こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価
全272件中、261~272件目を表示
在宅医療の勧め
お涙頂戴映画は嫌だなあと思っていたが、もう見る映画も無くなって仕方なしに観てみたが、それが案外出来が良かった。多分障害者の話だけでは見るに耐えられなかったと思うが、恋愛話を織り込んだのが良かったのであろう、だからこれは高畑充希の映画だと言っていいだろう。病院や福祉で働いていた経験があるだけに、病気自慢や障害自慢の人々にはうんざりだったけれども、当該者のキャラクターによれば愛される人もいるのだろう。病院で死ぬよりQLを重視したほうが患者にとっては幸せかもしれないが周りのものは大変だ。しかしこの映画は厚労省の思惑どおりに在宅医療を勧めるような話になっている。人間にとって生きるとは何だろうと考えさせられる作品でもあった。
鹿野さんはわがままだけど、勇気貰った。
「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」鑑賞。
*概要*
筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマ。
*主演*
大泉洋
高畑充希
三浦春馬
*感想*
やはり大泉洋の演技は天才だった。鹿野さんの話は全く知らなかったですし、あんなワガママで言い方が常に上から目線だし、ボランティアの人々はうんざり。(笑)
振り回されるんだけど、鹿野さんには夢があって、その夢を掴む為に障害があっても、看護師さんに刃向かってでも、一生懸命生きようと踏ん張り続ける所や大泉洋の演技か素晴らしかった!
確かに最初はワガママに腹が立ちましたが、彼なりの真っ直ぐな生き様が描かれてて、辛いとき前向きになれる勇気を貰いました。
気になった所は、話のテンポは悪くて、ボランティアの田中君と美咲との関係(特に田中君には感情移入ができず)は、ギクシャクしてたし、下ネタ多めで、思わず苦笑いしてしまいましたw でも、感動しました!
エンドロール後に実際の映像が流れるので、席を立たないように。。
時間は無限でなく有限
生き方とか考え方とか
色々考えさせられた。
メインキャスト3人はすごいと改めて
高畑充希のあの独特な空気感はなんなんだ
三浦春馬はやはりいい俳優さんだ
大泉洋はもう言わずもがな
個人的には中盤から泣いていた
ときおり笑いながら
てかなかなか死なないんだよな
なんかそんな感じの素振り見せるのに笑
(言葉悪くてすいません)
自分もすこしわがままにおもったこと
あきらめないでやってみようかなと
思えた素敵な映画でした。
2018年締めくくるには
バッチリな作品
鹿野さんの人間力よ
感動した!
あの中のボランティアの誰か一人にスポットを当てても良い映画ができそう。
鹿野さんの素直さと行動力と人柄があっての話やけど、なかなかあーいったボランティアてできないよ。
目の前の困ってて不自由にしてる人に手をさしのべたくなるのは当たり前のこと。
でも人間どこか損得を考えてしまうというか、、めんどくさい、時間がくう、なんか恥ずかしい、みたいな色んな損を思ってしまう。
ボランティアの人もきっとこういう気持ちになる時もあると思う。
でも鹿野さんを助けたくなるのは、やっぱり鹿野さんの人間力かな。ボラを家族にしちゃった、そう言い切った鹿野さんかっこよかったです。
生きようとする生命力には感服する
本作品、お正月映画、映画のタイトル、ポスター、大泉洋主演と言う事で、コメディを連想されると思いますが、本作品、決してコメディではありません。
要所要所、ユーモアを交えた台詞やシーンはありますが、お正月映画だからと思い切り笑おうと思って見に行くと、ちょっと肩透かしになるかな・・・・
この映画、実際に居た障害者の方と、その障害者の方を囲うボランティアさん達のお話で、正直、最初は、主人公の障害者の振る舞い戸惑い、周りで活躍されているボランティアの方にも、疑問が生じるのですが、話が進むにつれ、戸惑いが消え、思った事もない感情が湧き上がってきました。
本作品、一言で言えば、生きる事のヒント、生き方についてヒントと言えばいいですかね。
助け合って生きて行く事は、人間にしか出来ない事、障害者の方や、五体満足な方でも、生きる事に悩んでいる方に見て貰いたい作品でした。
主人公の生きようとする生命力、エネルギーには、感服するし、自身が持つ力をまだまだ出していない自分が恥ずかしくなりました。「金八先生」に出ていた高畑充希さん、久しぶりに見たんですが、今時の子の自然な演技が大変に良かった。
私的には、萩原聖人のあのような演技や役柄って見た事なかったので、ある意味衝撃でした。
久しぶりに元気な姿を見た竜雷太さんこそゴリさん、本作品、観て良かったな、大変に素晴らしい作品でした。
ひっさしぶりに泣いた〜
ワンワンでゎなくジンワリかと思いきや、どんどん泣きのパワーが強くなり、最後の方は鼻水詰まらせ嗚咽を抑えるのに必死…
大方のストーリーは予測できるのにこの泣きっぷりはひとえに鹿野さんの懐の深さによるもの。
1日1日を楽しみながら命懸けで生きるべきなのは何も筋ジスの人だけではない。人間誰もが精一杯に自分の命を燃やして生きるべき!
み〜んな〜!!!
生きてるか〜い??
と問いたくなるような映画。
いやーよかった(*´ω`*)
実話映画らしくエンドロール(の後)には本人映像もありました✨
愛しいワガママにハマる
面白かったです!!
大泉洋ちゃんが演じる鹿野さんの
愛おしいワガママにハマります!
大変な病気を患っててても
真っ直ぐで夢をあきらめない!
努力もする。患ってるからなのか?
と思いながらも
見てて清々しく元気が貰える
そんな作品です。
とても面白かった!!
どの年代にもオススメです。
人はひとりでは生きていけない
昨今神経質に扱われるADHDや心身障害、LGBTなどマイノリティーと多様性への理解といった問題をユーモアのなかで考えられる笑いあり涙ありの作品。
ハンデを抱えても信念を貫き通し生きた主人公とそれを取り巻く人々の気持ちや考え方の変化を通して、自分が社会に対してどのように感じ、接しているかを改めて見直せる。
ある芸人が言った。そういう人たちに「カミングアウト」と言わせること自体が偏見の現れである。「普通が何か」を問い続け、「それぞれの個性」に目を向けられるか。
それが強く楽しく生きられる秘訣で、平和へのみちすじかもしれない。
日本人は「人に迷惑をかけちゃダメ」と教えるが、インド人は「あなたも人に迷惑をかけるのだから、相手のことも許しなさい」と教えるそう。
それがすべてを物語っていると思う。
全272件中、261~272件目を表示