「クイーンの力強さに感動&興奮!!」ボヘミアン・ラプソディ mansさんの映画レビュー(感想・評価)
クイーンの力強さに感動&興奮!!
物語は、フレディが空港での仕事をしていた20代前半頃(?)から始まります。
当時他のバンドを組んでいたブライアンメイ、ロジャーテイラーに
全くの無名であったフレディがバンドを組むことを持ちかけますが、
2人はフレディの歌声に魅了され、バンド結成を決意。
ここに、ジョンディーコンが加わりクイーンが結成されることになります。
ここから、飛ぶ鳥を落とす勢いで大躍進を繰り広げていき、タイトルにもなっている
名曲「ボヘミアン・ラプソディ」などを作り上げ、スターの地位を不動のものとしていきます。
しかし同時に、フレディは最愛の女性を得ながら、「自分はゲイなのでは?」
という悩みを抱くようになります。
さらに、バンドメンバーとの不和などがあり、
少しずつ歯車が狂い始めたフレディは、次第に孤独となっていきます。。。
自分自身の歌に一点の曇りもなく自信を持つフレディ、孤独に苛まれ自堕落になっていくフレディを
約2時間しっかり描いているので、最後のパフォーマンスは今までの孤独・辛さを
吹き飛ばすような力強さを感じて、非常に感動&興奮しました!!
ラストに向けて、じっくりフレディの半生を振り返った上で、ラストを存分に楽しむような作品かと。
クイーンの躍進がスピード出世すぎたのか、それとも理解力が足りなかったからか、前半のどんどん売れていくシーンは
やや置いてけぼりになった感はあったものの、随所にある「We Will Rock You」、「Another One Bites The Dust」
といった名曲達を通してもエネルギーを思いっきり感じる映画でした!