劇場公開日 2019年8月30日

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「商人たちからの借金や、農民に転出する藩士の説得など 多くの難問を確実にこなし春之介は大業を成そうとしていた。 たよりなかった春之介が成長していくさまが心地いい。 終盤には胸が熱くなる場面がある。」引っ越し大名! ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0商人たちからの借金や、農民に転出する藩士の説得など 多くの難問を確実にこなし春之介は大業を成そうとしていた。 たよりなかった春之介が成長していくさまが心地いい。 終盤には胸が熱くなる場面がある。

2024年9月8日
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動画配信で映画「引っ越し大名!」を見た。

2019年製作/120分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2019年8月30日

星野源
高橋一生
高畑充希
小澤征悦
濱田岳
西村まさ彦
松重豊
及川光博
富田靖子
山内圭哉

犬童一心監督と言えば「のぼうの城」(2012)を見たことがある。

松平直矩は実在の人物で、生涯に7回もの国替えをさせられ、
“引っ越し大名”と呼ばれた。

国替えとは領地を別の場所に移すことである。
自らの意志ではなく多くは幕府からの命令である。

松平直矩(及川光博)は将軍の側近、柳沢吉保(向井理)と
些細なことで諍いになる。

徳川綱吉に重用されてい吉保は直矩を恨み、
直矩の国替えを進言した。

元々、財政の苦しい姫路藩が石高を減らされ、
国替えは過酷な作業になると予想された。

誰もやりたがらない引っ越し奉行を命じられたのは、
他人と交流せず書物ばかり読んでいる春之介(星野源)だった。

国替えに関して何の経験も知見もなかった春之介だったが、

多くの書物を呼んだ知識や人柄や勇気でだんだんと人心を掌握することになる。

商人たちからの借金や、農民に転出する藩士の説得など
多くの難問を確実にこなし春之介は大業を成そうとしていた。

たよりなかった春之介が成長していくさまが心地いい。

終盤には胸が熱くなる場面がある。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック