「ラ・ラ・ランドよりゾンビーズ!」ゾンビーズ(2018) よんしんさんの映画レビュー(感想・評価)
ラ・ラ・ランドよりゾンビーズ!
コロナ自粛のおかげでディズニーシアターを利用するようになり、全く前知識なく観ました。
ゾンビものがまあまあ好きなもんで、ゾンビにあまり新しい設定や解釈を加えてほしくないと思っていたので本作を敬遠していました。
50年前にゾンビのアウトブレイクが起こった街の中に、普通の人々の住む地域と、壁を隔てて科学の発展により人を襲わなくなったゾンビたちの住む地域があり、差別されてきたゾンビたちが普通の人間の高校に通えるようになったところから物語が始まる、まるでディセンダントのゾンビ版のような世界観です。
もうとにかく歌うわ踊るわでビックリしました!
全編歌と音楽で進むジーザス・クライスト・スーパースターほどではありませんが、5分くらいドラマがあっていきなり歌いだして踊り始め、また5分ほどドラマ部分があって歌い始める、といった具合で、上映時間のうち半分は歌って踊ってるんじゃないかと感じるくらいです。
そしてダンスのクオリティがとても高い!
劇中、チアリーディング部の活動がメインにあるので当然チアまで入ってくるんですが、この役者兼ダンサー兼シンガーさんたちはこの作品のためにどんだけ練習したんだってくらいのダンスを見せてくれます。
ダンスのクオリティで言えば、あのハイスクールミュージカルも、あのディセンダントも優に超えています。
個人的には、オープニングのダンスだけすごくてあとは尻すぼみだった(曲は全部よかったけど)ラ・ラ・ランドよりもゾンビーズのほうがずっと面白かったです。
コメントする