「百田尚樹渾身の恋愛映画」フォルトゥナの瞳 tanikamaさんの映画レビュー(感想・評価)
百田尚樹渾身の恋愛映画
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小説既読ですが、2時間があっというまに感じるほど楽しめました。
百田尚樹の恋愛物は、輝く夜の小説があまりにも駄作だったので、あまり期待できなかったのですが、いい意味で裏切られました。
小説を読んだときは、ラストで葵がフォルトナの瞳を持っていることが明らかになったとき、唐突感と違和感を感じていたのですが、改めて映画になって見ると、確かに葵が持っているストーリーに納得でした
消極的だけど素直な主人公慎一郎が、葛藤を抱えながらも、人を助けたい気持ちを抑えきれていない様子も、健気で感動できます。
電車を止めるという行動まで起こさせたのが、慎一郎のどうしても彼女を助けたいという必死の気持ちで、観ているこっちにまで気持ちが伝わってくるようで、泣けるラストでした。
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