「切り拓く」こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 アツコさんの映画レビュー(感想・評価)
切り拓く
障がいがあっても無くても
親に頼らず自分の思うように生きたいと考えるのは
当然のこと。
バナナに限らず夜中にどうしても食べたいものがあれば
私はコンビニなどに買いに行くことでしょう。
(我慢することもありますが)
では,自分では行くことができない人は,
他人に頼ることを遠慮して諦めるべきなのでしょうか。
他人に迷惑をかけないように
自分のしたいことを何もかも諦めてしまうべきなのでしょうか。
『こんな夜更けにバナナかよ』のタイトルから
最初は,わがままな障がい者のお話かと思いました。
でも,映画を観ていくうちに
障がいのある鹿野さんも,
私たちと同じように
自分が思うように生きられる人生を送りたいと切に願って
社会や福祉,人の意識を変えていくことに
挑戦していたのではないかなと考えるようになりました。
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