにそれさえも、”それなり”に薄まってしまったのはなんでだよ。
最後のライブにしたってステージをずっと見せるべきで突然お茶の間の音声や、バーの音声に切り替わったりすると気持ちが途切れるじゃないか。

音楽がいいのは当たり前。
だからこの映画はクイーンのネームバリューに頼り切っただけの作品。

こ