こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
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気がついたら鹿野さんが好きになっていた!
いろんな問題を含んだ内容を、さらっとカラッと流してくれた鹿野さんとそのファミリー。
ただのわがままと思っていた鹿野さんが、話が進んでいくうちにとても深い人の部分がでてきて、涙なくして観れない良い映画でした。
俳優さんたちがみんなすごく良かったです。
渡辺真起子「介護役者」決定
「パーフェクト・レボリューション」を観る切っ掛けになった「37secands」。渡辺真起子は障がい者向けの娼婦として出てたので、今回もか⁉️と思ってたけど普通のヘルパーでしたね😅
でも今回で、渡辺真起子「介護役者」決定しました👍
毎度自分の友人の話ですが、彼も車いすで一人暮らししてますが寝る時以外は常にヘルパーが来てます。彼は優しいので鹿野ほどわがまま言いませんが、偶に「それ言うか⁉️」と思う頼みをヘルパーじゃない自分にしてきます。それはそれで、普段中々言えない頼みだったりするし、自分も毎日会うわけじゃないので許せたりします。
他の車いすの方と会ったこと有りますが、大体は鹿野みたいにヘルパーに「ごはん」「トイレ」「タバコ」とか一方的にヘルパーに命令してます。勿論今はそこに対価があり時間制限もあるので、双方納得の上で成り立つ関係ですが、
自分が思ったのは、5体満足な自分は普段から5体に命令を散々してるんだなと、5体を労ってあげたくなりました。
それをボランティアで賄うなんて驚きでしたが、一重に鹿野の魅力もあったからでしょう。
田中に「自分に正直に生きてるか?」と問える鹿野には羨ましさしかありませんでした。美咲がちょっと気持ちが揺さぶられるのも、そもそもあれだけ喧嘩したのにまたボランティアに参加したのも、鹿野の正直な生き方に魅力があったのでしょう。
鹿野靖明、一度会ってみたかった人でした。
身体が動かせないからこそ、大泉洋の演技の魅力が詰まってる気がします。泣き所もちゃんと用意してあるのも恐れ入りました🙇🏻♂️
それと高畑充希はロングが良いと思いました😅
人間力に惹かれた
ボランティア
よくまとまっているなぁ
筋ジストロフィーという筋肉がどんどん固まって動かなくなっていく病気を患う患者の役を、大泉洋さんが見事に演じておられます。
めちゃくちゃキャラの濃い、実際に存在した人間を演じるのって難しいだろうに、本当にユーモア溢れた脚本で最初から最後まで楽しませてもらいました。
ボランティアの方々の苦悩は実際たくさんあっただろうに、この作品の中ではほとんど描かれることがありませんでした。たぶん、そんな事を書く必要はないと製作者達がかんがえたのかなあ、、、
ボラを経験した者とそうでない者では、きっといろいろ価値観も感じ方も違うんだろうなと思いました。
横柄だなと感じる場面は正直ありましたが、そんな障害者がいてもいいじゃないかと笑い飛ばせる環境を作ってしまうボランティアの方々は本当に素晴らしいと思いました。
助けてあげているというよりも、やりたくてやってるという心が伝わってきました。
高畑みずきちゃんと三浦春馬くんのカップルの話も、作品を確実に面白くしてくれました。
まだまだ障害のある人に優しくない世の中ではありますが、障がい者、健常者と言う前に同じ人間ということをもっと私達が理解して、お互いにできることを丁寧に出来れば世の中は暮らしやすくなりそうな気がしました。
(そもそも健常者って言い方ね。なんかこれもちょっと考えものな気すらしてきた)
この作品を見て、勇気をもらったり、前向きになれる言葉をたくさん見つけました。鹿野さんの思いがもっともっと世の中に浸透してくれますように、、、
大泉洋さんのキャラクターがはまった感じで楽しかった。
実話なんて!
生き方を突きつけられる
鹿野さんになぜあんなに多くのボランティアが集まるのか…。正直、序盤では鹿野さんに魅力は感じなかった。筋ジストロフィーだからといって、健常者のように、何一つ我慢せず生きたいという理屈は分かるが、感謝の気持ちを感じなかった。
でも恋をして、鹿野さんもより人間性が高まったように思えた。残された人生を誠実に生きようとする姿勢には共感した。高畑充希にプロポーズしたことについては、鹿野さん自身に色々な葛藤もあったのではないかと思ったけど、そこに焦点を当てずにいたところで、自分的に深みを感じた。鹿野さんは、もしかしたらふられると分かっててプロポーズしたのではないか、と。
エンディングもよかった。
感動しますが。。。
これは観なきゃダメだよ
やはり大泉洋の芝居が光る
素敵な映画でした、ありがとう!
原作を本屋で見たとき目を引くタイトルから「どんな話なんだろう?」って手に取ったこと覚えてますが、そのままになっていました。映画化されたとき予告編の大泉さんの憎たらしさがこれまた抜群で絶対観ようと思いながらタイミングを逃してしまいWOWOWで録画したもので初めて鑑賞!いやぁ、よかったです。もっと早く観ればよかった!と後悔しかり。
最近の大泉洋さんの作品、ハズレなしで安定の領域に入りつつありますね。
お涙頂戴物ではなく実在した鹿野さんという方を見事に演じられていたんでしょうね?!
原作未読なので不確かではありますが、エンドロールにあった「没後10年以上経っても今も鹿野家の家族とボランティアの方々が交流されていることからも大泉さんの演じられた鹿野さんの不思議な魅力を推し量ることができます。
正直最初からタイトル通りのワガママ炸裂で映画ということを忘れて本気でムカついてしまい若干心配になりましたが、観終わってみるととても気持ちよくなれる映画でした。
大泉洋さんの役づくり、今の日本の映画界を牽引していると言っても過言ではないような!(ちょっと褒めすぎかも)
高畑充希さん、『植物図鑑』『DESTINY 鎌倉ものがたり』で素敵な女優さんだなぁ、って思いテレビドラマでも『同期のサクラ』など難しそうな役をうまく演じて頑張ってるな〜っていうイメージでしたが今作でもヒロインとして鹿野さんへの感情がだんだん変わっていく様を見事に演じられてました。
三浦春馬さんもカッコよさとは裏腹にちょっと情けない役どころをよく演じられたと思います。前にテレビのドキュメンタリーで役者を続けられるか悩んでた時期があったって言ってましたがそんな頃の感情が出てる役柄でしたね。
萩原聖人さん、最近の役どころの中ではいい人側で少し安心です。
それから渡辺真起子さん、色々な話題作でやはりいい味出してます。助演女優賞をあげたいです。
タイトルの『愛しき実話』はかえって逆効果のような気がします。観てみれば、実話じゃないと変な話でしょう。鹿野さんという方が実在したからこそ小説化、映画化できたストーリーに違いありませんから。
酷評されている方もごく僅かにいらっしゃいますが私には素敵な映画でした。
見るに耐えない
愛されキャラ
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