フォルトゥナの瞳のレビュー・感想・評価
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運命って残酷だな
原作未読。神木隆之介さん&有村架純さんのファンというのとストーリーが面白そうだったので鑑賞しました。
ストーリー
主人公の木山(神木さん)は、6歳の時に両親を飛行機事故で亡くし、それからは仕事のみに生きるようになっていた。
ある日、死が目前に迫った人が透けて見えるようになったため運命が一変します。
某携帯ショップで出会った葵(有村さん)と付き合い始め、穏やかな日々を送っていましたが…。
木山が、死期の近い人を助け、運命を変えるとその代償として心臓発作を起こしてしまうという非情な状態に。
愛する人を助けるために木山が奔走する姿はかっこ良かったし、陰気な感じだった木山が葵との出会いにより変わってく姿は見ごたえがありました。
葵のある台詞とラストの場面は、涙腺が崩壊しました。
p.s
志尊君は、最初、超イヤーなやつでしたがあることを機に神木さんと良い関係になっていました。
DAIGOさんは、普段のウィッシュしてる姿ではなくきちんと悪い奴でした。小物感が否めませんが…。
斉藤由貴さん&時任三郎さんは、神木さんを見守る夫婦を見事に演じていました。
この二人が出てくるときは、安心します。
もし自分に、愛する人の運命が見えたら…。実際は辛すぎると思います。
衝撃のラストとかいうハードルあげ
名探偵コナンくんばりにやたらと人が死ぬ世界ですが
ストーリー展開はやい割りに
おいてけぼりにはならず
ちゃんと内容濃くて
不自然さなく
感情移入でき話にもついていける
結構フォルトゥナの瞳の動機付けとか
ルールとか色々説明必要なわけで
さすがな脚本。
ちょいちょい有村架純さんの言動とか
不思議に感じてはいたけれど
ちゃんと伏線で回収したのは気持ちよかった
もうちょい動機付け欲しかったけど
最後警察必要あった?
あれ、なんのために登場させたのかな?
主演2人の演技は素晴らしく
志尊淳の更生スピードもはやく笑
なかなかたのしめました
けどやっぱ衝撃のラストとか
宣伝文句で言うの良くない
やっぱ期待しちゃうしハードルあげてるだけな気がします。
素敵映画でしたけどね。
命の深みとは
原作のエピソードから大分端折っていますが、基本愛する人への愛の深さをどう表現していくかと言うことですね。
命は永遠ではないが、自分の命を賭して守るものとはなにか、その愛をどう表現したらよいのか等々、考えさせる物語です。
☆☆☆★★ ああだ!こうだ!と色々。 勿論映画化は知っていた。それ...
☆☆☆★★
ああだ!こうだ!と色々。
勿論映画化は知っていた。それでも原作を読む気には今ひとつなれなかった。
それはひとえに、原作者である百田尚樹の発言する言葉で有ったり。考え方等に、どうしても共感が出来ない面が多かった。これまでに映画化された何本かの作品も、やはりどうしても読む気にはなれなかった。
だから今回も原作を読まずに映画化された作品を観ようと思っていたのだが…。
なにぶんにも、通勤時の手持ちぶたさ感が勝ってしまい、思い切って読んでみた。
…って事で原作読了済み。
率直に原作を読んだ素直な感想としては…。
滅茶苦茶面白かった。何だよこれ本当に百田尚樹本人が書いたのか?一気に読んじゃったじゃないの!最近読んだ中では抜群に面白かった…ってのが正直な意見。
先ずは原作を読んだ上での感想。
原作では、主人公の童貞感が半端ない(実は童貞ではない)んだけど。まあ!それはどうでもいいところ。
この主人公である慎一郎が、《自分の幸せ》を選択するか。(自分の周辺世界の)《社会の平和》を選択するかで揺れ動く心もようが、読んでいて共感出来るところが面白い。
但し、多少の問題点も有って。例えば、最後に起こる(だろう)大災害の引き金になる元同僚の金田。
ここは、原作通りだと《バタフライエフェクト》による影響…で有るのを、原作の中盤に登場する医師の黒川によって説明がなされてはいるのだが。それを理解しつつも、ちょっとだけ都合が良すぎる感じがしないでもない。
ましてや、原作を読まずに映画を観た人に。この《バタフライエフェクト》を、はっきりと伝えるのは少し難しいのでは…と。
更に言えば。その黒川の話が、原作では途中で無くなってしまうところ。
読者には、黒川がどの様な立場に立っていたのか?は、なんとなく理解出来る様に描写されてはいたが。映画化された際には、これにも多少の説明が必要になって来る筈だし。何よりも恋人の葵が、(結果的に)慎一郎との関係どころか、周りの状況にさえ目を背けてしまった…と分かる真相は、かなり複雑な心境に陥る。
原作では、葵は慎一郎との愛の型を選ぶ…かに見せ。最終的には新たに近い将来に訪れるであろう愛の型を選んだのだろう。文章で語る原作だと「あゝそうだったのか〜!」となるのだが。これが映像化されスクリーンで展開される映画となった場合には。おそらく多くの観客が、葵の取る行動に嫌悪感を感じてしまわないか?ちょっと心配になってしまう。
何故その【力】が備わってしまったのか?を含めて、一見して純粋な愛の型を見せながら。底辺に潜む、恐ろしい女の抜け目の無さの話は。デートムービーとして観に来たカップルの心をゾワゾワとさせるのが眼に浮かぶ。
真理子の転落人生なんかを知ってしまっては尚更に…。
以下、映画を観ての感想。
これはもう、原作を読んでいる人と。映画化だけを観た人での温度差に大きな違いが出るのは間違いないですね。とにかくここまで変更しますか〜。
細かな変更は数多いのですが。最終的に180度真逆な話になっているのには。別の意味で驚きました( ゚д゚)
原作を読んでいる人の方が、最後の展開に驚いてしまうかもしれない。逆の意味で!
映画が始まるのは、原作の中盤にあたる葵との出会い頃から。
慎一郎が何故【その能力】を身に付けたのか?は、原作とは違い。飛行機事故で生死の境を経験し、異常な能力を備わった事になっていた。
これは過去にも、『フィアレス』や『アンブレイカブル』等でも描かれていた事から。何となく理解は出来るかな?…と言ったところですが。原作同様に、何故この時期に?の説明は無い。
とりあえず納得して欲しい…と言ったところでしょうか?
原作前半から慎一郎の周辺で起こる幾つかの出来事。
バイク事故の男。(葵との出会い後に自動車事故へ変更)
タクシー運転手。
公園の子供。
ビアガーデンの女。
ベンツ車のオーナー夫婦。(宇津井へ変更)
駅のホーム(黒川との出会い)
天才パティシエ。
遠藤と金田の揉め事(葵との出会い後に変更)等。
幾つかのエピソードは、尺の関係からかカットされていたり。葵との出会い後に、型を変えて変更されている。
例えば、ベンツのオーナー夫婦の事故死は。宇津井と金田の舎弟の松山を併せた話へ…と。
その中でも、事務員の美津子との話で出て来る《死神》の話。それに、黒川が慎一郎に語る《バタフライエフェクト》の話は、原作を読んでいて1番面白く感じる部分なのですが。これをカットしてしまっている為、揉め事から《死ぬ運命》に有った遠藤を助けた事で。いずれ引き起こされてしまう列車事故へと至る《バタフライエフェクト》が、普通に起こる事故へと変化してしまってしまい。人の運命に関わる事は【神の領域】へ踏み込む事になる…と言う。原作に於ける黒川の忠告が、ないがしろにされてしまい。ちょっと残念なところ。
ただ、少し考えたのならば。それもこれも、三木孝浩監督がこの題材のメガホンを取った…って事で、全てを納得するしか無いんでしょうね。
今では、恋愛映画の旗手…と言えば、真っ先に名前の挙がる監督さんですから。
若者の純粋な恋愛話でも有り。ハナっからデートムービーとして企画されており、この原作から恋愛映画を製作するのならば。こう撮るのは至極当然と言えるのでしょう。
多分、私も。原作を読んでいなかったのならば。この純粋な恋愛映画を「流石三木監督!」と思ったと思います。
だが…。
この原作の凄いのは!悔しいけれど。(百田尚樹本人に「悔しいって何だよ!」…と言われそうだが)純粋な男の恋愛話と思わせながら、最後の数ページで一気にホラー話へと変化するところ。
つまり…。
【純粋な男の恋愛を。自分の身の安全の為ならば、平気で踏み台にする恐ろしい女の話】
なのだから。
ラストを普通の恋愛話にした事で、デートムービーとして成立したものの。原作通りに撮った場合に起こるであろう、素直に泣こうと思って観に行ったら。最後に気まずい想いを味わう数多くのカップルの姿…それはちょっとだけ見たかったかもなあ〜…と(-_-)
2019年2月17日 イオンシネマ板橋/スクリーン2
『ぼく明日』の三木監督
私、三木孝浩監督の『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』が大好きなんですよ。
それでですね、私の考える『ぼく明日』の特徴の一つに、ネタバレしていても楽しめる、寧ろ愛美の秘密を知っている方が楽しめるっていうのがあると思うんです。
それで、ハマると何度もリピートしたくなる。
そしてですね、この『フォルトゥナの瞳』も基本の流れは似ているんですよね。
秘密を持った彼女、そしてラストの彼女目線の振り返り。
だけど、この作品はもう一回観たくはなりませんでした。
秘密を抱えた葵を演じた有村さん、良かったです。程よく秘密を匂わす感じで。
神木さんの慎一郎も苦悩を抱えて生きている感じが出ていて良かったです。
そしてこの二人、相性良く見えるんですよね。
多分、私はこの二人をもっとじっくり見たかったのだと思います。
慎一郎の生い立ち上しょうがないのですが、人の命や運命を扱うシーンが多く、二人の恋愛の部分が薄く感じてしまいました。
もうこれは、個人の感じ方次第なんでしょうけど。
デートシーンは相変わらず素敵ですよね、三木監督。
ガラス細工を覗き込むとこなんか、『ぼく明日』思い出しちゃいました。
だからこそ、もっと二人の心の動きを見たかったかな。
私が拾い切れてないのも、あるんでしょうけど。
神木さん、有村さんで、もう少し登場人物の少ないラブストーリーを見てみたいな。
とてもピュアな映画
フォルトゥナの瞳を観てきました。
運命は自分の辿ってきた道筋だと思っているリアリスト系の人間なのでちょっと茶化し気分で鑑賞した結果…泣いた泣いた
とてもピュアな映画です
他人の死が見える青年とそれにより命を救われた女性の運命の物語。映像も美しく慎一郎と葵の恋愛も非常に微笑ましくて2人の関係を心の底から応援してしまいました
でも幸せな時間は長く続かない
葵の過去はなんとなく想像できてたけどまさかあんな覚悟をもっていたなんて…だからこそ慎ちゃんと葵が笑顔でいられるエンディングが観たかった。
運命とは自分の選択の結果だと思っているけど慎一郎と葵の出逢いは決められた運命だと信じたい。
葵の運命が幸せに導かれると信じて
結構好きです
泣ける、と謳われている事を聞いてしまったので構えてしまって逆に泣けないかも、、、と思っていましたが、まんまとボロ泣きでした。
前半は木山くん(神木くん)と葵(架純ちゃん)のデートなどホッコリしました。何となく飛行機事故で助けられなかった(と思っていた)女の子が実は葵だったんじゃないかな〜って途中から思っていましたが、まさか。
葵と2人で考えて話し合っていたら、違う方法もあったのかなって思いますが、なんとも切ない結末でした。木山くんが優しすぎた。葵が辛すぎるかなと思いました。自分がこの能力持ってたら、、、ととっても考えさせられた映画でした。
主演の二人が綺麗で眼福でした!
先走り過ぎだよ?ちょ、ちょっと待って!
どうしても、そっち(恋愛ファンタジー)へ持って行きたいんだ。三木孝浩監督らしく、百田原作の主題は残しつつ、泣ける話にはなっているので、見ても後悔は無いけれど。
ただし、原作主題が恋愛色でべた塗りされて希薄になってる具合には、少し苦言も言いたくなります。気になるところは二点。以下、原作・映画のダブルネタバレ大会です。
一つ目。主題に関わります。
原作の葵の行動。フォルトゥナの瞳を持っていた葵は慎一郎に、他人の命を救うよりも自分と一緒に生きて欲しいと願いますが、積極的な言動で慎一郎を止めようとはしません。二人の関係が深まって行けば、慎一郎は考えを変えてくれるのではないかと言う期待を持っていたのでしょうが、二人が結ばれた夜、葵を抱く慎一郎の姿が完全に透き通ってしまったことに絶望します。
映画では、自分が運命を受け入れて慎一郎を救おうとします。つまりは自発的に行動を起こします。
主題の元になるのは、フォルトゥナの瞳を持つ三人の行動と考え方の相違です。自己犠牲を厭わない慎一郎。自らの命だけは差し出せないと考えた(原作では、結果的に彼は死ぬ)黒川。自己への危害を避け積極的な言動をしなかった葵。対照的な葵と慎一郎が恋愛関係を結ぶ事で生まれる、運命を変える事への問題提起。
「他人の運命を変える事が出来る。ただし自分の命(財産)と引き換えだ」。フォルトゥナの瞳のような特殊な能力がなくても、私たちの日々の生活の中には、そんな要素が山ほど隠されている。「あなた達は、そこでどのような選択をしますか?していますか?それを考えたことはありますか?」と言う問いかけが原作の主題。私たちの大部分の人間の代表が「葵」だと思う。救いの無いラストに、読者は葵を責められるのか。擁護のしようがあるのか。そこが主題を考えるための発火点となる、哀しく深い、百田尚樹らしい作品です。
慎一郎と葵が、共に互いを思い行動した事で対比が消失し、恋愛色が濃ゆくなってしまっているのは残念です。
二つ目は慎一郎の手紙。
原作は、こうです。慎一郎が死んだ日の午後、速達で葵に届けられたクリスマスカードには「ずっと言えなかった言葉を言うね」と書かれています。「あの夜、慎一郎さんは愛してるって言ったのよ。そんな大事なことを覚えていないなんて」と葵はいぶかしがりますが、すぐに慎一郎の真意を悟り、同時に自分がしてしまったことの意味を悟り、涙を流します。
クリスマスカードが書かれたのは、慎一郎と葵が結ばれる夜の前。投函されたのは後です。カードの言葉は、あたかも時間を巻き戻したかの様に書かれています。あの夜の事など無かったかの様に。慎一郎の真意は「あの夜の事は忘れ、無かったことにして、幸せになってくれ」です。葵の涙には二つの意味があります。一つは慎一郎の優しさへの涙。もう一つは「慎一郎は私と結ばれることで思い残す事が無くなり、死の覚悟を決めたのだ」という自責の念からの涙。
基本、救いの無いラスト。
映画では、「ずっと言えなかった言葉を言うね」は同じですが、葵の反応は、「(愛してるの言葉も無しに私を抱いたの?) 先走り過ぎだよ」と来る。葵の笑顔が最後の救いになります。
このオチは原作通りにして欲しかった。切に。原作ファンとしては、これだけは、やるせないかなぁ。
いずれにしても、三木孝浩らしい映画でした。
これって、"逆デスノート"なのね
まずもって神木隆之介の"ラブストーリー"ということ自体が新鮮。
多くの作品で主演を務めながら、なんとなくいつも"奥手"なイメージの役柄ばかり。相手役は有村架純。今回もやっぱり奥手の青年ではあるのだが、「3月のライオン」(2017)で義理の姉弟、"零(神木隆之介)と香子(有村架純)"のビミョーな関係だった2人が、結ばれる設定に勝手に喜んだりして・・・。
しかも監督は、恋愛映画のスペシャリスト、三木孝浩監督(「ソラニン」、「僕等がいた」、「ぼくは明日:昨日のきみとデートする」等)で、泣けるドラマの手腕を見せてくれるはず。
幼い頃の事故以降、人の死の運命が見えてしまう"フォルトゥナの瞳"を持ってしまった青年・慎一郎(神木)が、愛する恋人・葵(有村)の"死の運命"に立ち向かう姿を描く。
原作は、百田尚樹の同名小説。原作では主人公の幼い頃の経験が"単なる火災"だったが、映画は御巣鷹山の日航機墜落事故(1985年)を想像させる出来事に置き換えられている。また舞台も、横浜から神戸周辺に変更され、これはクライマックスで巻き込まれる出来事を、"JR福知山線脱線事故"(2005年)に結びつけるような設定だ。
"同じ主人公がそんなに死傷事故ばかりに遭遇しない"という虚構を正当化するための設定変更だと思うが、観客の世代によっては、嫌な記憶を呼び起こすだけで、こんなリアリティはいらない。原作のままでも観客には十分、想像力はある。
"フォルトゥナの瞳"を持つ主人公の慎一郎は、死期に直面した人間が透けて見えてしまう。そしてその運命を変えるような関わりを持つと、自身の寿命が縮まる。
助けた相手との命が入れ替わるという設定は、古典落語の「死神」である。また慎一郎が心臓発作を起こす様子は、これって、"逆デスノート"なのね。
「デスノート」(2006)で、正義と愛の履き違えをした夜神月との違いは、肉親や恋人の命までも奪ってしまうのに対して、愛する者の生命を守ることで、自己犠牲を厭わない、"無償の愛"。
「デスノート」の正反対で伏線を構築すると、こんなストーリーができてしまう。ところがオチが読めそうで読めない。意外な新事実にア然とする。これもアリか(デスノートもそうだったし)。
時任三郎、斉藤由貴、志尊淳など共演者もしっかり演技を支える。DAIGOが、"DAIGO臭さ"を出していないのも新鮮。こんな演技もできるんだ。普段がキャラ作りなのか。
(2019/2/15/TOHOシネマズ日比谷/シネスコ)
典型的なお涙頂戴もの
予告通りって感じ。
スピード感がない。まったり。途中飽きました笑
思ったこと…
⚪︎神木隆之介の走ってるシーンの、フォームがひでぇ。
⚪︎幼稚園に電話してましたが、今の時代それだけで家が特定されるんですね…怖い怖い。
⚪︎回想シーン多すぎる。またかよって感じ。
⚪︎志尊淳良いキャラ出してました!すごい!
⚪︎神木隆之介がイケメンだったから良かったけど、ブスだったら最初の大事な話があるってシーン、犯罪でしたよ笑
まさか近所のauに@@!!!!
劇中auショップに勤めてる有村架純ちゃんの可愛さは過去作含めて最強かも!?
auショップって何処も同じような造りで親近感あるって思ったら・・・
店から5分のいつも行ってる甲子園南店がロケ地でしたww
そういや去年、そんな噂を聞いたような気がする。
死期が近い人は、透けて見える目を持つ青年の物語
この能力辛すぎる・・・
あの先生も見た目満身創痍風で疲れてたし、ああ言いつつ・・・
木山と葵の出会いには必然性がありラストへと一気にスパートする。
ラストは、そういう事やったら・・・もっと切なくなりました。
保育園の電話の着信履歴から辿ったのか!?でも殺害予告ではないし・・・
何故!?彼女は、木山に真実を明かさなかったのか!?
釈然としない部分やツッコミ所満載ながら切ない物語でした。
BGMも良かったです〜☆4.2
感動した
なんか実際にはありえない設定で、
あまり期待してなかっただけに
予想以上に感動するラブストーリーでおもしろかった。
神木隆之介くんと有村架純ちゃんの演じる
カップルがなんかとても微笑ましくてよかった。
けど最後の有村架純ちゃんを追いかけるシーンの
警察のくだりは少し無理があるなと思ったし、
ただかすみちゃんを追いかける感じで
なくてもよかったんじゃないかなと思った。
最後の有村架純も、っていう展開には
気づかなかったので驚いたし、
語りのシーンは感動しました。
もう一回見てもいいなと思える作品です。
力を持つには優しすぎた
2019年2作目。TOHOにて。
予告編で気になって鑑賞。最後に女性側の視点で振り返るところはキミスイを思い浮かべた。
未来なんか視えても幸福にはなれないことは多いが、これはある意味幸せなのか。誰にも知られない、喝采もされないと諭されたが、それでも大切な人を守れ、その記憶に残ることができるなんて、すごく幸せなのではなかろうか。
本格的にネタバレ。
葵もまた瞳を持つことはうすうす気付いた。さすがにあの子とまでは思わなかったのは、生き残りは彼だけだとミスリードさせられたから。というか、女の子なのか大人なのかいまいちわからなかったのも理由のひとつ。
あの言葉(弱い)は私のこと、というあたりでなんとなく。ふと彼に向ける表情でなんとなく分からせられる。
関係ない他人のことでも悩み、傷つき、最後にはすべてを投げ出してしまう彼は一番この力を持ってはいけなかった。
最後に…有村架純、ずいぶん丸くなった?
葵はなぜ気づかなかったの?バカなの?
ある日、人の運命を知ることができるようになった慎一郎とその能力によって命を救われた葵。
運命がわかる能力によって出会ったふたりは、まさに運命の出会いだったのかもしれません。
過去の飛行機事故で出会っていたふたり。
救えなかったと思っていた女の子が葵だったこと。
そしてその事故で身につけた能力は葵にもあったこと。
その事実を告げなかった葵。
見ていてキュンキュンしてしまうふたりの恋。
それを見ているからこそ、儚く哀しい結末。
最後に慎一郎は自分の命を顧みず、大勢を助けるという選択をします。
その中には葵も入っていました。
同時に葵にも慎一郎が死んでしまうことがわかっていました。
だからこそ、沖縄旅行という嘘までついて、事故から葵を助ようとした慎一郎。
慎一郎が死んでしまう原因が沖縄旅行にあると勘違いして行かなかった葵。
だから当日になって旅行には行けないと言い出して。
何としても事故を防がなくてはいけなくなった慎一郎。
事故を防ぎ、大切な人と大勢を救って命を落としました。
でも納得出来ないのは、葵の行動。
なんで葵はあの日電車に乗ったの?
慎一郎と同じ能力があるなら、電車に乗ったら危ないことがわかるはずだよね?
バカなの?
慎一郎が事故のことを話せば、運命変えることになるから、葵には話さなかったの?
でも死んじゃったじゃん。
葵が事故のことに気づいて、電車を降りて慎一郎を止めていればあんな結末にはならなかったんじゃないかな…
ふたりだけでも幸せになれたはず。
慎一郎が死んじゃうにしても、葵が気づかないのはおかしい。
なんだこれ。
そんなことより有村架純ちゃんめっちゃ可愛かったからいいや。
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