天国でまた会おうのレビュー・感想・評価
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今年の最高の一本になるかも
今年劇場観賞52本目の作品ですが、今の時点で今年最高の一本になるかも。それほど心に残る映画でした。
一人の男の回想から始まる映画。戦場で上官の卑劣な命令で負傷した男たちの戦後の生きざまを描く。
戦争はみんなを不幸にする❗
星🌟🌟🌟🌟 予告編が良かったので観たのですが…凄く良かったです❗脚本や演技によっては暗くなりそうな内容でしたがエドゥアール役のナウエルベレーズビスカヤートと監督兼アルベール役のアルベールデュボンデルが軽妙に演じていて明るくコミカルな作品に仕上げていて楽しめました❗思うに戦争さえなかったら犯罪を犯すこともなく主役二人ともある程度は幸せな人生を遅れたのではないでしょうか?反戦映画のような気がします❗あとエドゥアールのラスト父とのシーンは感動してウルッと来てしまいました❗その後の展開は衝撃的でしたが…❗フランスの映画賞を獲ったのも分かる気がします❗良い映画でした❗
息子は、父に会いたくないと言って戦死を装った。
古きフランスの風情が漂う良作。冒頭のアルベールの尋問シーンから、朴訥とエドアールとのいきさつを話し出す。二人の出会いから、(おそらく)逮捕に至るまでの過程は、劇中で想像がつく。しかし、ではエドアールはどうしているのか?あふれる才能を父に認めてもらえず、パリに舞い戻ってから鬱屈した暮らしに明け暮れ、途方もない詐欺を企てた彼の今は?その思いだけが、観ている僕の思考を支配していた。
はたして、予想の範疇でありながら、それでもその時、とめどなく涙が流れた。あの潤んだ瞳が忘れられない。復讐と和解は切り離すことのできないセットだったとしか思えないくらい切ない。そしてあのラストは、フランス人らしいエスプリが効いていた。
悲しく、美しく、痛快でもある物語
原作はピエール・ルメートルの小説で、彼は脚本にも参加している。未読ではあるが、ピエール・ルメートルのミステリらしさを押し出しつつも、戦争というものに人生を狂わされた者たちの悲しみと復讐が非常に魅力的に描かれている。
序盤の戦闘のシーンの息詰まる恐ろしさ。「死を好む」男に人生を狂わされる兵士たち。中盤に出てくるがまさに「戦争を愛した罪」である。
物語はやや人間関係が複雑(ミステリあるある)だが、表情豊かな仮面の数々と少女ルイーズの存在で、そこはかとなく楽しい。
語れないエドゥアール(ルイーズが代弁してくれるが)を演じるナウエル・ ペレーズ・ピスカヤートの演技がよい。顔の下半分を失ってほぼ仮面で台詞もほとんど発することができない状況で、目と動きだけで感情を表してみせる。彼がついに父親と対面するシーンの目...。
そしてややご都合主義ではないかと思える結末も、この物語には相応しいと思える。
ミステリらしく色々なところに伏線が仕掛けてあるのも楽しめた。
仮面の奥の瞳に引き込まれる
ナウエル・ペレーズ・ビスカヤートの演技が光ります。
映画はストーリーだけではなく、音楽も美術も大切なのだと教えてくれる作品です。
【新感覚】戦争映画×アイロニー
戦争映画のイメージを覆す、豪華絢爛な世界観。
富と名声を身にまとった権力者を狙う主人公の詐欺計画、というメインライン。
戦没者の上に立ち、戦争で稼ぐ“戦争成金”への風刺が作品全体で効いてる。
戦争成金へのアイロニーは、現代的なアプローチとして確立されるかも。
悲しい話だったな。
オープニングから悲しいスタートで。自分ではどうにもならない運命があるんだなー、と。仮面みてるとちょっとしたファンタジー感があったけど結構ダークでした。
ラストは少しひかりがさしたみたいで良かっかな。
ピエール・ルメートルの原作中ではだいぶ大人しい作品。 上手く映像化...
ピエール・ルメートルの原作中ではだいぶ大人しい作品。
上手く映像化してると思いますが、原作同様あまり面白くはないかな。
カミーユ警部三部作の映画化が観たいです。
邦題が、好きです。
なんといっても主要人物の役者が皆さんセクシーで大変よろしい。 老若の男女を問わず、悪い人もね。 みんな目が美しい。 あと邦題いいですよね、邦題好きです。
失われたことを理解しつつ それでもなおもう一度逢いたいと思う人が誰にでもいるのではないでしょうか。
なにも死別じゃなくとも 別れにはいろんな形があるものです
その人への感情は 時間が経つにつれ変わっていくかもしれません -- 悲しかったり 悔しかったり、歯がゆかったり、謝罪したり 納得したり… また寂しかったりと
彼らの日々はふたりのためではなく すべては一方のためにあります 友から決して思いをかけられることなく 翻弄されてるとさえみえます。 恩があるゆえの献身と片付けるにはあまりに切ない
歪んだ関係のまま、ふたりはそれぞれに終焉にむかって進んでいきます。
ローラーコースターのような激動が過ぎ エンドロールの後で、残された人物の感情は 時間とともに少しばかり変化もみせながら、まさにこのタイトルどおり ゆっくり優しく押し寄せてくるものなのでしょうか
個人的に、例外的に、少女だけ可愛いとは思わなかったです、造作の良し悪しではなく・いやごめんなさい。 あの子なしで、おっさんふたりで筆談しとけや・とずっと思ってました。。 アレが仏版の純真無垢ってやつですかね。
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