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映画「性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々」 性別が、ない!インターセックス漫画家のクィアな日々
劇場公開日:2018年7月28日
解説
自分自身を「男性でも女性でもない何か」と認識して、自身の体に起きた体験をエッセイ漫画として発表しているインターセックス漫画家・新井祥の内面に迫るドキュメンタリー。30歳まで女性として暮らし、染色体検査でインターセックスと判明した新井祥。離婚も経験した新井は東京から名古屋へ転居し、専門学校の非常勤講師となる。そこでゲイの美少年こう君と出会い、アシスタントとなったこう君との同居生活をスタートさせる。出会いから10年を経て、こう君は漫画家デビューを果たし、自身がゲイであることをカミングアウトする。こう君との日常を中心に、新井と国内外のセクシュアル・マイノリティたちとの交遊を追っていく。
2018年製作/106分/日本
配給:オリオフィルムズ
スタッフ・キャスト
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2019年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
染色体検査でインターセックス、男でも女でもないことがわかった漫画家、新井祥に寄りそう。
もともとの肉体は女性で、結婚もするが、徐々に変化し、離婚、今はゲイの男性と同棲している。
LGBTは肉体と精神が姓を交差してしまうが、インターセックスはこれにもあてはまらない。
いろんな人たちが登場するが、外見を気にしても精神はみんな内向きのような気がした。
世はLGBTという表現で括ろうとしているが
既に、LGBTQ (クイア)やLGBTX(ジェンダーX)
という言葉が主流になっている
この映画はその当然の流れというか言葉を知らない人たちに
知らしめたという点では評価できるが
ただ、映画とは少し逸れるが、WHOやDSMでは
性自認を主流とする流れとなっており
未だに性同一性障害という言葉を使っている我が国は
世界の潮流からは周回遅れとなっている
性の同一性や自認で苦しんでいる人に
性別適合手術を受けないと、望む性になれない
ことは、メスでさらにこのような人たちを苦しめ
傷つけるという観点から、
新WHOやDSMのガイダンス改定
からは性同一性障害は消えている
SOGI(SOGIESC)という表現を国連は何年も前から使っており
詳しい人は、LGBTという陳腐化した言葉はもう使わない流れに
なってきている
尤も、英国でさえ、1960年代までは男性のゲイは
犯罪として取り締まりとなっていたということを知らない人は
実は多い。
身内ドーピングで点数あげるのやめましょう、ダメですこの映画