「❇️史劇とエンタメバランスが絶妙に凄い映画。」1987、ある闘いの真実 シネマを喰らうさんの映画レビュー(感想・評価)
❇️史劇とエンタメバランスが絶妙に凄い映画。
1987、ある闘いの真実
1987年🇰🇷韓国
チョンドゥファン大統領政権下(北朝鮮問題重視)の中、警察署内で学生運動に参加していた大学生が死亡する事故が発生。
死因に疑問を持った地検(ハジョンウ兄貴)が真実を探る実話ベース+フィクションを足したストーリー
❇️史劇とエンタメバランスが絶妙に凄い映画。
◉85D点。
★彡2016年頃制作するにあたり、この当時大統領だったパククネ大統領絡みで、勇気を出して参加した映画関係者、そして俳優さんも凄い。大統領が逮捕され、奇跡的に映画化!
🌀力、拷問、隠蔽、賄賂など私利私欲の為の軍人政権は本当に恐ろしさが伝わった。
🟢私的感想。
1️⃣ハジョンウ(兄貴)が書類で人を叩くシーンが好き。★彡韓国映画度々見られる紙叩きシーン!
2️⃣大好きなハジョンウさんとキムユンソクさん!兄貴が二人もいて困ってしまう。
★彡毎度吹き替えで鑑賞するので声でわかるくらいです。良いんだこれが!
ユヘジンさんもいた!好き❤️
3️⃣お決まりのジャージャー麺!
★彡韓国映画に出てくるともはやテンションアップしてしまう!
4️⃣実話なのに絶妙な笑いとエンタメ的要素など盛り込まれ、全く飽きさせない!
★彡地検→マスコミ→看守→学生運動でバトンタッチしていく流れも良い。
5️⃣国民を動かした活動家の執念と勇気ある行動。★彡良く2017年頃のパクウネ大統領政権でこの映画作れたらと思うとタイミングと奇跡的です。
🫵👊👮🏻🧑🏻🎓👨🏻⚖️🤦🏻👟🪖📼📃📰💮🆚🆘
🈲ネタバレ保管記憶用
溺死の学生事故の原因は拷問。
ありとあらゆる所で隠蔽しようとする警察署長。軍人圧力で次の期間も大統領になりたいドンファン。
嘘の検死結果をマスコミにつたえる警察。
真実を伝えたい検事。
刑務所内の告発で拷問される男。
メモを搬送する親戚の娘。
政権は変わらないと諦めてい娘。
反対派運動の大学生幹部。
どんな事かあっても、拷問で亡くなった学生の死を無駄にしないと諦めないと娘に誓う幹部。
拷問の首謀者をなんとかマスコミに発表し、反対派運動を活発にするが、政府も軍隊を導入して、反対派の大学生幹部を催涙弾を直撃させ殺す。
国民が一丸となりデモを各地で広げる。
憎き警察は逮捕される。
🌀何故?こんな事?考察
1️⃣ソウルオリンピックが近く、次の任期を伸ばしたいドゥファン大統領の思考が原因?
2️⃣パクチョンウォン内務部治安本部対共捜査所長も脱北者だった事も悲しい韓国の歴史
3️⃣26年続いた軍事政権が終わる。市民がやっと勝ち取った。