たった一度の歌

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たった一度の歌

解説

埼玉県本庄市を舞台に、人生の後半戦を迎え、ままならない人生に対するあきらめや、とうの昔に封印した夢、かつての友情への戸惑いなど、さまざまな感情を抱いた人々の姿を、4人の人物の視点から描いた物語。市役所に勤める肇は、桜祭りの準備に追われていた。祭り当日は、町の出身の大物歌手・後藤田を迎え、地元の青年合唱団とジョイントライブを行う予定でいた。そんな祭りの前日、肇のかつての親友で、後藤田のモノマネ歌手として細々と生活している紀彦が、町に帰ってくるのだが……。映画の中で重要な役割を担う劇中歌を、シンガーソングライターの川江美奈子、中西圭三らが手がけた。出演は高橋和也、岡田浩暉、小林綾子ら。高橋は1人2役を担当。

2018年製作/104分/G/日本
配給:TBSビジョン
劇場公開日:2018年8月24日

スタッフ・キャスト

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(C)2018 映画「たった一度の歌」製作委員会

映画レビュー

5.0🍀胸に愛を刻まれる映画🍀

2018年9月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

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誤答田ウダ子

5.0音楽に彩られた美しい人生

2018年8月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

映画の始まりの、生命の力に溢れた高橋和也演じる紀彦の歌声は、その声に込められた思いが強く観るものに伝わる。

音楽は無形である。
形に残らない。
しかし心にはずっと生き続けている。
そこにそのメロディが実際耳に入り込み流れていなくても、思い出すたびに鮮明にそのメロディと歌声、息遣いさえを感じることができる。

若き情熱は歳を重ねても冷めないもの
だが、多くの既成概念のせいで、
人間は歳相応の生き方をしなければならないと思ってしまう。

それが邪魔をして自分の生きたい生き方ができない人もいる。

しかし、ふと訪れた心踊る瞬間、または逆に、目を背けたくなる現実、過去に一瞬にして戻れるような出来事をきっかけに、人間は自分らしさを取り戻していく。

この映画は夢と挫折と再生がテーマである。

人間の普遍のテーマを美しい田園風景や変化し続ける川の流れが優しく包み込んでいる。

夢を追い続ける者、
夢の途中で自問しながら前向きに生きる者、
なんら変わりのない日常の中で、
新しい形で夢を応援する者、
過去の呪縛に捕らわれ続ける者、

そんな男たちがそれぞれの道を切り開いてまた歩き始める物語だ。

注目すべきは、物語は4人の男の視点で描かれていること。

何度も戻る時間の中に、登場人物の深い心情が、演じる俳優陣の表情や声に明確にそして自然に現れている。

「こういうことだったのか」
という明朗な驚きやシンパシーが、
何度も伝わり心に響く。

さらに彼らの人生に共通するのが
音楽なのだ。

コードチェンジの弦の音、
囁くように歌い出す声、
人生の縮図を彷彿とさせる
魂に満ち溢れた声、
鳥のさえずりの如く軽快な、
またしっかりと地面を張り巡らす
根の如く深く重厚な混声、
川のせせらぎのような鍵盤の音、

全てはそれぞれの人生を
美しく彩る音楽なのだ。

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milnln

5.0アラフィフのための映画

2018年8月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

人生後半戦に入った男たちの哀愁、疲れ、真面目さ、ガキさ、臆病さ、全てがツボりました。キャストも男闘呼組とTo be continuedと、若い頃は歌で頑張ってて続かなかったことを知ってる世代は感動もひとしおかと。クライマックスで歌う歌もなんかとっても懐かしいんです。CD売れてるらしいですがその理由がわかりました。高橋和也の二役も圧巻です。大人のための見応えある音楽映画、何でお台場でしかやってないの?

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ponta

5.0一日も早く全国公開を❗️

2018年8月26日
スマートフォンから投稿

残念ながらまだ観ることが出来ていません。まだ公開は関東の一部と東京お台場だけです。全国の映画ファンや音楽ファンが劇場での公開を待っています。

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Noboru