また、あなたとブッククラブでのレビュー・感想・評価
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笑いはそこそこでも格別の味わいが
20世紀のハリウッドを果敢に生き、そして、生き残った俳優たちが一同に会する。展開は、正直言って予想の範囲内。官能小説「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」に影響されて、節々に問題を抱える女性たちの生活が潤い始める様子そのものより、演じる俳優たちの個性比べを堪能しよう。一番現役感があるダイアン・キートンのややトーンを落とした気配り、コメディリリーフとして余裕綽々のキャンディス・バーゲン、持ち前のスローで若干傍迷惑なキャラをここでも踏襲しようとするメアリー・スティーンバージェン、そして、まるでバービー人形アダルト版みたいなルックで弾けまくるジェーン・フォンダ。特に、反戦の闘士からオスカー女優へ、さらにCNN創始者夫人へと時代毎に変身を遂げてきたフォンダの、今現在の有り様には、驚きと共に不思議な郷愁を感じる。そう、これは4人がそれぞれに歩んで来た時間の重みを体感しながら、彼女たちのサバイバルを賞賛すべき1作。笑いはそこそこでも、格別の味わいがあるのだ。
米国の判事は酒飲んで逢瀬を交わして、挙げ句、運転出来るのか?
4組と言えど、2×4つまり、8人の物語が進む訳で、男が全部同じように見えるから、ごちゃごちゃなストーリーに感じる。
先ずは申し訳ないけど、男目線で出鱈目な老人に対する偏見だ。
俳優さんの実年齢から、僕よりも年上になる。つまり、実体験で現状を正直に申せば、男も女もこの年になると、絶対に隠せないのが『加齢臭』だと知っておこう。
ましてや、large過ぎるピザを飽食の限りを尽くして食べ、白ワインをこれから運転をするのに飲みまくるアングロ・サクソンの体臭は言わずもがなだ。
この映画の演出家は、その域に入っているのに気づかないからこんな出鱈目な映画を作ったと思う。
40歳過ぎれば、オソマな臭いが漂うようになっている事を知っておこう。
さて、故に、普通に過ごしている老人ならそんな事は100も承知で、
こんな映画の様な事を考えられる余裕など無いと言う事なのだ。
と言う結論に至る。
イヤイヤ、至らなければならない。ただでさえ『75歳になれば死ね』って言われる国なんだからね。大日本帝国は。
そして、結論として、ここに出ている俳優さんがカッコ良いとか、綺麗とは絶対に思えない。
申し訳ないが。
『くさいけど「愛してる」』を見るべし
SATC
女性4人でテーマがセックス
SATCですね
ジェーンホンダ、キャンディスバーゲン、ダイアンキートン
私が子どもの頃、彼女たちの映画を観てました
音楽もロキシーミュージック、ミートローフ、クラウディットハウス等
懐かしい80’s、90’sの音楽でその世代の人たちを楽しませてくれています
彼女たちの輝いている姿を見るだけで価値のある映画ですが、もう少しスパイスがあったらより良かったです
友達に会いたい
女性三人がどうしたこうしたっていうのは、よくあるけれど。
四人となると、まあ上へ下への賑やかさ。
40年以上読書を介しての、まあ女子会って感じ。
未亡人・経営者・判事・主婦。職業は違えど、集まればそんなの関係ない。
英国官能小説(フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ)を読んで「目覚めた」四人。
そのそれぞれの反応・行動が、またそれぞれで面白い。
出会った男性が、パイロットで独身でアンディ・ガルシアなんて。
ダイアンずるいw(個人的やきもちです)。
随所に男性に対する愚痴やフレーズがあって。
・歳をとった男は、別な生き物
・男のせいで苦労する。
妙にツボりました。そうそうって。
楽しかったなあ。ちょっと胸キュンなシーンもあったし。
私にも長い付き合いの友達がいて、でもこのご時勢もあって2年以上あってない。
ああ、会いたいなあ。電話じゃない声が聞きたい、話しをしたい。
そんな思いが募りました。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「私の人生は終わってない」
ミートローフ
年を重ねた女性四人がブッククラブを通して学生時代からの友情を育み、それぞれ直面した恋愛事情に果敢に挑んでいく。
そこそこお金もあり、生き甲斐も持ち端から見れば満たされた人生。ある意味羨ましい。本を読んで何が、変わったという事も無いのだろうが、何故かいい男達が周りに現れて来る。まぁ映画だから。
これからの人生、謳歌出来たらいいですね。まぁ映画だから。
まぁなんて言ったら良いのか。
一人女優の名前分からず誰だろと思ってたら、なんとキャンディスバーゲン、歳を取っても綺麗だね。
女優陣に比べアンディガルシア、ドンジョンソンも健在。
出演者達の映画を見てきたから今回の作品も見たけど、内容も面白くないし、見なくて良い作品です。
ツベコベ言うな。キスだ、キス。
Shout up and kiss me
黙ってキスして。を、下品にしてみたら、ヤクザになったw
イメージ的には、ジェーン・フォンダとキャンディス・バーゲンは母親世代、ダイアン・キートン、メアリー・スティーンバージェンがお姉さん世代なんですけど。実年齢を調べるなんて野暮は無しでw
さすがにカチッとまとまってます。脚本に卒が有りません。言葉の使い方がうまいし大切にしてます。終盤は金言の連続です。
「その意味を理解するまでは、ただの"言葉"に過ぎない」なんて、年の功だよねー、と感心するばかりです。
にしてもですよ。このシニア世代になっても、「やる」だの「したい」だので、盛り上がるもんなんだすか?欧米人だから?我が国のシニアも、こうなの?アワワです。正直、引きます。映画の中の会話劇は面白かったけどw
愛ですよ。トドのつまりは。幾つになろうとも。
My youth is far behind from me,
but my heart is still alive.
Patric Moraz の歌の一節の様な物語り。
良かった。期待より遥かに。
おばさん達のラブコメディ
4人の熟女達が同じ本を読んで感想を語り合う会、ブッククラブで、1冊の官能小説を読んで感化され、大胆な行動をし出すラブコメディ作品。
ダイアン・キートン、ジェーン・フォンダ、キャンディス・バーゲン、メアリー・スティーンバージェンら豪華女優が共演し、各々恋する話。
2018年公開作品で、撮影がその前にだとしてもジェーンフォンダは80歳???で恋???凄すぎ!
他の3人も相当な熟女なのに、全くそんな感じには見えず、元気いっぱいで魅力的だった。
オバハンになったって恋はしたい
ダイアンキートンが好きで観た。
特別期待もしてなかったし、ありきたりのストーリーでも全然いいです。
ただ、たまにこういうのを観て、自分と照らし合わせたくなるだけなんですよね~
期待通りの楽しさ
キャストとストーリーからの想像を裏切らない楽しい映画だった。ダイアン・キートンは、今だにアニー・ホールの時のようなスタイルで相変わらず可愛いし、ジェーン・フォンダの勇姿をまた見られたのも、映画ファンにはありがたい。老いを笑いにもしながら、人生はまだまだ面白いと中高年の気分を明るくしてくれる映画。アンディ・ガルシアのようにカッコよくなくても、気持ちはダンディでありたい、とか思わせてくれる。
会えるといいなぁ
後半になるにつれて恋愛モードになって行ってしまい、前半のきわどい笑いが薄れてしまって残念。
せっかくの友情が最後に遠く離れてしまって残念。
年をとったからこそ友情と恋人を両方近くで手に入れて欲しかった。
面白かったです!
笑って泣けて切なくて
終盤に
ミートローフの曲で
タップダンスをするキャロル
そして粋な登場するブルース
泣けたな〜
バイアグラのくだりも
腹かかえてワロタ(爆笑)
女性って強い
あそこまでポジティブシンキング
アンディガルシアもかっこよかった!
卑猥な事言ってるのに上品な雰囲気の人達
美しい人を見るのが好きです。とくにベテラン女優陣の魅力満開ふうなこの作品は見ずにはいられなかった。
やはり、コミカルな場面とかキュンとするシーンを織り交ぜてやってくれました!
だいたい70歳くらいの女性達のイキイキした暮らしぶり!素敵!
45年くらい前からの恋愛遍歴を皆で把握し合ってるのは、コワイけど生きてく上で心強いね。
歳を重ねたあとの良いロールモデルになりそうな映画は、どんどんやって欲しい。
セックス
ハリウッドを代表する往年の女優スター4人が集まって、ブッククラブと言う名の下、課題の本を読み感想を述べ合う、いわばお茶会のようなものを舞台にそれぞれの人間模様を描いた本作品。
とはいうものの、出て来るワードはセックスばかり。余程日頃、欲求不満を抱えているのか、なにかしら下ネタに走るこの4人。もはや空気と化した夫婦間や、判事と言う立派な職業に就いているにもかかわらず出会いサイトに夢中になったりと4人のそれぞれのドラマが面白おかしく描かれてます。テーマは、いくつになっても恋をしていたいというところでしょうか。
女性はいつの時代もパワーがあります。
たくさん笑わせてもらった
ご存じの方は少ないと思うが、ジェーン・フォンダが主演した「バーバレラ」という映画がある。未来の宇宙を舞台のセクシーコメディというハリウッドのB級映画で、ヘンリー・フォンダの娘がこんな映画にでていたのかと驚くと思う。当時のスタイルのよさは特筆モノで、本作品でも衰えていない美しいプロポーションを披露している。流石である。
人間にとって性生活は死ぬまで悩ましいものである。その悩みは男女でかなり異なっている。男の悩みはまずポテンツと金だ。あとは病気の心配。女性の場合はかなりナイーブで、多少なりとも恋愛感情がなければ欲望に結びつかない。一方で女性はいざとなるとバルトリン氏腺を分泌して性器が傷つかないように守るように出来ている。売春婦という商売が成り立つのはそのためだ。
松坂桃李が主演した「娼年」という映画は女性に買われる男娼が主人公だった。主人公を買う女性客は、ただ淫乱な人やご無沙汰で女を取り戻したい人などだったが、いずれも十人並み以上の容貌で、主人公が勃起不全に陥ることはなかった。しかし場合によってはまるで勃たないことがある。たとえ相手が絶世の美女でも勃たないことがあるのだ。だから昔から男娼というのは相手が男の場合しか成立しなかった。しかし今ではバイアグラなどがあるから、女性相手の男娼も可能かもしれない。
本作品はアメリカ映画らしく性生活にオープンな裕福な高齢女性たちの喜怒哀楽を面白おかしく描いている。アメリカの病巣である差別や格差はとりあえず横に置いておく。大岡越前守が母親に女の性欲はいつまでかと聞くと黙って灰をかき回していたのを見て、肺になるまでなのだと納得したという逸話がある。本作品を見る限り、その話は本当だったという訳だ。
裕福だ、時間も余裕がある、多分身体の機能はまだ大丈夫だ、濡れるときは濡れる、勃起する男がいればなんとかなる、兎に角、自分はまだ女なのだ。自分たちの性欲を思い切り肯定し、遅ればせながらの青春を楽しもうとするのは非常に健康的で、なんとも逞しい限りである。たくさん笑わせてもらった。
老女が活躍する映画となると、ダイアン・キートンが常連のように出演する。「チア・アップ」や「ロンドン、人生はじめます」はとても面白かった。この人は眼鏡をかけた顔がキュートに見えるし、体型もそれほど崩れていないからいつでも主役を張れる。本人の努力もかなりあると思う。本作品でも宅配のピザを食べてブクブク太っている娘たちよりもよほど若々しく見えた。ジェーン・フォンダともども、当分は矍鑠(かくしゃく)としていてほしいものだ。
夢見る乙女?!
海外の映画って感じ。
人生の先輩方が、ワチャワチャしてるやつ。
学ぶところがあるから、こういうの好きなんだけど…
こちらからは、あまり学ぶことなかったかな。
ちょっと、夢見る乙女の妄想のような現実味のない出来事が多過ぎて。
旦那さまが、バイク飛ばしてダンスに駆けつけてきたシーンは、少しウルっとしたけど...。
まぁ、みなさん、おキレイでキュートさを保っている部分は見習わなきゃな。
みんな可愛い
「女の人はずっと同じことをやってるんだけど、若いときは『かわいいー!』と言われて、年をとると『オバサン』って言われるんですよ」と女性に言われたことがあって、「それは真理だ」とずっと思ってるんだけど、この作品を観てまたそう思ったね。
《ロンドン、人生はじめます》で「ダイアン・キートン可愛い!」と思ったんだけど、この作品でも可愛さは健在。メアリー・スティーンバージェンもすごい可愛い。
フランスの女優さんは、年をとっても可愛さを失わないと思ってたんだけど、ハリウッドでも出てきたんだな。
「若い頃から変わらないんだろうな」ってシーンもいいのね。ダイアン・キートンを迎えにきたアンディ・ガルシアをみんなできゃーきゃー言って見るところとか。「デートだ!」となると、みんなで集まってファッションの検討して楽しそう。
恋愛に臨むとき、男性だと、こういうのあんまりない気がする。女性はノウハウ共有して団体戦でくるのに、男性は孤独な戦いだね。
そして脚本がめっちゃいい。「こんな台詞よく思いつくな」っていうお洒落な台詞のやり取り。四人のキャラクターにあった四様の恋愛。四人について、出会い、盛り上がり、危機が来て、まとまるっていうのを、この尺で描いていって、破綻なくまとめるって、そうとう凄いと思ったよ。
古稀目前の女性の恋を描いて、近い年代の人が「よーし、自分も」と元気をもらうのは当然だけど、それ以外の人が観ても、四人が色々やるのを楽しく観れて良い作品だと思ったよ。
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