「Somebody To Loveで始まるけど、フレディが「愛すべき...」ボヘミアン・ラプソディ zhiyangさんの映画レビュー(感想・評価)
Somebody To Loveで始まるけど、フレディが「愛すべき...
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Somebody To Loveで始まるけど、フレディが「愛すべき誰か」を探し求める二時間。
キラー・クイーンとボヘミアン・ラプソディで一気にスターに駆け上るくだりはそこそこに終わらせる。むしろ誰を愛しているのか、誰が愛しているのか五里霧中のまま、孤独なフレディがどんどん嫌な野郎になってバンドも仲違い……みたいなのはありそうっちゃありそうだけど、情けない姿が意外と言えば意外。セクシャリティへの悩みがフィーチャーされてるのが今どきっぽいけど。
愛に飢えた放浪の果てに最高のバンドメンバーとも家族(ていうか父)とも和解ってのはベタだけど、最後のライブエイドのパフォーマンスが有無を言わせないくらい凄いし、泣ける。死期が近いことも相まって歌詞がいちいち泣ける。
伝記映画は一歩間違うとただのヨイショだけど、フレディの圧倒的な歌声もしっかり活かした物語になってる。俳優のコピー具合も良かったんだと思う。
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