七つの会議のレビュー・感想・評価
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めっちゃおもろい
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ある会社の花形・営業一課の課長は愛之助だった。
が、不真面目過ぎる部下の萬斎に厳しく詰め寄ったことで左遷される。
何かおかしいと嗅ぎ回ってた別部署の2人も左遷される。
後釜の課長になった及川は、もうすぐ退職するOLと密かに調査に乗り出す。
結局分かったのは、愛之助が自社製品の部品として外注したネジの強度が弱いこと。
それは飛行機や電車にも使われており、リコールすれば大問題になる。
最初に気付いたのが萬斎で、3人が左遷された真の理由もその隠蔽のためだった。
萬斎は、2か月の内部調査の後、速やかにリコールすることを社長と約束してた。
でも社長は約束を破る。萬斎は親会社にこの事実を告げる。
そして親会社の絶対的存在である社長のもとで通称「御前会議」が行われる。
そこに参加した萬斎が、主犯が愛之助でなく社長だったことを暴露。
さらにそれが偉そうなカスの加賀(親会社の常務)の影響だったことも暴露。
しかし親会社の社長の決断は、この事実を公表しないことだった。
ついに萬斎は行政に内部告発、会社はほぼ解体される。
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いやー、面白い。時間が経つのを忘れる面白さやった。
萬斎はいい味出してたなあ。
でも評判の悪い萬斎が、実は正義感が強くて他人思いだったのはいいけど、
最後の方は正論を振りかざし過ぎな気がして来たわ。
見知らぬ人々とは言え人の命は確かに重要。
でもそのために最終的に内部告発までするってのはちょっと違わん?
クソ真面目な人間がするなら分かる、でもそんなキャラじゃないんよな。
OL役の朝倉あきって初めて知った女優やけど、白石麻衣に似てない?
最初は似てる別人と思ってたけど、だんだん本人に見えて来た。
池井戸潤ワールド
日曜劇場の池井戸潤作品に出演していた俳優を豪華に取り揃え、思わずニヤリとする映画。野村萬斎、香川照之、片岡愛之助、及川光博、春風亭翔太、世良公則、小泉孝太郎、北大路欣也と聞けば見たくなるでしょう。
そのままTVで放映しても視聴率が取れるでしょうね。
ダメなお荷物係長に野村萬斎。いつも昼寝ばっかりしているように見えて、実は、20年前のある事件が発覚して、逃げるようになったと。
ダメ社員を飛ばそうと画策する社員たちが、皆、急な人事異動で飛ばされていく様子が痛快。内情がわかってからは、証拠固めと黒幕探しで二転三転。まさに日曜劇場の世界が2時間程で楽しめちゃう。
リアルな視点でみれば突っ込みだらけでしょうが、そこは日曜劇場のドラマと思えばご愛敬。もはや歌舞伎の世界のような大見得を楽しむべし。
見る人全員が思い当たる節があるような映画
緻密なストーリーで徐々に明らかになっていく黒幕の存在。
探偵モノを見ている気分になりました。
役者もピカ一な者ばかり。香川照之、片岡愛之助、野村萬斎 演技が上手いだけでなく所作がキレイで見ていて気分良かった。
オリラジの演技も上手かった。
ビジネスをするうえで、命に関わる偽装をしている会社は多くないと思うが、顧客に対し誇張をしたり不要なものを売りつけている会社はほぼ全ての会社にあてはまると思う。
そんな人がみると胸が痛くなると思う。
そんなことはどうでもいいという人間が成績を残し、上に立つ。
そりゃ、不正はなくならないわけだ。
どの会議を足すと7つになるのか?
そんなことは、どーでも良いが
面白かったです。
コンプライアンス意識の高い今だと有り得ないかと思いますが、2000年頃迄なら、そこいら中の会社でやってたような気がします。
良い時代になった気がします。
狂言師と歌舞伎役者たちの演技対決。野村萬斎の前半のぐうたらぶりと 後半の正義漢のギャップに違和感はある。
動画配信で映画「七つの会議」を見た。
劇場公開日:2019年2月1日
2019年製作/119分/G/日本
配給:東宝
野村萬斎
香川照之
及川光博
片岡愛之助
音尾琢真
藤森慎吾
朝倉あき
岡田浩暉
木下ほうか
吉田羊
土屋太鳳
小泉孝太郎
溝端淳平
春風亭昇太
立川談春
勝村政信
世良公則
鹿賀丈史
橋爪功
北大路欣也
池井戸潤原作のものは
「下町ロケット」
「半沢直樹」
「陸王」
「ルーズヴェルト・ゲーム」
「空飛ぶタイヤ」
「アキラとあきら」
などいろいろ見たが、
この映画はちょっと異色かもしれない。
野村萬斎は都内にある中堅メーカーの一見ぐうたら社員。
飄々としていて得体が知れない。
社員たちは激烈なノルマに日々追われていた。
営業一課の片岡愛之助は野村萬斎からパワハラで訴えられて
左遷されてしまう。
しかし何かがおかしい。
元課長は左遷されただけでなく軟禁状態にあるらしい。
何かが起こっている。
それは何なのか?
狂言師と歌舞伎役者たちの演技対決。
朝倉あきという女優ははじめて見た気がする。
が、「かぐや姫の物語」の主演女優らしい。
これはかなり好きな作品だ。
いい女優さんだと思った。
鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也
会社の重役3人が3人ともワルだった。
香川照之は池井戸潤作品の中では全部同じ人に見えてしまう。
野村萬斎の前半のぐうたらぶりと
後半の正義漢のギャップに違和感はある。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
原作とは別物と思った方がいいかな。
ずいぶん前にこの映画を見てたのですが、
本屋で文庫本を見かけて、原作はどうなんだろうと
気になって読んでみました。
で、小説はとてもおもしろかったのですが、
「あれ、こんな話だったっけ」となったので、
再び映画をビデオで見て、その感想です。
う〜ん、この映画も好きなんですけど、
原作を描ききれていないという印象ですね。
7つのストーリー(会議)が重なって
1つの話になるという構成なので、
映像にすると時間的に無理があるんでしょうね。
ドラマ化の方が、うまくいったんじゃないかな。
でも、別物と考えてこの映画を見ると、
なかなかいい作品だと感じました。
池井戸ドラマでお馴染みの俳優がズラリ。
顔で演技する人たちのぶつかり合いが見ものです。
日本社会のブラックなところが暴かれてる
お堅そうな内容かと思いきや、面白かったです。最後の八角の言葉が印象的でした。自分の健康を削いでまで上司の言いなりになったり、人の命よりも企業存続を優先したり、不正の隠蔽が起こりやすい日本社会の体質を目の当たりにしました。令和において、こういうブラックな企業は古いかもですが、確かに不正は今後も無くならないかもと思った。
会議って
八角万年係長役の野村萬斎と、北川営業部長の香川照之、そして原島課長の及川光博の鬼気迫る演技で、どんどん作品に引き込まれていきました。
それ以外のキャラクターもそれぞれの立場が映像化されてて、日本企業特有の企業体質やサラリーマン像が見事に描かれていたように感じました。
7つとはどの会議?
2022年10月15日
映画 #七つの会議 (2018年)鑑賞
#池井戸潤 原作、#野村萬斎 主演の企業小説
#香川照之、#及川光博、#片岡愛之助、#北大路欣也、#木下ほうか、#小泉孝太郎、#吉田羊、#赤井英和、#朝倉あき、#土屋太鳳、#春風亭昇太、#立川談春、#橋爪功
#半沢直樹 班と #下町ロケット 班に分けよ
経済活動を行う上で、リスクと責任を取ることの大切さを学ぶことができる映画です。
現代の世の中の風潮を示しているかのような映画です。
香川照之、野村萬斎など、豪華キャストの共演により、かなり見応えのあるものとなっています。
パワハラ、モラハラ、偽装、見て見ぬふり、隠蔽、不倫、鬱 etc
会社組織には、たくさんの課題が存在していたりします。
会社経営をしていく上で、原価低減や営業活動は必要な要素です。
ただし、数字にのみフォーカスしすぎて、経済活動にモラルが欠けると大きな問題になりうることもあります。
その問題の範囲はどの規模まで広がるのか?
そして、その責任は誰が取るのか?
自分が当事者だったら、どのような選択と行動をとるのか?
その選択は健全か?不健全か?
とても考えさせられる深い映画です。
素直になれた!
お仕事シリーズ!
池井戸節でがんばります!
会社は信用信頼で成り立っています。
そこに笑顔があります。
人のせいにしたりせず、間違えは認め反省し、誠実に感謝の念を抱いて、お仕事をしたいと思いました。
ドーナツ屋さんの女性の役柄は、個人的にすごく共感が持てました。
会社に認められず、辞める前に1つ成し遂げたい。
諦めず、がんばろうと思いました!
上役はどの方も共感は出来ませんでした。
現場は汗水たらして、今日もがんばっています!
野村萬斎の声が渋くて良かったです!
不正はいつかバレる
トップが不誠実だといくら頑張っても正義は潰されてしまう。どうしようもなく最後はリークで不正を正すしかない。どんな場所でも正義が報われる社会であってほしい。野村萬斎さんの迫力の演技に引き込まれる。声の出し方も他の俳優さんと違う。いつか舞台で本業も見たい。
どうした福澤克雄
先日見た「祈りの幕が下りる時」の演出に、心打たれて視聴。
どうした、福澤克雄。
そもそも原作がおもしろくないのでしょうか。
それにしても最期のナレーター演出は好みでない。
初めのワクワク感はたまらないが、話が平凡すぎて面白くないです。
「半沢直樹」を彷彿させる豪華なキャストも使い損・・・。
シリアス路線かコミカル路線か収集のつかない茶番。
語られない「七つの会議」の意味。
少しがっかりしました。
池井戸潤さん
池井戸潤を家族に推されて見た作品のひとつ
半沢直樹と同じようなキャストに演出
あのキャストで別の作品が観たいならぜひ
前半は激しい演出で魅せて
後半は少し大人しいけど丸くおさまるのが面白い
最後の野村萬斎のセリフが営業職の人や、
企業人にはどう感じるのだろうか
池井戸作品にお馴染みのキャストに加えて、野村萬斎独特のキャラ。 転...
池井戸作品にお馴染みのキャストに加えて、野村萬斎独特のキャラ。
転換も変わらずの倍返し。終盤、野村萬斎の人間臭い感じが良かったと思う。
居眠りの時間!
サラリーマンの悲哀と架空の会社グループ全体の闇の物語です。
何となく見始めたのですが、引き込まれました。
僕もサラリーマンですが、ここまで真剣に仕事に打ち込んでたら人生変わってたかも?とか、もう僕は定年まで10年しかないのですが、明日からは命を賭けて働いてみようかな?とか思ったり、でも、僕も必死に働いてきてストレスから脳卒中発症して重度の半身マヒの身体障害者になってしまった自分は仕事にはそれなりに打ち込んできたのかもしれないです。兎に角、人生損得無しに正直に正しく生きていきたくなる映画に感じました。
僕の会社は厳密と透明を中心に置いてる会社であることは幸せです。
日曜劇場オールスター感謝祭。
「日曜劇場」×池井戸作品シリーズを手掛けてきた監督の福澤克雄と
プロデューサーの伊與田英徳らのスタッフが参加して作られた作品だけあって
キャストも主演の野村萬斎さん以外は日曜劇場常連の方々ばかりです。
■一昔前のブラック企業
舞台はパワハラがはびこる完全なブラック企業の中堅の電機メーカー。
追い込まれるミッチーを見てると、こちらもえずきそうになるw
■隠しきれない狂言師
野村萬斎さんの、なんだか超個性的で笑い方とか胡散臭い感じがもうねww
■絶妙なライン
野村萬斎さんも香川照之さんの「それ以上やるとただのギャグだよ」ラインの
ギリギリを攻めた、絶妙な演技が観てて面白かったw
■映画にするほどでもなかった
正直、映画館でお金払ってまで観る価値はなかったんじゃないかな。
特別ドラマ枠でも十分であったと思う。
地上波放送待ってて良かったw
■半沢直樹好きにお勧め
個人的には半沢直樹の方が遥かに面白いんですけどね。
2019年の映画で、まだ最近なんですよね。
今でこそコンプライアンスやら働き方改革なんて企業も増えてきてますが
まだまだ日本にはこういう会社たっくさんあると思う。
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