「15億人の1人だったことが誇り!」ボヘミアン・ラプソディ ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
15億人の1人だったことが誇り!
ライブエイド、どストライク世代だったけど、クイーンはブレイクフリーのキワモノPVでちょっと苦手でした。当時はデュランデュラン、カルチャークラブ、マドンナ…みたいなビジュアル重視のスターが次々とヒット曲を出してた時代、ロジャーと言ったら、女子にとってはデュランデュランの方を指したものです。
もちろん、バンドエイド、U.S.A. for Africaに感動したクチ、DVDも買いましたが、全部を観ないまま30年以上経ってしまった、ゆとりのない半生を後悔してます。バタバタしてるうちに、フレディは亡くなり、マイケル、プリンス、デビッド・ボウイ、ホイットニー、ジョージマイケル…当時のスターがどんどん亡くなりました。
長い能書きになりましたが、後半の私の涙は、そんなスター達に会えなかった後悔(プリンスとワムのライブには行きましたが)と、あんな風に熱い想いでロックを聴いていた青春時代へのノスタルジーと、すっかり年は取ったけど、あの時の熱い時代に戻れた嬉しさ…とにかく色んな気持ちがないまぜになって、いつのまにか泣いていました。
フレディはちょっとデビュー当時のプリンス寄りだったけど、クイーンのメンバーも、ボブゲルドフもそっくり、ウェンブリーの観客をなめるようなカメラワークまで、ずっとずっと興奮させてくれました。135分じゃ足りない!5時間でも観たかった、そんなすごい映画でした。
フレディに会いたかった…。
追記:
コロナ禍直前のクイーンの来日公演に行き、フレディ亡き後もまだ若かりしクイーンと合唱できた感動と、アダムランバートのフレディに対する敬意をひしひしと実感して、涙が止まりませんでした。
ブライアンもロジャーもめっちゃカッコよかったし、歌が上手かったし、彼らが現役なのも、心の底から嬉しかったです。
そして、2021年6月、地上波初登場で3度目の鑑賞…。覚えていたつもりだったけど、改めて細かい伏線の発見とか、泣きながらボヘミアンラプソディを書き上げるシーンとか、胸熱な場面が増えてました。
それでもやっぱりライブエイドの再現は何度見ても最高過ぎます。完成してくれてありがとう。
Kazu Annさん、こちらこそわざわざありがとうございました。前はロック少年、いっぱいいたのに、今はどこに?w
いい時代に多くの名曲に浸れたのは幸運でした。
ゆ〜きちさん、コメント有難うございます。
親しい友人がバンドのリードギターで、クイーンのブライトンロックやライアーを取り憑かれた様にコピーしていて、その影響で昔クイーンにはまりました。懐かしいさもあったのですが、この映画で彼らの音楽の時代を超えた素晴らしさを再確認でき嬉しかったです。
あれから、DVDを見返してみて、ラミの熱演も素晴らしかったけど、つくづく本物のかっこよさを実感しました。観てる側の自分がこんなに鳥肌が立つんだから、あのステージの中心に立っていたフレディの興奮はいかばかりか。
最後の来日公演直後の、クライマックスにふさわしいステージでした。映画の主軸がライブエイドで正解でしたね。
コメントありがとうございました。ゆーきちさんはライヴ エイドをオンタイムで体験されたんですね。私は社会人になりたてで、それすら知らず4枚組DVDで後追い体験したので羨ましいです。
昨日初めて「応援上映」で観たので、またコメントに書きます。
改めてフレディマーキュリーの歌声がどんなに魅力的なのか、大音量で聴いて実感しました。あんな歌の上手い人は今、見当たらないです。当時はレオタード姿で胸毛モジャモジャのキモいお兄ちゃんとビジュアルばかりに気をとられてました。ああ、、。