「モノクロなのにカラフル」COLD WAR あの歌、2つの心 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
モノクロなのにカラフル
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先にすっごく無粋なことを言っちゃいますが、ズーラとヴィクトルは、屋根がない古い教会(空襲でやけたんかな?)で、二人っきりで結婚して、致死量の薬を飲んだ、でええんですよね?オチは心中でよござんすね?
前述のオチ解釈が妥当なものであるならば、陳腐という意見も付け加えたいですが、オチ以外は大変よかったです。
ズーラたちの舞台衣装は当然モノクロなんですが、極彩色の衣装のように思えました。
街の風景でも、モノクロなのに昼間と夕方の空の色が違うように見えました。
腐れ縁の恋と、時代の制約とが、甘く苦く味わえました。
それでいて人物と距離を保った理性的な語り口で、好感をもちました。
ヴィクトルは亡命したんですよね?亡命している人が亡命先のフランス?からでてユーゴスラヴィアに舞台見にいくとか、あり得る?できる?とは思いました。
ほんでポーランドに強制送還?されて服役して、出所して、屋根のない教会へ行ったんでしたね。
社会主義体制と宗教ってどんな関係だったんでしょう。
ちょっと調べてみたくなりました。
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