「真面目だ」ブラック・クランズマン CBさんの映画レビュー(感想・評価)
真面目だ
cmからコメディタッチを予想してしまったので、その真面目さにびっくり。
白人至上主義集団KKKに潜入捜査する2人の刑事。身元がばれるのが先か、事件の未然防止が先かを、ドキドキしながら見守る映画。
KKKメンバーを演じた俳優の演技がとにかく上手い。こういう人たち、いそうと伝わってくる。白人至上主義に共感したら周りにも同じことを言う人がいて、その仲間の中でどんどん先鋭化していく人。なるほど、絶対トランプに投票するんだな、とわかる。
リー監督も(ちょっと古くさい)KKKを話題にして「あなたも彼らと同じになってないか?」と問いかけたいのかな。
緊張しながら見たのは予想外だったけれど、金払っただけの価値はある映画でした。
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