「生命力に溢れた作品」ボヘミアン・ラプソディ AIさんの映画レビュー(感想・評価)
生命力に溢れた作品
Queenを聴いたのは中学1年生のとき。
母の買った「Jewels」をこっそり自分の部屋に持ち込んで聴いた。
あの時に聴いた「Bohemian Rhapsody」の衝撃は未だに覚えている。
この映画が公開されることを知った時、
心底観たいと思った。ただ少し怖かったのは
私の思っているQueenと違ったらどうしよう。という気持ち。
世代ではないけれど、私はQueenが好きだ。
キャスト陣の素晴らしい演技力に加え
本当にQueenのメンバーにすごくにている!
音楽はもちろん素晴らしい。
オープ二ングの音楽が流れて、ゾクゾクが止まらなかった…。
フレディのセクシュアリティな部分、そこは本当にデリケートな問題であるが、メアリーがいて、Queenのメンバーがいて、ジムがいた。
フレディが愛を求め、大きな愛に囲まれていた
。
私たちは、セクシュアリティな部分を妙に気にしている。そして、不躾な質問を問うことが多い。でも、それに何が意味があるのか。
愛であることに変わりはない。
ただそれだけでいいじゃないかと私は思う。
ライブ・エイドのシーン
あのシーンを見た時に、私は中学生の時に得た感情が何だったのか理解できた。
生命力だ。
Queenの曲に救われた、中学生の頃の私。
そして、ブライアンが見つめる先に
フレディが歌っている。
その姿に涙が止まらなくなった。
フレディの華やかな経歴と愛に生き、
パフォーマーとしての姿を
生で見てみたかった。
今作を観ることが出来て、心から幸せに思う。