「良き時代」マイ・ジェネレーション ロンドンをぶっとばせ! fmimiさんの映画レビュー(感想・評価)
良き時代
最近本当に、60年代〜70年代の回顧的なの多い気がする。
若者がパワーをもった、自由になった(と錯覚した)し、無秩序感、全体的な盛り上がりも、半端ない感があったんだろうな、と。
その時代に青春時代を生きた身近な人たちの逸話からも、彼ら自身がその時代を、楽しかったと回顧するだけではなく、誇りに思ってるのが感じられていたが、この映画みると、改めて、あー世界中でそうなんだな、と。
世界的に、新しい音楽、反戦反体制運動、そしてドラッグ……などな が一気に盛り上がって、まさに若者の時代到来!、という機運を彼ら自身が感じてたんだな。
苦笑しつつも、羨ましい、と正直思う。
私たちの世代(40代半ば前後)は、語るべきことはあっても、その時代がほんとに楽しかった逸話、バブル時代のような狂った逸話はない。
ただネット時代の幕開けだったな、ということか…
上から下まで、なんだかみんな熱に浮かされたよつな狂騒に巻き込まれる、ような時代感覚てのは、なかなかないもんじゃないかなと思う。
しかし、マイケル・ケインも、この世代だったんだな。
そこが意外。
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