劇場公開日 2019年3月22日

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ブラック・クランズマンのレビュー・感想・評価

全240件中、181~200件目を表示

3.5スパイク・リー監督の言いたかった事?

2019年3月28日
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鑑賞方法:映画館

笑える

単純

監督が怒っていたグリーン・ブックも見たが、響くという意味でどっちもどっちかなー。
トランプへの批判も入れたいのはわかるが・・

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Gen.

4.5最高の刑事もの

2019年3月28日
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普通に潜入捜査ドラマとしてハラハラドキドキさせてくれ、物語の芯がしっかりしている。
笑いもラブロマンスも盛り込まれ久しぶりに面白いと感じた。
そして、人種問題にありがちな偏った押し付けがましい思想はなく、平等で中立の立場を守って観る人に考えさせているところが一番の満足点でした。

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にこ

4.5序盤のクワメの演説シーン、話している内容は真面目だし、説教臭さもあ...

2019年3月27日
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序盤のクワメの演説シーン、話している内容は真面目だし、説教臭さもありますが、撮り方や演出によって非常に見やすかったです。また後半のブラックパンサーとKKKの集会の対比が印象的でした。KKK痛烈批判が強いながらも、激化していく黒人たちをも非難しています。対立しているだけではなにも解決しないのだ。

また、随所にコメディ要素もあり、潜入捜査官バディものとしても単純に面白く、ブラックスプロイテーション映画な仕上がりになっています。流石はアカデミー脚色賞受賞作品、エンターテイメント性も高い。

と思っていたら、ラストの怒涛のニュース映像に興醒めしました。"冷めた"のです。ドキュメンタリー映画や実際のニュースではなく、あくまで社会派エンターテイメントとして楽しんでいた分これには非常に堪えるものがありました。しかし、これには意味があると思いました。

本作でも扱われる「國民の創生」や「風と共に去りぬ」は黒人差別的な要素があり、白人至上主義を激化させました。しかし、これらはあたかも良い映画のように飾られ称されてきました。
映画に影響されることによって招かれた悲劇が現実にあるにも関わらず。

だからこそ本作のラストはある種のアンチテーゼとして、映画的ではなく、現実を突きつけているのだと思います。エンタメでは終わらない。好きとか面白いとかとはまた違う、歴史的意義のある作品でした。

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K-TA

3.0政治色濃い

2019年3月27日
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難しい

思っていたのとだいぶ違って、始終ピリッとした感じで疲れた。
ヒューマンものや実話ものは好きだけど、映画を娯楽として楽しむ派としては、ちょっと合わなかったかな。

あと、一昨年にもこの人種差別問題で暴動が起こっていたことに驚いた。…やっぱりトランプが大統領になったから?
アメリカファースト・白人至上主義のね。

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👘

2.5あまり

2019年3月27日
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面白くない映画でした。

何かを訴えたいなら、もっと別な手法で訴えれば良いのに。とゆー感想を持ちました。これは差別の映画ではなく、現政権に対する思いの詰まった映画かと。

そのせいか内容もどこか地に足のついていない感じで物事が進んでいってると感じました。

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ikurachan

2.0映画の続きは現実で

2019年3月27日
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鑑賞方法:映画館

KKKという団体について全く知らなかった。
カルト宗教的な覆面が気味悪い。B級ホラー映画に出てくる装束じゃんそれ。
白人が黒人を差別しているだけかと思いきや、肌の色は同じユダヤ人や女性への差別意識、職業差別の要素も取り入れた映画。

バリバリの黒人であるロンがゴリゴリの黒人差別発言をするギャップ、騙される側のやり取りはコミカルに描かれているけど、胸糞の悪さと不快感が常に付きまとう。
ユダヤ人であるフリップとKKKの直接のやり取りも同様。あまり笑えなかった。
KKKの主張も黒人集会の主張もかなり過激で引いてしまう。

ロンの同僚や直の上司がわりと暖かい空気を醸し出してくれていたことに安心した。
細かい方針の違いもあれど、何だかんだフラットに接してくれることが唯一の救い。
デュークとの電話でクスクス笑ってしまうの好き。
素性がバレそうになるギリギリのラインも多く、その度にフリップやロンの交わし方に感心しつつハラハラした。

KKKのメンバーとはいえその思考は足並み揃っているわけではないのが生々しい。
フェリックスのように分かりやすい過激派よりも、ウォルターやデュークのような一見理性的な人間の方が支持を集めやすくて恐ろしい。
いや過激派は命を奪いにかかってくるからそちらも非常に恐ろしい。嫌だ嫌だ。

意向も含みつつあくまでもエンタメとして味わいたい姿勢だった為か、正直映画としてはあまり楽しめず。
思ったよりずっと主張が強い映画だった。
独特のテンポに終始戸惑い、各人の行動に疑問も。
ロンの私情の挟み方は結構モヤモヤする。いやまあわかるけどさあ…。
フリップの警官としての行動にグッとくることを期待していたけど、一番観たかった所がバッサリ切られていたことにがっかり。

一連の出来事を経験してもなおすれ違う考え方に悲しくなる。
なんだか続きが気になる所で終わってしまうのかと思いきや、極端な現実に繋げてくる見せ方に驚愕。
絶望感が大きく、あまりにもやり切れない。
何故こうなるの、もっと個人レベルでゆっくり考えればいいのに何故一纏めにしてそこまで激しく憎めるの。

もういっそ何も知らなければ、記憶をリセットできれば、差別やそこから来る争いは無くなるんじゃないかとさえ思う。
白人と黒人、アーリア人にユダヤ人、コーカソイド、それぞれの人種間で何があったのか、人間の暗い歴史と凄惨な出来事を知り改めて「差別は悪いこと」と思うことも大事だとは思うが、そもそもそれを知ったことで差別思考に傾く人もいるんじゃないか。
人種に対しての意識は知識からくるものなんじゃないか。
例えばこの映画を観て過激な思想が生まれる人や、究極言うとKKKに入りたくなる人がいるんじゃないか。
なんて思ってしまうのも極端な考えなんだろうな。

日本人も現在進行形で近しい国の人間を差別して差別されて、それがいつ暴走するのかわからない。
もちろんアジア人全体への差別もあるし。
なんだかもう差別や争いについて考えることに疲れてしまった。
人の傷に寄り添い受け止めようとすることにも疲れたしどうしたって理解しきれない。

私自身の思考は曖昧でもあり極端でもあり、基本的に平和を望んでいるけど破滅主義的な部分もあり、いつ何かの拍子にテロリストになってしまう可能性も被害者になる可能性もあると思っているので、なんか色々と嫌な具合に刺激され刺されて苦しい。本当に嫌だ。
楽しいホラー映画を観てゲロゲロパーになって回復したい。

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KinA

4.0実話だから納得するしかない、事実だと

2019年3月27日
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単純

面白い。前半の展開がやや性急だが、結果130分であればしょうがないか。
いや、おばさんが何故そんなに黒人嫌いなのか?も含めてもう少し長くていいから、描き切って欲しかった。
もっと見たい、という意味で。

アメリカンギャングスター
キャッチミーイフユーキャン
運び屋
本作…アメリカの実話ものって面白い作品が多い
「バイス」が楽しみ

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HEAVENSGATE

4.5久しぶりのスパイク・リー ジョイント

2019年3月27日
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80年代のリー監督が帰って来た感が良い。
人種問題は映画の影響が多々あると表現しています。
映画人として、これからも頑張って貰いたいです!

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Osamu Sato

4.5喋り方を交流させることで生み出すユニティ

2019年3月27日
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「国民の創生」をバックにしたKKK演説の
ブラック・パンサー演説(黒人の喋り方)のグルーヴィさ。
黒人の喋り方のレクチャーでJBの歌詞を読ませるシーンが良かった。
それぞれの喋り方を交流させることで生み出すユニティ。
そして正しい発音で人を選別するレイシスト。アーラ(笑)
現代のトランプ支持者にも共通する要素を、KKKの描写に織り込み、
ラストの現実の差別デモ、ヘイトクライムの映像を入れてくる圧倒的なアクチュアリティ。

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jinmin

3.0実話ベースという事に驚く

2019年3月27日
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笑える

怖い

よく成功したなと。
テーマは重いがコメディ寄りで見易い。

主人公の心情、動機が判らず、序盤サラッと進んでいくのが残念。
二人一役しなければならない理由もあると良かった。

字幕でのカタカナ英語で理解できなかった単語があり、機会があれば見直したい。

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toosumi

3.0人種差別の薄い日本人には理解に苦しむな

2019年3月27日
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知的

難しい

しかし、毎度、この人種差別問題を取り上げた映画を見ると辛くなる。

本作品、スパイク・リーの最新作なのですが、スパイク・リーが「グリーンブック」を酷評していたので、本作品どんな作品なのか大変に興味がありましたが・・・・

まず、本作品に対しては、日本人的には理解が難しいかな・・・・「グリーンブック」の方は、お話もシンプルだったし、見てるこちらの方も簡単に受け入れられますが、本作品は、人種差別に関して、もっと理解と言うか、実際にアメリカに居てその当時を体感しないと受け入れがたいかな・・・

難しいと言うより、お話だけが淡々と続くだけで・・・私的には、本作品、ちょっと受け入れが難しかったな・・・・

しかし、なぜ、白人の人は、黒人を嫌うのか・・・・

俺なんか、チャックベリーもマイルスデイビスも大好きで、音楽もスポーツも黒人の方の才能に嫉妬する程だけどね・・・・

アメリカって国はチャンスの国や自由の国と言われるけど、別の見方をすると変な国だよね、肌の色なんか関係ないと思うのですが・・・・

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sally

4.5現代社会に向けて

2019年3月27日
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この大胆な発想の潜入捜査や、映画の人を食ったような演出を見てると、希望は捨ててはいけないというメッセージのような気がする。
以前、イギリスが国民投票で、欧州連合からの離脱を決めた時、分子生物学者の福岡伸一さんが、興味深いエッセイを残していた。
ヒトは、長い進化の末に唯一、遺伝子の呪縛から脱することに成功した生物だというものである。
以下は、その抜粋だ。

 「遺伝子の呪縛とは何か。それは、争え、奪え、縄張りを作れ、そして自分だけが増えよ、という利己的な命令である。これに対して、争うのではなく協力し、奪うのではなく分け与え、縄張りをなくして交流し、自分だけの利益を超えて共生すること、つまり遺伝子の束縛からの自由にこそ、新しい価値を見いだした初めての生命体がヒトなのである。言葉をかえていえば、種に奉仕するよりも、個と個を尊重する生命観」

福岡さんは、国境をなくして、人々の往来と交流を促進し、共存を目指したのがEUの理念であったはずで、それは遺伝子の束縛から一歩を踏み出した生命観にかなっていたと。
しかし、現状は残念だが、それほど心配していないとも言う。「押せば押し返し、沈めようとすれば浮かび上がる。そうして本来のバランスを求めるのが生命の動的平衡だから」と。
そして、「ヒトが、遺伝子を発見し、そこから脱することの価値に気づいたのも、そもそも遺伝子のなせるわざだとするのなら、遺伝子はもともとこう言っているのかもしれない。生命よ自由であれと」。

僕は、今僕たちは、揺れる振り子のような状態なのではないかと思う。
僕たちは完璧からは程遠い。
共生や個の尊重が進んでも取り残される人や疎外感はある。
そして、今は、それを修正しなくてはいけない時期なのではないかと思うのだ。
南北戦争後、更に時代が過ぎ、ルーサーキングの登場で人種差別は減ったが、この映画は、その少し後のことだろう。
これを経て、良くなったと思っても、現状のように、ナショナリズムや、レイシズム、白人至上主義、特定の宗教の原理主義があちこちに見られ、日本でもヘイトは消えていないし、右翼団体もある。
しかし、その背後にあるのが何なのか議論すると、自由主義に名を借りた、情報の独占化や、富の過度に不公平な分配などが良く言われるところだ。
では、どうしたら良いのか。
今、先進国を中心に世界では、情報の独占化や、不公正な利用、税を最小限にするための利益移転の問題を話し合うことなどが始まっている。
また、女性差別に対する国際社会の眼は厳しくなっているし、トランプの暴走を止めようとする声も大きさを増している(確かに、反対の声も大きいが)ように思う。
ついでに、世界のあちこちに残る貧困や、豊かな国の貧しい国に対する搾取など構造的暴力をどう解決するのかも話し合って欲しいが、確かに動きはあるのだ。
人間は動物とは違う。
感情に任せて、暴力に訴えずとも可能なことはたくさんある。
エンディングのKKKが十字架を焼く場面や、最近の暴力を伝える映像を見ると怒りも湧いてくる。
でも、暴力に暴力で対抗してもエスカレートするだけではないか。
何か方法はあるはずだ。
だから、僕は、遺伝子の呪縛から逃れた人間を信じたいし、自分自身も感情に揺さぶられそうになったら、逆に熟慮して行動することを心がけたいと思う。
生物進化論の学者ジャレド ダイアモンドが、「微生物や、絶滅した恐竜と同様に、ヒト(多分、進化の段階も含めた広義な意味でカタカナの「ヒト」を使っていると思います)が今ここにいることに意味はない。でも、ヒトはそれぞれ、どうして生きているのか意味を見出すことはできる」と言っていた。
そうなのだ。人間は、他者を滅亡させたりすることで自己が存続することより、個を尊重したり、共生することで栄えることを既に学んでいるのだ。
そうなのだ。

追伸。でも、アメリカの高校生の銃規制を求める勇気あるデモや素晴らしい演説を、見たり聞いたりしてたら、大人はちょっとだらしないなと思ったりもするが…。

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ワンコ

4.5kossykossyはKKです。ちなみにパム・グリア主演の映画は『コフィー』でした。

2019年3月27日
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 KKKを初めて知ったのは何の映画だったか覚えていないけど、アメリカ映画を観るにあたっては知っておかねばならない常識でもある。そんなおぞましい秘密結社KKKに潜入捜査する、実話をもとにした作品。コロラドスプリング警察署で初めての黒人刑事として採用されたロン・ストールワース。日々の資料係に嫌気がさすなか、ふとKKKの募集広告に電話してみることになった。そして潜入捜査の許可が下りるものの、KKKに直接黒人が面接を受けるわけにもいかないので、白人刑事のフリップとコンビを組んで潜入することになったのだ。ロンは電話応対のみで、フリップがロンの名を騙り直接行動に出るのだ。

 バレちゃまずいとハラハラさせる展開。また、フリップもユダヤ人だったために、ヒヤヒヤさせられる面白さ。KKKは白人至上主義者で、反ユダヤ、反共でもあるので、機嫌をとるのも大変な捜査。やがて、現役軍人がいることも判明し、黒人集会で爆破テロを起こす計画も露見するのだが・・・

 「ホロコーストなんてなかった」などとユダヤ人あぶり出しに躍起になるフェリックス。負けじと正体を隠そうと反論するフリップのシーンが好きだ。即座に思い出したのが「南京虐殺なんてなかった」と主張する人たち。まぁ、白人至上主義も日本人至上主義も根本は同じ。グローバルという言葉が好きでも、やがて増え続ける外国人労働者を差別するに違いない日本人の中の排外主義者。将来は日本でも起こりうることだと想像すると、他人事ではないのだ。

 爆弾を扱ったブラックコメディのようなクライマックス。ハッピーエンドかと思わせておいて、実は白人が迫害されるというシュールな未来予想図も描かれていたように思う。そして追い打ちをかけるようなラストの最近のドキュメンタリーが秀逸だった。もしや共同制作にマイケル・ムーアの名前があるんじゃないかと探したくらいです!「アメリカ・ファースト」という言葉が気持ち悪いくらいに響き、そして、群衆の中を走る車・・・夢に出てきそう。

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kossy

4.5とても面白かった

2019年3月26日
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長らく見ていなかった、久々のスパイクリー作品。差別問題に豪速球を投げ込み、尚且つ型を踏まえたエンタメと両立する独特の面白味は全然変わっていないように思う。アカデミー賞受賞を弾みにしてどんどん映画を撮って、どんどん日本で公開して欲しい。
主人公がルーキーのくせに先輩達に全く遠慮が無いのがおかしい。アダムドライバーが最高にカッコいい。スティーブ・ブシェーミも久々に見たのだが、好きな俳優だとしみじみ思った(と思っていたら、後日弟だと知ってビックリ。似過ぎ!)。署長、部長も含めた戯れあい、掛け合いがとても楽しくて、是非警察ものとして続編を作って欲しい。
KKKの連中や差別警官も、本気で胸糞が悪くなる演技で大したものだと思う。

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どんぐり

4.0よかった

2019年3月26日
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スパイクリー、最高

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shigeshigeshigeo

4.0分断

2019年3月26日
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知的

今のアメリカ社会に流れる空気。不寛容ともちょっと違う気がする。単純な利己主義でも割り切れない。分断の社会を煽るためにフェイクの応酬。そこには社会秩序も相手を慮る優しさも忘れて、ただ憎しみと欺瞞を増幅させる社会。映画の中の話ではなく、アメリカ社会が今、現実に直面している状況を遠く日本からも感じる。そして、世界中に飛び火中の「アメリカンファースト」。スパイク・リー監督が投げかけた問題。この映画で十分に立ち止まらせた。こんなんでいい訳ない。なんとか主義なんかもううんざりだ。

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にっしん

3.5人種隔離の燻りは未だ消えず

2019年3月26日
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笑える

知的

これは差別ではなく隔離
一方の排他主義に他方が呼応
双方の不寛容は高まり
狭間の壁は更に厚くなっていく。

このやるせない現実は
アメリカだけではなく
世界中のあらゆる地域に
今もって燻り続けている悲劇
さらにその火種を煽る政治家もいて。
せめて草の根だけでも
寄り添いたいものであるが。

ちなみにおいら的偏向アンテナでは
「風とともに去りぬ」は
マミーを観るための映画です。

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しげぴい

4.0日本人の感覚には合わない?

2019年3月26日
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悲しい

怖い

知的

なんやかやと予想よりも重たい映画、深い内容で非常に面白かった。映画としてもコメディー、サスペンス、アクション、ドキュメントの要素が次々と展開され圧倒された。また、黒人やユダヤ人へのヘイト言辞がどんどん繰り出され、英語をヒアリングしていると疲れた(^^;)。
人種差別批判あるいは反権力の姿勢を貫くスパイク・リーはやはり並みの監督ではない。
事前の予告編では何故かコメディータッチを強調して紹介されていたので、黒人と白人の警官コンビがドタバタやるのかと思って観にきていた観客が多かったのではないかと心配になった。
日本人にも偽KKKみたいな連中がいるが、よほどの事件でも犯さない限り一般媒体では可視化されないから、日本人には違和感の残る世界観だったのではないだろうか?
目を背け耳を塞ぎたくなるような事実が知らされず見逃されていく現実、日本にとっても本作品の描く日常はすでに始まっている。
映画に求められる要素は様々にあるだろうが、黒人差別や人種差別の問題はエンターテイメントでは描けない。予定調和的な融和やカタストロフィーもない。それが救いがたい現実であり、過去もおそらくこれからの未来も同じだろう。監督の一番伝えたかったメッセージはそこにあるのだろうと思う。
音楽も黒人音楽の中にさらりとEL&Pを使うなどセンスがあった。
そうはいっても、この作品で白人爺ちゃん達が選ぶオスカーは獲れなかっただろう。グリーンブックが穏当だったのだろうと思う。

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Sun East

3.0傑作かも

2019年3月26日
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確かにスパイクの近年の傑作でしょう。演出、脚本、主演の2人の演技もとても良かった。今までは黒人目線のメッセージが多かったが今回は黒人に対しても強いメッセージがあった。(ブラックパンサーでもありましたが)
でもちょっとポリコレは最近食傷気味で自分の中で変なフィルターがかかるのが残念。もう少し時間をおいて見るべきだった。
アダム ドライバーの進化が凄い。出る作品ごとにどんどん存在感が増している。

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マクラビン

2.0火に油

2019年3月26日
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寝られる

志の低い登場人物達をステレオタイプで描き、汚いセリフで埋め尽くし、ラストのニュース映像とは裏腹にヘイトを煽ってるように感じた。
こんなテーマこそユーモアとセンスが問われるのでは?

ストーリーの失速とバランスを欠いた表現にうんざり。

オスカー獲ってもこれでは、、、

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労働4号