「伝説のQueen」ボヘミアン・ラプソディ bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
伝説のQueen
自分がクィーンへの思い入れもある分、星は5つでは足りない⭐️⭐️⭐️⭐️⭐︎⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️…❣️
初めてクィーンを聴いたのは、高校の時の深夜ラジオ。今までに無い革新的なロックのメロディーに魅了されました。
大学生の時、フレディの唾がかかりそうな武道館のアリーナでライブを聴き、ボヘミアン・ラプソディーの最後の銅鑼が鳴り渡った瞬間の感動は、今でも忘れられません。
本作では、フレディがクィーンのメンバーと出会うところから、スターダムを駆け上がる中、恋人との別れ、メンバーとの衝突、ゲイとしての葛藤、そしてエイズの発症へと展開します。あまりにも数奇な運命に翻弄されながらも、独自の音楽を追求してきた、フレディを中心にクィーンの足跡を辿ります。
ここまで本作にのめり込めたのは、やはりフレディ役のラミ・マレックの歌い方、ファッション、ボディアクション、それにピアノの指の動きまでもが、本当によく研究をしていて、特に、髪を短くしてからは、本物のフレディを観ているようだったからだと思います。
ブライアンやロジャー、ジョン役の3人の演奏振りもよく似ていて、最後のウェンブリー・スタジアムでの、ライブ・エイドの20分間は、見事に伝説のバンド・クィーンが復活しました。
それと同時に、自分も溢れ出る涙が止まらない、感動のライブでした。
クィーンを知らない方も、熱い感動が残る映画だと思います。