こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
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大泉洋さんってやっぱり面白い!
大泉洋さんのわがままな様子が、すごく面白い!
彼が障害者だいうのを一瞬忘れてしまいそうになるくらい、キャラの濃い人でした(笑)
彼みたいな人がいたら、普通にちょっと関わり合うの躊躇しちゃいそうだけど。
なんだかんだ人間味があって、温かいハートを持っている人だから、周りのみんなは彼を見捨てないのかも知れない。
始めは彼の理不尽な態度に打ちのめされる人が多いけど、徐々に打ち解ければみんな彼のことが大好きになる(笑)
彼の何がすごいって、何でもかんでも簡単に頼んじゃうところ。
普通、人は誰かにものを頼むのって遠慮するものだけど、彼の場合全くお構いなし。
次から次にあれやって、これやってって頼めるのってすごく心の強い人だと思う。
それに親の助けを一切借りずに、仲間の力だけでどうにかやり遂げようとする所もメンタルが強い!
ここまで徹底的に信念を貫いてやれる人って、なかなかいない。
だからこそ、周りの女性たちは彼をほっとおけないのかも…。
始めは嫌々ボランティアを始めた美咲ちゃんも、気がついたら彼の虜。
恋人の田中君そっちのけで、お世話に徹する姿が純粋に面白かったです。
医者を目指す田中君も、鹿野さんのおかげでもう一度、自分の将来を考えるきっかけを掴んだみたいだし。
なんだかんだ鹿野さんの力が、周りの大人たちを元気にさせてくれるから不思議。
やっぱり、人を惹きつけるパワーのある人は、周りの人も元気にする力を持っているのかも知れない。
そんなはちゃめちゃで力強い雰囲気の面白おじさんは、大泉洋さんがぴったり!
彼を取り巻いて流れる温かい雰囲気に心がほっこりさせられました。
高畑充希ちゃんも、三浦春馬さんもとても素敵な2人。
三浦春馬さんの爽やかな笑顔がもう見れないのが残念ですが…。
この映画を観れたことに感謝です!
予想外
実話をテーマにした作品
春馬くんが亡くなる前に見始めていたのだけど、オープニングすぐの鹿野さんのキャラクターと田中くんのなよっとした感じのキャラクターに観るのを止めていた。
亡くなってから3週間、
気づいたら春馬くんの作品は無意識に観ていた事に自分の中で気づいて呆然とした。
春馬くんの2018年の作品。
ここ最近の作品は命がテーマの作品が多いですね。
大泉洋さんの演技はとてもコミカルで病人とは思えなかったり周りを巻き込んだりキャラクター性が強くきっと撮影も楽しかっただろうなと思う。
春馬くんと高畑さんの恋愛事情も切なく最後まであとを引く。
モヤモヤした気持ちを病院の屋上で始めて吐露するシーンはとてもリアル感があって二人を抱きしめたくなった。
春馬くんが後半で泣く演技は本当に泣いているように感じてしまった。
自分に正直でありたい
人の手を借りなければ生きられない彼は、強がったり見栄を張ったりして生きることができない。強がったりしても、強がっているよというメッセージと共に相手に伝えている。つまり、強がれないことを受け入れているのですね。
自分の弱さを受け入れられるなんて、本当に強い人だと思う。彼に限らず、誰しも1人では生きられない。たくさんの人の手を借りて生きられているということを再確認させてもらいました。もっと謙虚であろうと。そして、彼のように、正直であろうと思いました。
亡くなった三浦さんは良い演技をしていた。彼の中に役と重なる部分があったのかもしれない。残念だ。このような良い作品を見せてくれたキャストの中の1人の彼に、感謝したい。
気がついたら鹿野さんが好きになっていた!
渡辺真起子「介護役者」決定
「パーフェクト・レボリューション」を観る切っ掛けになった「37secands」。渡辺真起子は障がい者向けの娼婦として出てたので、今回もか⁉️と思ってたけど普通のヘルパーでしたね😅
でも今回で、渡辺真起子「介護役者」決定しました👍
毎度自分の友人の話ですが、彼も車いすで一人暮らししてますが寝る時以外は常にヘルパーが来てます。彼は優しいので鹿野ほどわがまま言いませんが、偶に「それ言うか⁉️」と思う頼みをヘルパーじゃない自分にしてきます。それはそれで、普段中々言えない頼みだったりするし、自分も毎日会うわけじゃないので許せたりします。
他の車いすの方と会ったこと有りますが、大体は鹿野みたいにヘルパーに「ごはん」「トイレ」「タバコ」とか一方的にヘルパーに命令してます。勿論今はそこに対価があり時間制限もあるので、双方納得の上で成り立つ関係ですが、
自分が思ったのは、5体満足な自分は普段から5体に命令を散々してるんだなと、5体を労ってあげたくなりました。
それをボランティアで賄うなんて驚きでしたが、一重に鹿野の魅力もあったからでしょう。
田中に「自分に正直に生きてるか?」と問える鹿野には羨ましさしかありませんでした。美咲がちょっと気持ちが揺さぶられるのも、そもそもあれだけ喧嘩したのにまたボランティアに参加したのも、鹿野の正直な生き方に魅力があったのでしょう。
鹿野靖明、一度会ってみたかった人でした。
身体が動かせないからこそ、大泉洋の演技の魅力が詰まってる気がします。泣き所もちゃんと用意してあるのも恐れ入りました🙇🏻♂️
それと高畑充希はロングが良いと思いました😅
人間力に惹かれた
ボランティア
よくまとまっているなぁ
筋ジストロフィーという筋肉がどんどん固まって動かなくなっていく病気を患う患者の役を、大泉洋さんが見事に演じておられます。
めちゃくちゃキャラの濃い、実際に存在した人間を演じるのって難しいだろうに、本当にユーモア溢れた脚本で最初から最後まで楽しませてもらいました。
ボランティアの方々の苦悩は実際たくさんあっただろうに、この作品の中ではほとんど描かれることがありませんでした。たぶん、そんな事を書く必要はないと製作者達がかんがえたのかなあ、、、
ボラを経験した者とそうでない者では、きっといろいろ価値観も感じ方も違うんだろうなと思いました。
横柄だなと感じる場面は正直ありましたが、そんな障害者がいてもいいじゃないかと笑い飛ばせる環境を作ってしまうボランティアの方々は本当に素晴らしいと思いました。
助けてあげているというよりも、やりたくてやってるという心が伝わってきました。
高畑みずきちゃんと三浦春馬くんのカップルの話も、作品を確実に面白くしてくれました。
まだまだ障害のある人に優しくない世の中ではありますが、障がい者、健常者と言う前に同じ人間ということをもっと私達が理解して、お互いにできることを丁寧に出来れば世の中は暮らしやすくなりそうな気がしました。
(そもそも健常者って言い方ね。なんかこれもちょっと考えものな気すらしてきた)
この作品を見て、勇気をもらったり、前向きになれる言葉をたくさん見つけました。鹿野さんの思いがもっともっと世の中に浸透してくれますように、、、
大泉洋さんのキャラクターがはまった感じで楽しかった。
実話なんて!
生き方を突きつけられる
鹿野さんになぜあんなに多くのボランティアが集まるのか…。正直、序盤では鹿野さんに魅力は感じなかった。筋ジストロフィーだからといって、健常者のように、何一つ我慢せず生きたいという理屈は分かるが、感謝の気持ちを感じなかった。
でも恋をして、鹿野さんもより人間性が高まったように思えた。残された人生を誠実に生きようとする姿勢には共感した。高畑充希にプロポーズしたことについては、鹿野さん自身に色々な葛藤もあったのではないかと思ったけど、そこに焦点を当てずにいたところで、自分的に深みを感じた。鹿野さんは、もしかしたらふられると分かっててプロポーズしたのではないか、と。
エンディングもよかった。
感動しますが。。。
これは観なきゃダメだよ
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