「ちゃんとSHIROBAKOでした。」劇場版 SHIROBAKO しかさんの映画レビュー(感想・評価)
ちゃんとSHIROBAKOでした。
テレビ版が面白すぎてこれほど劇場版を楽しみにしてた作品は過去無かったんじゃないかと。
ですが期待しすぎた分少し物足りない感じもありましたがトータル的にしっかりSHIROBAKOを楽しませてくれたので個人的には満足しています。
★良かったところ
テレビ版その後を描いた物語だったので、あの後こんなことがあったんだなぁと追加エピソードを見られた感じで良かった。
テレビ版ではやさぐれていたあのキャラがものすごく丸なられていて好感が持てた、というか笑えた。この4年の間に一体どんなことがあったんだろうかと想像する楽しさがありました。
おいちゃんが相変わらず頑張っていた。若いのに度胸があって行動的で頑張り屋でいい子やなと。結婚してくれ!!
これぞSHIROBAKOというキャラクター達の会話キャッチボールが相変わらず心地よかった。何度か普通に声出して笑ってました。
■悪かったところ
ミュージカルシーンが長い・・・正直ダレてます。あれをいくらか減らしてキャラクター同士のやり取りを増やした方がいいのになと思いました。しつこいくらいどうでも良い歌と映像が流れます。
せっかくたくさんのキャラクターが出てるのに一人一人の掘り下げが出来てない。勿体無いですよねみんないいキャラなのに。
テレビ版と比べると盛り上がりに欠ける。
テレビ版が良すぎたのでやはり物足りなさを感じました。かなり困難なことに立ち向かっていたはずなのに意外とあっさり問題をクリアしてしまいラストの方は、あれ?もう作品完成しちゃったの?という感じでした。尺が短いので仕方ないのかもしれませんが・・・。
それでも個人的には合格ラインギリギリかなと。手放しに面白かった!!という劇場版SHIROBAKOを期待してたので少しだけ残念です。
でもまぁファンとしては4年も経って大好きな作品の続きが見られただけでも大感謝です!ありがとうSHIROBAKO!
てか今回の鍋ピーまじなんもしてなくなくなくない?(笑)