「くわしいことはわかりませんが」ブラック・クランズマン maruさんの映画レビュー(感想・評価)
くわしいことはわかりませんが
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映画作りにあたり、一つ一つの構図へこだわり、エンターテインメントとして成り立たせる。
差別というテーマに、差別を気にしない白人・差別する白人を、差別される黒人を軸に、描かれる。『白人に向けた』映画なのかなと感じた。
「今も昔も変わんねーよおれらは・おめーらは」という痛烈な批判を感じた。
黒人の刑事が成り上がる、周りに認められることを周知させたいのではない。そんなメッセージをこめて監督が映画を描けば、「がんばればこうなれる」「認めてもらえる」という上から目線のメッセージに捉えられる場合がある。決してそんな成り上がり物語ではなく、ただ単に、今の現実を知らしめるための映画。書いてるうちに4→4.5→5になった。
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