劇場公開日 2018年11月9日

「ライブステージの再現力は圧巻!」ボヘミアン・ラプソディ kazzさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5ライブステージの再現力は圧巻!

2018年12月25日
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鑑賞方法:映画館

ヒットナンバー誕生の瞬間がスピーディーにテンポ良く描かれるとともに、
アーティスト自身の苦悩の日々と、
マネージメント側の浮き沈みの人間ドラマがリアルに描かれている。
が、何と言ってもこの映画の魅力は、
クライマックスのライブエイドのステージシーンに尽きる!
実際のライブ音源を使っているのだろうか、圧倒的迫力で20分間のステージを再現している。
当時、ライブエイドはテレビ放送で断片的に見ていたが、クイーンのステージは印象になかった。
恐らく見ていないのだろう。
クイーンを見逃していたとは、なんたる不覚!

映画は、本物のテレビ映像よりも接近したカメラで、臨場感は半端ではない。
スタジアムの観客と一緒に喝采を送りたくなる。

とにかく、クイーンをスクリーンに甦らせるために徹底した情熱を注ぎ込まれた映画だと言える。

フレディーがメンバーに詫びて戻る場面以降、胸を打つシーンが連続し 、そしてライブエイドになだれ込む。
まるでスポーツ映画を観ているるように、クライマックスのステージで歌うフレディーを手に汗握って応援していた。

溢れる才能による葛藤と、マイノリティの疎外感と、金と欲求と、愛と友情が描かれつつも、
真のテーマは「クイーンの再現」で、見事に成し遂げている。

kazz
たなかなかなかさんのコメント
2020年4月1日

kazz様
コメントありがとうございます😊
観る側の意識も大事ですよね!
寛容な心で観賞したいです!

たなかなかなか