砂の城のレビュー・感想・評価
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終わらない…
米軍が破壊してしまった水道施設をイラクの危険地域でありながら、修復する任務を与えられた主人公マット達一行。直そうとするも人手が足りず、現地人を雇おうにも米軍の味方をすると報復が怖い現地人。ようやく雇っても、現地人は報復され、敵討ちに出ても仲間を殺されてしまう。終わらないのは水道施設修復ではなく、憎しみの負の連鎖。アメリカ側から描いた視点だが、現地側にも憎しみの理由があるはずだ。主人公はそもそも学費を稼ぐため従軍し、自ら手を負傷し、戦闘に逃げていたが、戦闘し、仲間を殺されたことで、ラストは戦地を離れるのを躊躇ってしまう。結局は帰還するのだが、そんな普通の感覚の人がこうして戦士になってしまう。どちらが善悪ではなく、戦争の恐ろしさを感じる。
細かい所の粗が目立つ
冒頭に出てくる味方の戦車がM60A1でエイブラムス何処いった感が半端ない。
そして持ってるM16は何故かアイアンサイトで中々弾が当たらない、サイトくらい持たしたれ。
なんでか隊に衛生兵が居ないのかは置いといて、負傷者にサルファ剤と止血剤くらいの初期治療くらいしたれ謎の放置で草も生えない。
ネトフリ映画のおすすめに出てきたけど、ネトフリ感満載でまぁつまらん。
事実に基づいた映画らしいが、何処がといった感じです。
これも戦地の現実
戦うことの意味
んー。
ストーリーとしては、これと言って特に…って感じでしょうか…。
青年の成長物語…と言うか。
元々は、好んで軍に入隊した訳ではなく、学費を稼ぐ為に入隊したけれど、死と隣り合わせの状況に置かれたり、同僚の死を目の当たりにしたことで 少しづつ感情が動いて行き、最後は立派な軍人になれた…とは言えないけれど、多くのことを学んで成長し帰国の途につく…。
ただ、危険とはいえ 恐らくチャチャッと終わらせて帰る予定だったポンプ場再建のミッションが思いの外長引き、米軍と親しくしているというだけで命を狙われてしまう地元民。
こんな所…本当に恐ろしいと思った。
戦うだけではなく、再建のお手伝いをしているのに銃撃されるとか…争いごとってヤだなーと改めて思う。
大尉役のヘンリー・カヴィルの、何事にも動じない精神力が凄いなと(笑)←役柄で…なんだけど(笑)。無敵な雰囲気醸し出してます(笑)。
久しぶりニコラス君!!
米軍が破壊した水道インフラの復旧がテーマなのかなと、初めはどうなるかと思いましたが、ただ侵略先で地元民にやられるというだけで、すぐ忘れてしまいそうな映画でした。日本では軍隊を駐留させてTPPやFTA等の植民地条約を秘密裏に通していますが、国民は無関心なのでイラク人の反応が正常で羨ましいです。
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